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残月記
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残月記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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設定はいい。 月昴者 児童養護施設 詩「残月」 一党独裁政権 西日本大震災 これらのピースが重なると 耐えられなくなる。 御免なさい。 途中で断念します。 | ||||
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ジャケットで買ったものの、読み終わりがキョトン的な感じ。返品したい…。 | ||||
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「そして月がふりかえる」「月景石」「残月記」の三編からなる、本書「残月記」。 冒頭の「そして月がふりかえる」で描かれる、恐怖や絶望。 ふりかかる「月による」運命に、なすすべもなく翻弄される主人公。 佳作ではあるものの、理不尽極まりないこの冒頭作品を読んで、本書を読了しようとする意欲を持続するのは甚だ困難であろう。 しかし、この冒頭作品読了という行為こそが、著者と読者をつなぐ「月による運命」というルールの共有作業と同義であり、作品全体の序章であることを申し添えたい。 このルールは「月景石」でより確かなものとなり、クライマックス「残月記」を唯一無二の傑作へと誘う。 本書を珠玉の名作『残月記』として読了したいのであれば、圧巻の第三編「残月記」だけを読んでは、決してならない。 | ||||
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陳腐な小説でした。新聞広告のコメントに完全に騙されました。 | ||||
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収録作品は、次の三つ。 そして月がふりかえる 【初出は、『小説推理』 2016年2月号 】 月景石(げっけいせき) 【初出は、『小説推理』 2017年7、8月号 】 残月記(ざんげつき) 【初出は、『小説推理』 2019年4 ~ 7月号 】 なんと言っても、表題作の中篇『残月記』が圧巻の出来栄え。臨場感に満ちた物語のリアリティが半端なく、ぐいぐいぐいと、読み進むほどに作品世界に没頭していきました。 異世界の日本を舞台に、月昂(げっこう)という感染症にかかった男・宇野冬芽(うの とうが)の人生を、運命を描き出してゆく物語に、激しく心を揺さぶられました。 なかでも終盤、話は予想外の方向に舵(かじ)を切り、感動的なラストへと突き進んでいきます。暴風雨の後に、凄いほど美しい景色が広がっていた‥‥みたいな読み心地。昔、『風の谷のナウシカ』て映画を見て心が震えた、その時の感動、その時の光景がよみがえってきたんですよね。ほんと、ラストは泣きながらページをめくってました。 小田雅久仁(おだ まさくに)さんの作品は、去年(2020年)、伴名 練(はんな れん)さんが編んだアンソロジー『日本SFの臨界点[恋愛篇]死んだ恋人からの手紙』収録の「人生、信号待ち」て短篇で初めて読んで、とっても面白いなと思ったんでしたが、いやもう、この「残月記」には圧倒されたなあ。心揺さぶられる、忘れられない傑作となりました。 | ||||
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