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残月記
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残月記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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独特。 | ||||
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1話目を読みこういうタイプの話ねと傾向を把握しましたが、2話目からは読むのが苦痛でした。時間がもったいないと感じてきたので途中で読むのをやめました。読みにくいし何が言いたいのかわかりませんでした。本屋大賞… | ||||
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遅ればせながら本書を読みました。ありえない世界をそうは思わせないように、卓越した文章力で紡いでいきます。奥泉光の芥川賞受賞作「石の来歴」を彷彿とさせる、すばらしい作品に久しぶりに出会いました。著者は想像力を感動に繋ぐことができる稀有の才能の持ち主だと思います。★★★★★以外の点数をつける人の見方が理解できません。 | ||||
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延々と作者の妄想を読まされているだけのような気分になってくるのは何故なのか | ||||
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世にも奇妙な物語のような話で、私にはしょうもなかった。 | ||||
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この小説は長編として書いた方がよい ぜひお願いします | ||||
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とても重厚なSFファンタジーです。 生きづらい社会の中を逞しく生きる姿がとてもリアルに描かれています。 月の裏側を見てみたい、と思う一冊です。 | ||||
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月にまつわる3つのお話し ・月がひっくり返ったら、別人と入れ替わっちゃったので元?妻をストーキング ・枕の下に石を置いて寝たら、世紀末的な月世界に行ったり来たりで救世主 ・月見たら超人になる病気になって、政府主催の闇地下闘技場でバトルしてたら恋しちゃいました キャラや設定、世界観の作りこみが凄い 細かい 子供時代、親友との別れのエピソードがあった こちら的には、大人になってから悲しい再会するんだろうな、と思ってたが 出ない キャラを語るうえで深みが出たが・・・ 伏線じゃない こう言うエピソードを入れるってことは、 こうなるだろうなって言う予想を外していく その世界観なのに そこにスポットを当てて そう言う話しになってくんだとビックリでおもしろい | ||||
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作品は出色の出来! 素晴らしいイマジネーション。 しかしながらアマゾンの梱包は最低です。 もう二度と書籍は絶対アマゾンでは買わないと決めました。 | ||||
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1年前に買ったものだが、収録3編中の1編だけ読み、残りは積ん読していた。 その間に本書は吉川英治文学新人賞と日本SF大賞をW受賞(史上初)する快挙を成し遂げていた。それを知って、あわてて残りを読んだというしだいである。 月にまつわる、3編のダークファンタジーないしSFを収めている。 3編とも傑作だが、中編といってよい長さの表題作がとくにすごい。狼男伝説をベースにしつつ、近未来日本のドス黒い偽史を緻密に構築し、その土台の上に、感染症「月昂」に侵された者たちの壮大な悲劇が展開される。 感染症「月昂」にまつわる設定の一部は、ハンセン病の悲しい歴史を下敷きにしているのだろう。と同時に、コロナ禍のメタファーであるようにも感じられる。 だが、本作が『小説推理』に短期連載されたのは2019年で、コロナ禍の前なのだ。作家の想像力が生み出した予見的な作品といえよう。 相変わらず素晴らしい文章を書く作家である。とくに比喩表現。メモしておきたいような卓抜な比喩が随所にある。 デビュー作『増大派に告ぐ』に度肝を抜かれてから14年。寡作でマニアックな作家であった小田雅久仁が、ついに複数の賞に輝き、脚光を浴びたかと感慨深い。 | ||||
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月をテーマにした3作品、それぞれに個性があって不思議な物語。ストーリーや書き方が粗削りな所があるが、今後を期待できる作家さんだと思う。 | ||||
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"あなたらが見あげるまるいうすい銀箔な骨まで凍えきった月の死骸だ骨がらだ われらの月は生きている息づいている脈動している 夜の心臓のようにわれらの心臓の母のように"2021年発刊の本書は月をテーマに三作の異世界が収録された良作。 個人的にはディストピア小説好きということもあって本書を手にとりました。 さて、そんな本書は著者9年ぶりの著作にして2022年本屋大賞第7位、第43回吉川英治文学新人賞、第43回日本SF大賞受賞、23年『SFが読みたい!』国内篇第3位と評価も高い一冊で。 研究者として不遇な半生を送ってきた男がようやく社会的安定や知名度、そして家族というささやかな幸福を得るも【怪しげな満月の日に全て奪われてしまう】どこか純文学的な短編『そして月がふりかえる』月の風景が表面に浮かぶ石を枕の下に入れて眠ると【異世界としての月に連れていかれてしまう】女性を描いた短編『月景石』そして表題作の独裁者に支配された近未来日本、人々を震撼させている感染症・月昂に冒されつつも【剣闘士として戦い続ける】青年を描いた中編『残月記』の三作が収録されているのですが。 エンタメ度の高さでは中でもやはり表題作の『残月記』が面白く。ディストピアSFとして映像化してほしい。と脳裏にラッセルクロウ主演の『グラディエーター』日本版?的イメージを浮かべながら楽しませていただきました。 また『そして月がふりかえる』も、あまり救いのない話ですが。それまで堅実に生きてきても、魔が刺したとしか思えない【一瞬で社会から弾かれてしまう】現代日本社会にしがみついて生きる1人として、何とも隠喩的な作品だな。と、じわじわと。 幻想的な短編好き、現代日本的ディストピアSF好きな方にオススメ。 | ||||
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迅速・丁寧なご対応ありがとうございました。 次回もよろしくお願いします。 ありがとうございました | ||||
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短編2と中編1の構成。一気に読みました。3作とも、質が高く並々ならぬ筆力。最近では一番の面白さです。このような作品は時間をかけて達成するのでしょうが、早く次作を期待したい。この様な作品を毎年発表する事は困難な事でしょうが、期待して待ちます。 | ||||
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一作目と三作目を他社オーディオブックで聴取した。導入部の設定で月の不思議な力の謎に期待が高まっていく。ジェットコースターでじりじり持ち上げられていく感覚である。そして一気に急降下旋回・・・とはならず、単に観覧車への乗り換え列車だった。描写がこれでもかってぐらい冗長で紙の本なら斜め読みするところだが、オーディオなので一気に次章へジャンプ。そしてラストは期待を裏切らず「愛してる」 「いったい何だったんだ」という疑問形の呆れしか残らなかった。 | ||||
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本屋大賞ノミネートってどういうことだろうか。SF作品とはそもそも相性が悪いです。ましてや、この本はまったく興味がわかなかった。著者の独り善がり感が終始出てる作風です。この著者の作品読まないでしょう。 | ||||
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月×ファンタジーは相性が良い。この作品もその例。一話、二話、三話はそれぞれ独立した物語だが、いずれも、月をテーマに重層的な場面設定になっていて不思議かつ儚さがある。 三話めの『残月記』では主人公、冬牙が母や一人の女性を思う気持ちが、透明で輝きのある細い月の明かりのようであり、冬牙が思う女性が月そのものとも思える。 作者が描く重層的で不思議な世界はファンタジーながら、読者自身が抜け出すことのできない今の世界にも大いに通じるところがある。読み応えがあった。 月のきれいな夜に読むには、ちょっと重い? ……読み終えると、月がより冴えて見えるかも。 | ||||
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今まで出会った事のない衝撃的な小説でした。読み応えのある、久しぶりに出会えた感動でした。 | ||||
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残月記を読みました。何故これほど絶賛されているのか?全く理解出来ません。話としては、面白いジャンルになると思いますが、文章が下手なせいか、全く面白くなかった。昔見たトワイライトゾーンという映画に、何処か似ているような気もします。このジャンルは好きなはずですが、読んでいて、全く頭に入って来ない文章力です。読んでいて疲れました。 | ||||
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月をモチーフにした作品が三篇収録されている。どれも一気に異世界に連れていかれる作品。異世界といっても日常をリアルに感じさせるのだが、実は現実ではありえない設定の世界が描かれている。「そして月がふりかえる」はまさに並行世界に迷い込んだ男の話。「月景石」は月を舞台にイシダキが月の御神木のようなものを救う話。表題作の「残月記」は月昂という病気に罹患した男女の物語。狼男と狼女が切ない恋をする話。どれも面白かった。ゆっくりと小説の世界に浸りながら読むと日常のような非日常を感じられる。 | ||||
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