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(短編集)

大義 横浜みなとみらい署暴対係



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【この小説が収録されている参考書籍】
大義 横浜みなとみらい署暴対係 (徳間文庫)

大義 横浜みなとみらい署暴対係の評価: 3.75/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

「ハマの用心棒」の部下達の物語

横浜みなとみらい署暴対係シリーズ。本書は七つの短編集となっている。今野氏の、更に短編集なので物語の盛り上がりはほぼ無いと言っても過言ではない。

だからか、それぞれの作品を空いた時間にさくっと読むには最適な本。一つ一つの短編が、主人公「ハマの用心棒」の部下それぞれに焦点をあてている。後に刊行されるであろう横浜みなとみらい署暴対係シリーズの新作を読む際に、部下それぞれの役割を事前に学習するにはうってつけ。
大義 横浜みなとみらい署暴対係 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:大義 横浜みなとみらい署暴対係 (徳間文庫)より
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No.2:
(3pt)

みなとみらい署の雰囲気は伝わる

横浜みなとみらい署の面々が活躍する短編集。

諸橋と城島コンビが主ではあるが、暴対係のメンバーも含めて係の人間関係が伝わる内容。
事件の解決については、短編でもあるあっさりとした内容でさくさく読める。

地元のヤクザの描き方も含めて悪くはないが、読み応えという点ではもう一つ。
大義 横浜みなとみらい署暴対係 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:大義 横浜みなとみらい署暴対係 (徳間文庫)より
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No.1:
(3pt)

神奈川県警に肩入れ

先日、若い巡査2名が私を追いかけてきて職務質問を受けることになりました(笑)。日曜日の夕刻。東京都XX警察管内。サングラス、巡査の前を早足で通り抜けようとして、私が一人の巡査と目が合い、私が目をそらしたとのこと。ねめつけるわけにはいかない(笑)。その後、賢明な「係長」さんのお陰で特に事なきを得ましたが、かなり時間を取られました。警視庁・第九方面本部を忘れない(笑)。
 「大義 横浜みなとみらい署暴対係 」(今野敏 徳間書店)をサクッと読み終えました。「ハマ」の用心棒、諸橋と係長補佐・城島コンビによるスピンアウト短編、7篇が収録されています。

(1)タマ取り・・・テキヤがいなければ祭りが成立しなかった。ウェブ掲示板と暗殺計画。ちょっといい結末。
(2)謹慎・・・・・桜木町と伊勢佐木町。何のことはありませんが、これもちょっといい。
(3)やせ我慢・・・マルBと見分けがつかない刑事・浜崎。強面に必要なこと。
(4)内通・・・・・笹本監察官。報告・連絡・相談。自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを。日本丸メモリアル・パーク。
(5)大義・・・・・警察官僚としての矜持。マルBの抗争事件。諸橋と城島の大義はひとつ。
(6)表裏・・・・・ヤクザの本分。
(7)心技体・・・・兵器、倉持。これもいい話だ。

 著者にとっては、アベレージだと思います。しかしながら、アクチュアルな横浜の景色、ニューリッチに席捲されつつある「みなとみらい」地区の裏が切り取られています。
 ということで、私は半グレの如き「警視庁」は嫌いになりましたが、神奈川県警と<警察小説>はたまらなく好きです(笑)。
大義 横浜みなとみらい署暴対係 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:大義 横浜みなとみらい署暴対係 (徳間文庫)より
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