■スポンサードリンク
スモールワールズ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
スモールワールズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 41~60 3/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とてもよかったです。 短編集ですが、深く刺さる話が多かったです。 本屋大賞を露骨に狙いすぎているのが残念でした・・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一冊で一つのストーリではないのでかなり読みやすいと思います。また色々と考えさせる内容なので奥が深いと思います。特にトピックが今現在話題に上がることが多いのでより一層考え方が深まると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「魔王の帰還」のように心温まるお話もあれば、「ピクニック」のようにゾ…とするお話もあり、えもいわれぬ感動ややりきれなさや清々しさが胸に残るお話もあり…。文章がとても馴染みやすく、スルリと受け止めることができました。何故こんなにも心理描写が豊かなのでしょう…何故作者さんはこんなにも"心"の名前を知っているのだろう、と不思議な気持ちになりました。ふいにはらはらと涙が止まらなくなるような、不思議な本でした。とても面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あても無く読みたい本を探していて、 一穂ミチ??と言う著者も書名も初見で、スモールワールドと。 装丁に何故か心を止めて読んでみたくなりました。 短編集で それぞれが私の育った世の中と少しズレてたり、女の子はやさしい口の利き方を、男の子はそんなナヨナヨしない! 罪を憎んで人を憎まず・なんて他人事だから! 生まれながらの性別に疑問⁈なんで! 貧しさも、心の弱さも、それぞれの家庭の抱えてる問題も他人のせいにしたらキリが無い!。などなどと そんな時代に育ってきた私。 ところが、そんな日常や問題を抱えて正直に生きる人たちのこの本は、グイグイと物語の世界に引き込むのでした。 とかく読んで居るのが辛くなるのが普通ですが。 どれもが秀逸なのです。 ~花うた~はたまりませんでした。 実は私、4歳で発病障害を得ましたが明治生まれの両親により厳しく人間力を育まれました。 お陰で80歳に近い今も心を寄せる人たちに恵まれ明るい気持ちだけは健在に暮らしています。 それでも、この本により頭を殴られたと想いました。 花うたです。 心身の辛い究極で、私は元気で想像力の無い人には私の辛さが解らないよ!とつぶやくのでした。 この本のいつも殴られ、殴り返す事しか人生に無かった主人公に出逢ったからです。 長い時間と心の変化に作者も共に寄り添い、格別な弁護士家族にも恵まれ犯罪者から人間回帰を迎えられるかと・・・・ 最後にはその人に寄り添うことになる女性。 淡々とした書簡の往復は見事です。 どうした私!涙が止まりませんでした。 この本に出逢ったことはこれからも大切に出来るでしょう、何故か遠い日に亡くなった両親の贈り物 と勘違いしそうな気もしながら。 作品は映画になるのでしょうか、外出は難しいので家で拝見する日まで元気に暮らします。 是非お読みになるのをお勧めさせていただきます。 一穂ミチ様、次の著作を楽しみにして待っています。 桜の咲く季節に思い出しながら。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み切った後のほっとくる感じが素敵。 多分自分はこれからも今の考えで生きていくんだろうなと ただただ感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
魔王の帰還が好きでした。 爽やかでテンポがよくて終わり方も素敵。 他の話も、気づけば引き込まれます。 重いテーマを扱った物語でも、すごく読みやすくてすんなり入る。直木賞ノミネート前に読みましたが、候補に選ばれるのも納得です。 今っぽい文芸作品だなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本の6つのお話と,kindleで無料で入手できる「回転晩餐会」を読みました. たしか,どれも自分と,自分に親しい人たちのお話です. あまり多くの人が抱えていないであろうものを抱えている人が多かったと思います. だからか,なんでそうなるの,と思うことがときどきありました. ハッとさせられる言葉がところどころありました. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
六編の短編集。いずれも一定以上の面白さだが、非常識っぽい設定のものの方が、大変気に入った。「ネオンテトラ」と「ピクニック」は、作家のどや顔が透けて見えるような感じがしてちょっと白けた。「花うた」は、テーマが全く違うものの、手法と構成が超有名SFの『アルジャーノンに花束を』に似すぎていて興ざめ。よかったのは、トランスジェンダーの娘が離婚後の父親を訪ねてくる「愛を適量」。そして、なんと言っても豪快過ぎてくっきり印象を刻むキャラクター・真央が活躍する「魔王の帰還」だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夫婦や兄弟、親子、先輩・後輩、加害者と被害者家族など、小さな世界で繰り広げられる、どこにでもありそうだけど切ない関係性を描いた6つの短編集。 どの話も、主人公の感情表現が豊かで、特に話し言葉の言葉選びが秀逸だったと思う。 読んでいてどんどん引き込まれていく反面、どうなっていくのだろうという怖さもあり、読み応えがあった。 個人的には「魔王の帰還」と「花うた」が好きだった。 「魔王の帰還」は、身長188cmで総合格闘技からスカウトされたこともあり結婚して出て行った魔王と呼ばれた姉が、突然実家に帰ってくる話。 姉のストレートで純粋な思いや、弟の不器用だけど優しい気持ちにほっこりさせられた。気持ちで負けて帰ってきた姉弟がどうなっていくのか、最後まで楽しめた。 「花うた」は、たった一人の肉親である兄を殺された妹と、傷害致死で刑務所に服役中の加害者の男とのやりとりを描いた話。 加害者は果たしてどんな気持ちでいるのか、反省の態度は見られるのか、この関係性で行う文通がどんな展開を迎えるのか楽しめた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後、なんともいえない感情が。 こうやって誰でも少しづつ誰かの人生に関わっているんだろうか。 続きを読みたくなってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
知人から勧められた本です。知人が絶賛していたのもうなずける面白さでした。一編一編がどれも印象に残り、人間ひとりひとりのありように、愛しさを感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
可もなく不可もなく。 大賞を受賞したというほど惹かれる内容ではなかたったですが、まあまあ面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
星5であり星1、心が健康な状態でいないと傷ついてしまう人がいる作品であると思う。 感情が揺さぶられながらさまざまなストーリーを読み進めたがつらく悲しい気持ちになる時の方が多かった。 全体として良い作品であると思うが私は今の自身の状況が落ち着き完全な時にまた読み、その時の感情を話したいと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
心理描写、情景描写が精緻で文体が繊細かつときに軽妙。内容にものすごく引き込まれ、最後にあっと驚く展開があって各章ごとの読後感がとても良いです。 一穂ミチさんの作品を読んだのはこれが初めてですが、ぜひ他の作品も読んでみたいと思いました。 そしてこれはネタバレというか、まだ作品を読まれていない方には無視して欲しいのですが 第4章と第5章の登場人物に意外な共通点があって「あー!」となりました。この作品は他にもいろんな伏線があるように思いますので、何度も読んで楽しめるでしょう。 作者の一穂ミチさんは間違いなく稀代のストーリーテラーです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集ともしらず、Kindleセール中ランキングに入ってたので購入しました。経験していないことなのに、なぜか身近に感じるストーリー。そして大逆転の展開に背筋がぞーっとするものや、胸がじーんとするものまで。普段本をいっさい読まない自分ですが、楽しめました。 読み終わった今、なぜか登場人物たちの現在を知りたくなる、不思議な感覚です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「花うた」が刺さりました。哀しいけれど一番最後にグっときました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
たまには小説を…ということで、一穂ミチの『スモールワールズ』を読む。今回、直木賞候補にもなっている短編集だ。 一穂ミチは「特徴あるBL作家」として、名前だけ知ってた。だから、いわば普通の文芸作品で直木賞候補になったことに興味を持って、読んでみる気になったのだ。で、すごくいい。 最初の「ネオンテトラ」、妊活に励む30代半ばのモデルが主人公の、なんかその世代の女性の気持ちを延々綴ったもの感の文体に、最後の最後に裏切られてびっくり。次の「魔王の帰還」はユーモラスな人情話系、「ピクニック」はメタ的要素を交えたトリッキーな一遍…と、タイプは目まぐるしく変わるが、どれも達者だ。 そして「花うた」。ラストで不覚にも泣いた。ひらがな文が漢字混じりになって、またひらがなに戻るのって、「アルジャーノンに花束を」効果で、涙腺が自動的に反応しちゃうっていうのもあるけど^^;、この作品が一番好き。 あと2編もよい出来。主人公達がどこか残酷な一面を持っているが故に、とても愛おしく思えてくるのが、これら一連の作品、共通の魅力なんだろう。 で、どの短編もなかなかの「熱量」を持っているので、一気に一冊を読み切るよりは、1日1編に留めて置くことを推奨。オレはそうしたね(^^)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終えてしまうのが勿体ないと思える本です。 様々な人の心の描写がとても素晴らしい。 短編集なので飽き性の私にはとても良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一穂ミチさん‼️受賞おめでとうございます!(気が早い!でも期待してるし、直木賞取ると思ってる!)イエスかノーかシリーズ他作品も10冊以上読んでいます。BL大好き腐女子です。文芸作品はミステリー以外は久しぶりに読みました。1話1話、スパイスが効いたケーキのように、美味しい中に少し刺激的な要素がある感じの内容が多い気がします。たまらん。好き! ああ、マジで受賞して欲しい。ずっと小説書いていて欲しい。ちゃんと、面白いレビューが書けないけど、みんなに読んで欲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かった。 本屋大賞でしょ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!