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カラス殺人事件
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カラス殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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洋書の翻訳本は読みにくく感じることが多いのですが、本書はかなり読みやすいです。 ストーリーも、序盤、中盤の山場でのビックリするような展開があり、終盤もテンションが落ちることがなく読んでいて楽しかったです。 あと、主人公がけっこう丁寧に考えていることを台詞にしてくれるので、状況の把握がしやすかったのも、読みやすい一因だったのかなと思いました。 | ||||
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伯爵令嬢でありながらコウモリに関する生態学の専門家でもあるネル博士が主人公となるミステリーの翻訳本です。作者のサラ・ヤーウッド・ラヴェットは今回初めて耳にした名前でした。英国でシリーズ18.6万部・Amazonレビュー3500件以上などの帯に惹かれて読んでみることとなりました。 コウモリの調査で訪れたお屋敷で主人のクロウズが死体で発見されてしまう。そして同じ場所にいたネル博士が殺人の容疑者として疑われてしまう。自身の疑いを晴らすべく生態学の知識を駆使して謎解きに乗り出すことになります。謎解きだけでなく担当刑事・同僚を含めた恋愛・ロマンスもモチーフの1つとなっていました。今までに読んだことのないタイプのミステリーであり、長編ながら引き込まれて一気に読み切れました。作者自身が生態学者であったがゆえに作り上げられた見事な結末でした。賛否が分かれそうですが、ミステリー好きは一読してみる価値がありそうです。 ところでこちらの文庫本は512ページで2200円となっています。国内作家の文庫本に比べるとページ数の割に高額ですね。翻訳本は仕方ないのでしょうか?あるいはKADOKAWAの文庫本だけが特別なのでしょうか? | ||||
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今の文庫本って2200円もするんですね。昔のハードカバーより高い そこが一番の衝撃でした | ||||
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専門分野の深い知識がなくとも十分に楽しめるよう、シンプルかつ明瞭な解説が施されております。その結果、非常に読みやすく、知的好奇心を満たしつつ楽しむことができましたわ。 | ||||
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タイトルも「なんやねん、それ?」と興味をそそりましたが、話もなかなかおもしろかったです。 サラさんの本は初めて読みましたが、ちょっと興味がわきました。 | ||||
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和訳された小説を読むのは小学生以来で、小学生の時の印象は、なんだか読みにくいなという印象でした。 大人になって、それが文化の違いだったということに気づき、それ以来、避けてきたのですが、この小説は、その思い込みを吹き飛ばしてくれました。 ネタバレにならない程度で、感想を言うと、主人公のユニークさも、起きる事件の内容も、ミステリー独特の冷たいイメージではなく、明るく前向きな印象がありました。 それでいて、専門分野の知識を知らなくても楽しめるように、シンプルな解説が自然と書いてあることにも感心しました。 娯楽作品として、とても読みやすく、楽しめました。 | ||||
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面白くどんどん読み進められます。 テンポが良く訳された本というのを忘れてしまいます。 なるほどーって思わされることが所々あり、 変わったタイトルで面白い本でした。 | ||||
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ネタバレはダメだから内容には触れません 初めて読む作家さんです 海外の小説は言語の構成の違いで読みにくい事が多いですが、比較的サクサク読める感じ 専門知識がキーになってますが、読んでるとなんとなくわかります 文庫としては少々高額なのがネックかなぁ 俺は楽しめましたけどね | ||||
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コージー・ミステリと呼ばれる物語はほぼ読んだことはありません(笑)。また、それについて上手く書けるかどうかも自信がありません。 イギリスの片田舎にある古いマナー・ハウスの地下トンネルで、その屋敷の持ち主でもあるソフィー・クロウズが死体で発見されます。この名前がタイトルに結びついているのか?彼女が殺されたと思しき時間帯に同じトンネルにいた生態学者のネル・ワード博士は、ソフィからの依頼を受け周辺の動植物の生態を調査しており、それ故警察からは容疑者扱いされてしまいます。 ネルは学者らしく自分の克明な調査記録を提出することでアリバイを証明しようとしますが、説明を繰り返せば繰り返すほど警察側の疑いを深めていく結果となっていきます。果たしてネルは自分の潔白を証明することができるのかどうか?真犯人は誰なのか? 美点は、マナー・ハウス・ファーム周辺の豊かな自然描写。コウモリを専門とする生態学者としての知識と情報に裏打ちされたネルの調査にリアリティがあること、そしてそこから巧みに面白さを引き出していることにあると思います。 残念ながらネルを挟んでの男前の二人、刑事・ジェイムズとネルの同僚・アダムとの恋愛模様(古!(笑))については、少なくともそうではない私にとってはインパクトのないサイド・ストーリーとしてそこにありました。「もしかしてこれは嫉妬なのかしら?」(笑) 物語の中盤、シリーズでは二度と使用することができないであろう「はなれわざ」があって、恐らくもう一つの「はなれわざ」が炸裂する予感を持たせながら、このシリーズ一作目は終わりを迎えます。 私から見て最も魅力的な男は、黒のトライアンフに跨り駆けつける元SASのコナーの存在にありますが、恐らく彼はこれからも脇役のまま終わってしまうのでしょうね(笑)。パズラーとしては、特筆すべき点はありません。むしろその部分以外にこの物語の面白さが潜んでいると思います。 □「カラス殺人事件 “A Murder of Crows”」(サラ・ヤーウッド・ラヴェット 角川書店) 2023/11/27。 | ||||
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