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天国はまだ遠く



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【この小説が収録されている参考書籍】
天国はまだ遠く
天国はまだ遠く (新潮文庫)

天国はまだ遠くの評価: 4.06/5点 レビュー 102件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全102件 21~40 2/6ページ
No.82:
(4pt)

誰かの居場所でいたい。

天国はまだ遠く。
読み終えて、タイトルの素晴らしさに気づく。豊かで、平和で、自分を傷つけるものは何もない。木屋谷は、天国にいちばん近い場所だったのかもしれない。

海も山も木も日の出も、みんな田村さんが見せてくれた。おいしい食事も健やかな眠りも田村さんを通して知った。魚や鶏を手にすることも、讃美歌を歌うことも、絵を描くことも、きっと田村さんが教えてくれた。そう思うと、胸が苦しくなった。(本文引用)

散り散りになっていた千鶴の心を、ひとつひとつ集めてくれた田村さん。雑で特別な気遣いはなくても、他人としてずっと対等でいてくれた。ほっとする温かさで居場所をくれた。木屋谷で過ごすうちに本来の自分を取り戻していく千鶴の様子は眩しくて、それを隣でずっと見ていた田村さんの気持ちを思うと胸がぎゅっとなる。

わたしも、誰かの居場所でいられたら。
天国はまだ遠く (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:天国はまだ遠く (新潮文庫)より
4101297711
No.81:
(5pt)

大好きな本です

図書館で借りて何気なく読み始め、読後、「これは買って手元に置いておきたい」と早速購入しました。
私も今絶賛仕事辞めたい気持ち真っ最中なので、丹後の暮らしを疑似体験できた感じがしてとても幸せな気持ちになれました。
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4101297711
No.80:
(4pt)

「民宿たむら」の田村さんの飄々としたキャラが、とても良かったです。

自殺しそこなった主人公の女性が、二十一日間過ごした木屋谷(きやだに)の自然と、そこで暮らす民宿の主人、田村さんの素朴な人柄とか生活ぶりとか、とても魅力的に描かれていて良かったです。

とりわけ、主人公・山田千鶴(ちづる)と田村さんのやり取りのとぼけたおかしさには、あちこちでくすりとさせられ、心がなごみました。
この主人公の女性の、素直で、適当にわがままで、遠慮のないところって、ちょっと、上原先生に似てるなあ、てなこと、思ったりもしました。上原先生て、誰て? 著者の『あと少し、もう少し』(新潮文庫)に出てくる陸上部顧問の先生です。

ラスト一頁を読みながら、思わず、目頭が熱くなりましたわ。「民宿たむら」のマッチ箱が、あたたかな光を心に灯してくれました。
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4101297711
No.79:
(4pt)

再生に向かう物語の中に恋愛要素も入ってます

主人公は21歳の女の子と若いので、共感できるか不安でしたが、問題ありませんでした。「辛い時には年齢関係なくこういう風に考えるよな」と想いを重ねることができました。

主人公は仕事で上手くいかず、辛い毎日と自分の人生に別れを告げるべく、死ぬ場所を求め、縁もゆかりもない田舎へ向かうところから物語は始まります。

行く先も考えず、とりあえずタクシーに乗り、運転手に車を出してもらい、到着した民宿。そこで失敗に終わってしまった自殺。その日を境に、民宿の主(田村という30歳の男性)が死から生へと主人公を導くベクトルとなり物語は進みます。

田村は不器用な主人公に対して徐々に愛着が生まれていく変化が垣間見え、この2人がどういう結末を迎えるのかも楽しみの一つだと思います。

そして主人公は田村と自然に囲まれた民宿で居心地の良い毎日を送りますが、このままここに居てはいけない、自分の人生をもう一度生きなおさないとと立ち直り・・・

主人公以外の登場人物の描写も書いてほしかったのですが、それが無かったので、星1つ減らしました。
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No.78:
(3pt)

生きることを思い出す。

生きることを忘れたら、自然の中に身を置くのも良いかもしれない。
そんなことを思い出す。

内向きだった気持ちが、外向きに変わり、考えることよりも、動くことを促す。

仕事に疲れた主人公が、人生を終えようと、投げやりに向かった先で、田舎暮らしを体感し、感覚を少しずつ取り戻す物語。

居心地の良さを感じながらも、ここにい続けることはできないと気づき、そして日常に戻る電車の描写で、物語は終わる。

滞在地である田舎を、素敵なノスタルジック礼賛、ではなく、田舎の無骨さ、雑さを描きつつ、生きることを取り戻す小旅行。

読み進めながら、主人公とともに、少し具体的な旅先の夢をみたような気分になれる。
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No.77:
(5pt)

同じ境遇で田舎で癒やされたい

現代
のストレス社会に限界を感じたら、田舎の自然に癒やされたい。
お金じゃなく幸せを求めるのが大事、居場所も大事。
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No.76:
(5pt)

田舎に行きたくなった

主人公の田舎での出会いに心が軽くなりました。
休みの日に田舎に行きたくなりました。
気持ちがしんどくなった時におすすめです。
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No.75:
(3pt)

意外性を求める方には勧めない

本が薄いので仕方ありませんが
「転」が弱いと感じました。

しかし読みやすさと言う点では◎
普段読み慣れてない人は良いのではないでしょうか
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No.74:
(5pt)

楽になる!

軽く読めて、心も軽くなって、何となく前向きに生きられるようになったような……。
とっても良い感じの小説でした、
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No.73:
(4pt)

爽快

くらいで出しで、主人公は無気力で…と、思っていたのが、一転。主人公は思いの外、勝手で、気持ちも太くておおらかで…主人公と一緒に気持ちが落ちたり、登ったり…楽しく読ませて頂きました。
 最後は何となく爽快。何でも乗り越えていけそうな気分で読み終えることが出来ました。
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No.72:
(4pt)

とても良かった

瀬尾まいこさんの本はこれが4冊目です。
田村さんに出会えて良かった。
優しい気持ちになれる本でした。
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No.71:
(4pt)

天国はまだ遠く

結構面白かった
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No.70:
(5pt)

辛い時

辛くて死にたい時に偶然見つけて購入。
漫画ばかりで文字の本を読むことが苦手な僕ですが、面白いし読みやすくて最後まで読めました。
あまり長くも無いので、文字だけの本を読むことに慣れてない人にもオススメです。
2012年に読んでから、未だ死にたくて消えたい事は毎日のようにありますが、それでもいつかは何か変われるような希望を持っていられるような、そんな気がします。
人は何がきっかけで救われるのか、過去の傷が癒やされてくのか、希望を持てるようになるのか、分かりませんが、この本読んでから自分もなにかのきっかけがいつか訪れるんじゃないかという一筋の希望を持てました。
何かに思い悩んでいる方、まいってる方、希望を持てない方、色んな人に見てもらいたいなと思いました。
生きてさえいれば、何かの不思議な縁で変わっていく現実があると、そんな小さな希望を持てる作品ですし、読んだ他の方々にも小さな希望を持って欲しいなと思いました。
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No.69:
(5pt)

心が、芯から、穏やかに温まる小説

瀬尾まいこさんの作品を初めて読みました。
 特別に凝った描写があるわけではなく、比較的読みやすい、しかし、優しくて穏やかな文章だと感じました。主人公の女性は、可愛くて(人間としてという意味で)、素直で、少し抜けているような面もあって、とても魅力的に描かれてます。
 肝心のストーリーですが、最初は、単なる、一人の女性の、丹後の田舎での再生の物語だと思いました。しかし、読み終えて、それだけではないと感じました。「人は自然の一部」、などとも言いますが、現実にはそれだけで済むはずもありません。作者は、主人公に、自分らしい生き方を歩ませようとしている気がします。
 実は、序盤から、ラブストーリーの種がまかれているような気がしておりました(当然ですよね)。最後の最後に、ようやく芽が出たような気がして、個人的には、ささやかな幸せを感じました。このラストが、五つ星にする決め手になりました。
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No.68:
(4pt)

人それぞれ抱えるものがある

映画の中身自体はそれほどでもないが登場人物の男女二人の飾らない素朴な演技がよかった。それと宮津の一つの絶景もよかったなあ。ただ吉本の役者多すぎだな。
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No.67:
(5pt)

読みやすいないようでした。

内容に癒されました。続きが読みたくてすぐ読んでしまいました。
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No.66:
(5pt)

本年度の本屋大賞受賞が誠におめでたい瀬尾まいこさんの心癒される物語です。

ヒロイン山田千鶴が睡眠薬の量に確実を期さず適当に決めたのが本当に良かったですね。21日間、結果的に人生で最高のリフレッシュ休暇旅行になったでしょう。その時は最悪な気分のゲロ3連発も振り返ればいい思い出ですね。田村さんはドライだけどいい人で伊坂幸太郎さんのキャラにとぼけ具合がそっくりですよね。「なんちゃない」良い言葉です。吉幾三ばかり聴いてないで偶には、さだまさしも聴いて欲しいけど多分無理でしょうね。千鶴さんの第二の人生に幸あれと願う。
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No.65:
(5pt)

何度も読み返したくなる、心の清涼剤のような一冊

何度も読み返す大好きな一冊です。

仕事に疲れ果てた主人公の山田千鶴は、遂に自殺を決心して、誰も身寄りのない山奥の民宿へ行き服薬自作を試みます。しかし、その自殺すらも失敗に終わり千鶴は民宿で朝を迎えます。

…ここまで聞くと暗い話に思えるかもしれませんが、そんなことはありません。
その後に待っていたのは民宿の主である田村さんとの穏やかながらも慌ただしいド田舎ライフでした。前作『卵の緒』でも思ったのですが、瀬尾まいこさんはコミカルな会話を書くのが本当に上手く、主人公と田村さんの会話を読むだけでも元気が出てきます。そんな暮らしを通じて、自殺を考えていた主人公の心は次第にポジティブな方向に向かっていきます。

仕事が辛い時でも、私生活が上手くいっていないときでも、この本を読み終えた後は清涼な気持ちになります。現代に生きる全ての人におすすめできる一冊です。
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No.64:
(3pt)

現実っぽいファンタジー

著者の他作品も読んでいますが平易な文章なのに幼稚でなく後読感がとても良く素敵。
本作品もほっこり、なのですが、
見知らぬ土地で見知らぬ男性としかも1つ屋根の下、数週間ものほほんと過ごせる現実はほぼ無い。
命を頂くことや自然への畏怖や信仰を共に丁寧に暮らすというわけでもなく、
ひとには垣間見る瞬間が非日常なだけであって、そこに浸るとどんなことでも日常となってしまうのだということの再認識になりました。
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4101297711
No.63:
(2pt)

どう扱って良いのやら

「別に教会だけやない。神社も奉ってるで……(略)」
(中略)
「仏教徒でもあり、クリスチャンでしょ」

唐突に神仏混淆の話を出すのかと驚く。少し前には、後で後悔するというのも出てくる。
著者が中学の国語の先生をしていることと、主人公の女性は無関係だから、指摘するには当たらない。
そう思って最後の方になると、

軽トラが山道に入ると、私はすぐ死にそうになった。

と酒に酔った主人公が、乗り物酔いする場面が出てくる。
これはダメだ。著者は軽トラックに乗った経験がない。車重700kgの軽トラは、荷物を100kg程度積まないと
軽くて弾む。サスペンションが効かない領域でぴょこぴょこしている状態だ。これで充分酔う。路面が悪く
なって揺れて酔うというのは、酔っ払いの感覚と遠い。荷物のない軽トラなら、平らな路面の方が不快に感
じる揺れ具合である。
軽トラの窓に頬を寄せるというのがある。これも不自然だ。身長150cmくらいだったらあるかなという感じ
ではあるが、シートの材質(ビニールだ)、幅寸法を考えると電車の車窓の様な訳にはいかない。

睡眠薬(導入剤だろうが)を沢山飲んで、死なないで眠っただけというのも凄いが、交際相手が心配して来
て、顔を見たら帰るというのも不思議だ。宿の主人には男臭さが乏しい。なんだか、アンドロイドみたいだ。
そうか、ファンタジーなんだと気が付くのは、読み終えて暫くしてからだった。
天国はまだ遠く (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:天国はまだ遠く (新潮文庫)より
4101297711

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