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スモールワールズ
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スモールワールズの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 21~40 2/4ページ
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| 注文して 届くのは早かったが、本表紙に汚れあり 拭いても取れないシミになってる。新品を買ったのに凄く気分が悪い | ||||
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| 一穂 ミチの短編集です。 小品のどれもが秀作で引き出しの多さに驚きます。 秋の夜長におすすめの一冊です。 | ||||
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| 本購入 記載コメントでは 焼けあり とありましたが新品のようにキレイでした | ||||
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| 一穂ミチさんの本は初めて読みましたが、すごく面白かったです! どの話も面白い切り口で始まり、展開が楽しくなってきます。 どの話も最後は少しモヤッとした感じで終わってしまうのですが、イヤミスというわけではなく、書かれていない話の先を想像を巡らせてしまいます。 よくある短編小説だと、物語の世界に入り込む前に終わってしまいますが、本著は1話が割と長いので、その物語の正解にしっかり入り込むことができました。 一穂さんの他の小説も読んでみたくなりました。 | ||||
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| 6編の短編小説を収めた一冊。いずれの物語も人間の心の暗く汚れた部分にスポットを当てており、なかなか気持ちよく読み進めることができなかった。全て読み終わってもスッキリしない。 | ||||
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| 短編でそれぞれにワールドがあって、題名そのまんまに楽しめました。 一番目の物語が一番気に入りました。星3.5といった印象でした。 | ||||
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| 当方にとって、一穂ミチさんの作品を手にとるのは初めてです。本屋大賞の上位にランクされていたことで読み通しました。直木賞候補作になっていたのも最近知りました。とにかくうまくまとまっています。 登場人物の背景や心情がどれも上手く描かれており、それぞれの風合いの違いを楽しみながら読了しました。 人の人生を追体験できるわけもなく、小説を読む醍醐味の一つとして、それを疑似体験できるところにあると思っています。それぞれの主人公は心に悲しみを秘めており、ままならぬ世の中の生き方にもがき苦しんでいました。勿論、その解消法や救いはあるのですが、読後感としては、重いものが心の中に滓として沈んでいくのを感じ取っていました。 一見、幸せそうに見えても、人々は心に深い悲しみを背負いながら生き抜いています。必ずしもハッピーエンドにはなっていく手、どこかに怖さすら存在させているストーリーが多いわけですが、未来は分からないという言葉が痛切に刺さりました。 素敵な書き手ですし、見事な短編の名手だと評価しています。自作もまた読むのを楽しみにしています。 | ||||
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| 端的に言って、自分には合いませんでした。久しぶりに途中(「花うた」まで)で読むのを諦めた本。 短編のどの話についても言えますが、物語の設定も展開もインパクト重視で独りよがりだし、人物の描写は雑だし、奇をてらった表現はホントに奇妙で…そんな意味不明な言い回しでドヤ顔されても…と感じました。 人によっては、設定や展開が絶妙だしスリリング、淡白な描写は読み進めるのに楽、今までに見たことのない文章表現が斬新で秀逸!…と感じる人もいるでしょう。 ただ、わたしには合いませんでしたし、わたし同様に合わないと感じる人は一定数いると思います。 | ||||
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| 短編小説で読みやすく、一つ一つのお話が面白い | ||||
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| 話題作ということで購入! 短編集が6個くらいあり、どれも50ページくらいですが、著作の世界観を楽しめ、すらっと読めます! 初めて、この著作の本を読みましたが、読んでいて、途中で、最後の展開が予想出来そうなものが多いですが、この短編集は、最後まで楽しませてもらいました! ただ、どの短編集も似ているところがあり、4つ目以降からは、なんとなく同じ文章を読んでいるような気分になり、残念でした・・・ この著作の入門書としてはおすすめです! | ||||
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| 2022年本屋大賞ノミネートなので購読しましたが、最初の短編から不快でした。 その後は流し読みで読みましたが、残念な小説です。このような小説が本屋大賞の上位になるので、本屋大賞への信頼がなくなるのだと思います。 2022年の本屋大賞受賞の『同志少女よ、敵を撃て』は本当に素晴らしい大傑作でしたので納得ですが。 『スモールワールズ』はタイトル通り矮小化された世界の身勝手な人間達の物語で、読者として響くものがありません。 購読した事を後悔しました。 文章も引き込まれる事なく、登場人物に魅力がありません。全ては他人事のような残念な短編集でした。 過度な期待で購読されると後悔する小説です。内容にリアリティーがありません。 具体的な漫画の作品名などが作品内に登場しますが、時代背景へのミステリーとしての伏線なのでしょうか。必然性を感じません。文章も読み辛いです。 本屋大賞ノミネートが信頼出来ない事を改めて思い知らされました。 | ||||
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| 全6話で構成されており、1話辺りは40〜50ページ程度です。 どの話もとても心が惹かれる話で、途中で読むのをやめられませんでした。 1話あたりのページ数が少ないので、読み切りやすく、とても良かったです。 | ||||
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| 初めての一穂ミチさん、素晴らしかった。いつの間にかどんどん引き込まれていく。強引さや違和感のない、優しい文章。読んでいくうちに明らかになる真実の重さ。このギャップがすごい。 | ||||
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| 全作品、面白かったけれど、特に「ピクニック」が素晴らしかったし、怖かった。 | ||||
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| 82歳で読みました。新聞の書評で目についたからです。最初、気分が乗れずパラパラと。。。三話のピクニックあたりから理由もなく引き込まれ、第四話の“はなうた”に至り、パズルの一つのピースでも欠けると。。そして五話の求められたら、ちゃんと向き合って話を聞いてあげること。。。6話の式日の若者二人の孤独と信頼と微かなつながり。そして最初の“ネオンテトラ”に急いで戻り読み返した。何という事ない話だが妙に引き込まれ、ああ読み返して良かった、真珠を貝殻の中に見落としてしまうところだった。そして“魔王の帰還”。こんな温かい話は久しぶり、遠藤周作の“私が捨てた女”以来の金縛りにあった。年金生活、オミクロン、終活、それでもこの小説の登場人物の全員と共に同じ大地で生きてゆきます。 | ||||
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| 賞の候補ということも知りませんでした。 6つの短編ですが、どれも新鮮な感覚に襲われました。 初めて読む新しい感性です。 | ||||
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| 表紙の積み木には絵が描いてある。 絵が気になって「花うた」から読み始めた。 加害者と被害者が、人から人への語り部となる。 さて次の絵は「愛を適量」 傷つく人と傷つける人、 適量がわからなかったお話が綴られる。 では次は...絵を見てもわからない。 読んでみて、そうかぁと思ったり 首をひねってみたりする。 小さな世界の、でもささやかでないお話が繋がっていく。 | ||||
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| 冒頭からすみませんが、激賞させて下さい! 素晴らしい! 短編集としてもお話としても作家としても。こんな才能がBLあたりで眠っていたなんて(いや、BL小説もドラマ化されてるから眠ってはいないか・・・)。 一話目の「ネオンテトラ」でその展開に驚き、もうこれ以上の感動はないだろうと思いきや、次の「魔王の帰還」では漫画のようなダイナミックな展開に圧倒され(実際にコミック化されている)ました。これ、シリーズ化して欲しい。 さらに次の「花うた」は短編小説として最高峰に位置するんじゃないかという出来栄えです。泣けます。絶対ウルウル来ます。そもそも、よくこんなストーリー、表現形式(手紙)を思いつくなと。心から脱帽。 次回作が楽しみです。この人にはずっとずっと、小説を書き続けて欲しい! 今回は残念でしたが、直木賞なんて、いつか絶対取れます。 | ||||
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| 人を選ぶ話だと思います。特に登場人物と同じような悩みを持つ方は、読むと傷付いてしまうかも。「他人に敬意のない登場人物たち」「Webコミックみたいな陳腐な衝撃展開」に嫌悪感を持たない方であれば楽しめるかもしれません。自分は嫌悪感が強く、二つ目の短編の最初の方で読むのを辞めました。 ▼以下個人的な感想です。ネタバレあり 一つ目の短編「ネオンテトラ」ですが、登場人物たちの言動や展開が気持ち悪く感じました。登場人物たちは利己的で幼稚。展開は陳腐。「不妊・夫の浮気・虐待されてる少年・子供の性交・若者の死・ペットを殺す」…まるで衝撃をネタにしてアクセス数を稼ぐWebコミックのような展開でがっかりしてしまいました。 衝撃盛りまくりの展開に対し、人物の心情描写が薄いです。良い小説はありふれた生活の中にも豊かな人間観察があるものだと思いますが、この作品は真逆。小説としてあまり良い出来ではないと感じてしまいました。人物にも展開にも品がなく、読み進めるのが苦痛でした。 | ||||
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| 六篇の短編集。それぞれ独立した作品なのだが、登場人物に薄く関わる人が登場する。六篇のそれぞれの世界がありながら、知らないところで誰かと誰かが関わっている。関わりに気が付かないで生活している世界は、まさに「世間は意外と狭い」だと感じた。個々の作品では、貧富の差やジェンダー、女性差別、親子関係など結構重いテーマを扱っている。それらが融合して世界ができていると感じた。ユーモラスな表現もあるが、重いところをさくっと心を抉ってくる感じで、軽さの中に重さがある。この狭い世界は苦しみで満ちているのだろうか。心を引きずる作品である。 | ||||
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