パラソルでパラシュート
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その出会いからおもろい。 30手前の受付嬢と売れないお笑い芸人。 そして、芸人たちが住むシェアハウスに。 その裏側を垣間見て染みる。 笑いあり、哀しみありの人生のパラシュートを背負って。 ”わたしは出会って、決めて、今ここにいる。それがすべてだった”と。 | ||||
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麺をすする擬音「ちるちる」、 後輩が美雨のことをしつこいくらいに「美雨ちゃん先輩」呼び。 つまらない会話。 自分に合わず、ダルくて挫折。 | ||||
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コミカルな部分と、キュンとする部分と、先が気になって仕方がありませんでした。 一気に読みました。 読み終えたあと、清々しい気持ちになりました。 | ||||
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一流企業の受付の派遣社員の美雨は29才。30才になると辞めないといけない。受付嬢は社内外の男性社員から「見初められる」立場だという。30才は多くの男性社員にとって賞味期限?女は結婚しないといけないの?自分に何ができるのか、何がしたいのか。わからないまま生きてきた。タイムリミットはあと1年。 出会ったばかりの芸人の亨に聞かれる。 「受付嬢の次は何をするん」 「西九条」 小気味よいボケとツッコミ。テンポの良い掛け合い漫才のような会話が続く。亨と相方の弓彦、仲間の芸人達との交流を通して雨上がりのように心が晴れていく。 30才という断崖の前に立つ29才の美雨。目の前を赤や青、緑や黄色のパラソルが降りてゆく。天から見ると遠ざかる花火のように。 ずっと笑っていてやる。 笑いながらただ生きてやる。 笑いながら落っこちてやる。 力強い決意だった。美雨に乾杯! | ||||
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まずもって、お笑い芸人の世界観を出すのに成功しているのがよかった。 ネタもちゃんと面白く、それでいてまだ売れていない芸人なので、面白すぎないところも大事。 その世界観のなかで恋愛なのかなんなのか分からない関係性が展開される。 音楽もお笑いもアートだって、基本は生ものである。 だから、小説などの文章に起こすとき、その空気感を表現するのは難しい。 そういう意味では、秀逸な小説であった。 好きなことで生きていく喜びと困難さは、人生を生きるほどに身に染みていく。 でも、人とは違う面白い世界にいる住人は、やっぱり面白いのだろうというあこがれとともに、読了した。 | ||||
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