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天国はまだ遠く
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天国はまだ遠くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全94件 21~40 2/5ページ
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軽く読めて、心も軽くなって、何となく前向きに生きられるようになったような……。 とっても良い感じの小説でした、 | ||||
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くらいで出しで、主人公は無気力で…と、思っていたのが、一転。主人公は思いの外、勝手で、気持ちも太くておおらかで…主人公と一緒に気持ちが落ちたり、登ったり…楽しく読ませて頂きました。 最後は何となく爽快。何でも乗り越えていけそうな気分で読み終えることが出来ました。 | ||||
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瀬尾まいこさんの本はこれが4冊目です。 田村さんに出会えて良かった。 優しい気持ちになれる本でした。 | ||||
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結構面白かった | ||||
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辛くて死にたい時に偶然見つけて購入。 漫画ばかりで文字の本を読むことが苦手な僕ですが、面白いし読みやすくて最後まで読めました。 あまり長くも無いので、文字だけの本を読むことに慣れてない人にもオススメです。 2012年に読んでから、未だ死にたくて消えたい事は毎日のようにありますが、それでもいつかは何か変われるような希望を持っていられるような、そんな気がします。 人は何がきっかけで救われるのか、過去の傷が癒やされてくのか、希望を持てるようになるのか、分かりませんが、この本読んでから自分もなにかのきっかけがいつか訪れるんじゃないかという一筋の希望を持てました。 何かに思い悩んでいる方、まいってる方、希望を持てない方、色んな人に見てもらいたいなと思いました。 生きてさえいれば、何かの不思議な縁で変わっていく現実があると、そんな小さな希望を持てる作品ですし、読んだ他の方々にも小さな希望を持って欲しいなと思いました。 | ||||
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瀬尾まいこさんの作品を初めて読みました。 特別に凝った描写があるわけではなく、比較的読みやすい、しかし、優しくて穏やかな文章だと感じました。主人公の女性は、可愛くて(人間としてという意味で)、素直で、少し抜けているような面もあって、とても魅力的に描かれてます。 肝心のストーリーですが、最初は、単なる、一人の女性の、丹後の田舎での再生の物語だと思いました。しかし、読み終えて、それだけではないと感じました。「人は自然の一部」、などとも言いますが、現実にはそれだけで済むはずもありません。作者は、主人公に、自分らしい生き方を歩ませようとしている気がします。 実は、序盤から、ラブストーリーの種がまかれているような気がしておりました(当然ですよね)。最後の最後に、ようやく芽が出たような気がして、個人的には、ささやかな幸せを感じました。このラストが、五つ星にする決め手になりました。 | ||||
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映画の中身自体はそれほどでもないが登場人物の男女二人の飾らない素朴な演技がよかった。それと宮津の一つの絶景もよかったなあ。ただ吉本の役者多すぎだな。 | ||||
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内容に癒されました。続きが読みたくてすぐ読んでしまいました。 | ||||
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ヒロイン山田千鶴が睡眠薬の量に確実を期さず適当に決めたのが本当に良かったですね。21日間、結果的に人生で最高のリフレッシュ休暇旅行になったでしょう。その時は最悪な気分のゲロ3連発も振り返ればいい思い出ですね。田村さんはドライだけどいい人で伊坂幸太郎さんのキャラにとぼけ具合がそっくりですよね。「なんちゃない」良い言葉です。吉幾三ばかり聴いてないで偶には、さだまさしも聴いて欲しいけど多分無理でしょうね。千鶴さんの第二の人生に幸あれと願う。 | ||||
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何度も読み返す大好きな一冊です。 仕事に疲れ果てた主人公の山田千鶴は、遂に自殺を決心して、誰も身寄りのない山奥の民宿へ行き服薬自作を試みます。しかし、その自殺すらも失敗に終わり千鶴は民宿で朝を迎えます。 …ここまで聞くと暗い話に思えるかもしれませんが、そんなことはありません。 その後に待っていたのは民宿の主である田村さんとの穏やかながらも慌ただしいド田舎ライフでした。前作『卵の緒』でも思ったのですが、瀬尾まいこさんはコミカルな会話を書くのが本当に上手く、主人公と田村さんの会話を読むだけでも元気が出てきます。そんな暮らしを通じて、自殺を考えていた主人公の心は次第にポジティブな方向に向かっていきます。 仕事が辛い時でも、私生活が上手くいっていないときでも、この本を読み終えた後は清涼な気持ちになります。現代に生きる全ての人におすすめできる一冊です。 | ||||
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著者の他作品も読んでいますが平易な文章なのに幼稚でなく後読感がとても良く素敵。 本作品もほっこり、なのですが、 見知らぬ土地で見知らぬ男性としかも1つ屋根の下、数週間ものほほんと過ごせる現実はほぼ無い。 命を頂くことや自然への畏怖や信仰を共に丁寧に暮らすというわけでもなく、 ひとには垣間見る瞬間が非日常なだけであって、そこに浸るとどんなことでも日常となってしまうのだということの再認識になりました。 | ||||
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「別に教会だけやない。神社も奉ってるで……(略)」 (中略) 「仏教徒でもあり、クリスチャンでしょ」 唐突に神仏混淆の話を出すのかと驚く。少し前には、後で後悔するというのも出てくる。 著者が中学の国語の先生をしていることと、主人公の女性は無関係だから、指摘するには当たらない。 そう思って最後の方になると、 軽トラが山道に入ると、私はすぐ死にそうになった。 と酒に酔った主人公が、乗り物酔いする場面が出てくる。 これはダメだ。著者は軽トラックに乗った経験がない。車重700kgの軽トラは、荷物を100kg程度積まないと 軽くて弾む。サスペンションが効かない領域でぴょこぴょこしている状態だ。これで充分酔う。路面が悪く なって揺れて酔うというのは、酔っ払いの感覚と遠い。荷物のない軽トラなら、平らな路面の方が不快に感 じる揺れ具合である。 軽トラの窓に頬を寄せるというのがある。これも不自然だ。身長150cmくらいだったらあるかなという感じ ではあるが、シートの材質(ビニールだ)、幅寸法を考えると電車の車窓の様な訳にはいかない。 睡眠薬(導入剤だろうが)を沢山飲んで、死なないで眠っただけというのも凄いが、交際相手が心配して来 て、顔を見たら帰るというのも不思議だ。宿の主人には男臭さが乏しい。なんだか、アンドロイドみたいだ。 そうか、ファンタジーなんだと気が付くのは、読み終えて暫くしてからだった。 | ||||
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文学としてどうとかではなく、著者の優しい心が作品に映し出されていて、じ~んと伝わってきます。 文章の長さも丁度良いです。 自殺しようとしてたどり着いた田舎で、結果として自然の中で暮らす事となる。民宿の田村さん、畑のおばちゃん、木、海、夜空と自然に触れて、そういう触れあいの中できっかけを掴み心境が変わっていく。 作品が苦しい過去や、仕事や同僚への恨み辛みに適度にしか触れておらず、作品全体としてはほのぼのと明るいところが素晴らしくて、読後感も良いです。 | ||||
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身体に必要なものと ココロに必要なものと 生活に必要なものと 生きるのに必要なものを 帰らぬはずだった旅の土産に鞄にたっぷり詰めたお話 ***** がっつり長編や救いがない小説を読んだ後に 箸休めとして読むのにオススメな一冊。 緊張と不安と疲弊に塗れた毎日から逃れ、 死ぬつもりで辿り着いたのは山奥の民宿。 毎朝の散歩。草木の匂い。開かないパン屋。 畑で取れた野菜、釣った魚、挽きたてのそば、 毎日世話をしている鶏をその手で絞めて戴くお肉。 山をすぐ傍に持つ海と、海をすぐ傍に持つ山。 陽の塊が昇りながら水平線を作っていくさま。 気持ち悪いほど星がうじゃうじゃいる夜空。 大雑把で無粋だけど優しい、関西弁の男。 大自然に囲まれ身体に従い生活すれば良いだけの シンプルで穏やかで心地好い生活。 たくさんの素敵なものに囲まれた場所。 ないものはただひとつ、自分の居場所。 「ここはほんまええ所や。 生きていくために必要なものは ふんだんに最高の形で目の前にある。 そやけど、あんたにはそれだけではあかんやろ?」 そうだよ、天国なんてそうそう近くにあってもらっちゃ困る。 元彼への手紙のくだりを、メール世代の全ての人に捧げたい。 | ||||
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仕事で病んだ主人公(千鶴)が、山奥の民宿で睡眠薬自殺を図ったが、見事に失敗、爽快な目覚め。民宿の若主人(田村)等の人々や自然との触れ合いを通じて、癒されていく一方で、自分の生きる場所はそこではないとも実感し、自宅に戻るというお話。 自殺失敗後のストーリーを興味深く読みました。 意外に、淡々と話が流れ、恋愛に発展するわけでもなく、自然と自宅に戻ることになったようで、拍子抜け。 しかし、この方がリアリティがあるのかもしれないと思いました。 生きるというのは、何が何でもという熱気を帯びることが必ずしも自然ではなく、肩の力を抜いて、自分に合う場所で自分なりに、頑張る、ということだと思いました。 | ||||
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名作だと思います。 冒頭はとてもドキドキさせられました。 大きな出来事も奇跡も起こらないつまらなさの中にある、あたたかいものに癒されました。何度も読みたい本です。 | ||||
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何かこれもあまり自分に合いませんでした・・・。 私がおかしいのでしょうか? どこか重たい気がして・・・。 途中で読むのをやめました。 | ||||
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自分の居場所はどこなのだろうか? 何気ない日常。 そんな中に、挫折したり、希望を抱いたりする。 自殺を諦めた彼女が田舎の民宿で癒やされていく姿に、 自分の気持ちを重ねて、ほっこりする物語。 主人公・23歳千鶴。 深刻なんだけれど、ユーモラス。 悩んでいるときは、負の連鎖。 けれど、振り返ってみると、なんであんなに悩んでいたのか不思議になる。 現代の都会生活で暮らす多く人が陥ってしまう姿ではないだろうか? 愛想が良い、真面目な彼女は、現代人の鏡だ。 『目覚めは爽快。』から始まり。『・・・って、待てよ・』 と続く睡眠薬自殺から目覚めた翌朝、 いや、正確には翌々朝の彼女の気分が、滑稽で現実的だ。 いろいろなことに気を使い過ぎ、神経を擦り切らす現代の都会人。 田舎暮らしで、癒されるものの、やがて、そこに、自分の居場所がないことに気づく。 しっかり動くと、勝手に眠くなる。 深い眠りは、思考回路をクリアにして、前向きになれる。 そして、軟らかい水、美味しいご飯、ゆっくり流れる時間。 そして、田村さん。 野暮ったいようで、人情味あふれ、関西弁の滑稽な会話。 読みながら、自分が癒やされていく。 千鶴と田村さんとの最後の会話にちょっとヤキモキ。 『木屋谷を訪れる日がきっと来る』で締める最後に思いを馳せる。 | ||||
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なかなか、テンションの低いところからのスタートで、「ほんわか」になるまで少しかかりますが。 | ||||
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ちょっと無理して疲れちゃった時に読んで欲しい本です。 自分を活かし季節を感じ身体を動かして、しっかり食べてぐっすり眠る生活が大事なんだと思いました。 主人公曰く、人はきっかけで変われます。きっかけに敏感になることが大事なようです。 | ||||
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