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天国はまだ遠く



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【この小説が収録されている参考書籍】
天国はまだ遠く (新潮文庫)

天国はまだ遠くの評価: 4.10/5点 レビュー 94件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(1pt)

人ってそんなに簡単だっけなぁ

死を覚悟したほどの人が、翌日以降はケロッとしていて、人物、物語に深みが全く感じられませんでした。短期間、自分の生活圏から離れたらすっかり気分転換出来ました!みたいな、なんだか単にお騒がせな人に感じられて感情移入できず〜
天国はまだ遠く (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:天国はまだ遠く (新潮文庫)より
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No.5:
(2pt)

どう扱って良いのやら

「別に教会だけやない。神社も奉ってるで……(略)」
(中略)
「仏教徒でもあり、クリスチャンでしょ」

唐突に神仏混淆の話を出すのかと驚く。少し前には、後で後悔するというのも出てくる。
著者が中学の国語の先生をしていることと、主人公の女性は無関係だから、指摘するには当たらない。
そう思って最後の方になると、

軽トラが山道に入ると、私はすぐ死にそうになった。

と酒に酔った主人公が、乗り物酔いする場面が出てくる。
これはダメだ。著者は軽トラックに乗った経験がない。車重700kgの軽トラは、荷物を100kg程度積まないと
軽くて弾む。サスペンションが効かない領域でぴょこぴょこしている状態だ。これで充分酔う。路面が悪く
なって揺れて酔うというのは、酔っ払いの感覚と遠い。荷物のない軽トラなら、平らな路面の方が不快に感
じる揺れ具合である。
軽トラの窓に頬を寄せるというのがある。これも不自然だ。身長150cmくらいだったらあるかなという感じ
ではあるが、シートの材質(ビニールだ)、幅寸法を考えると電車の車窓の様な訳にはいかない。

睡眠薬(導入剤だろうが)を沢山飲んで、死なないで眠っただけというのも凄いが、交際相手が心配して来
て、顔を見たら帰るというのも不思議だ。宿の主人には男臭さが乏しい。なんだか、アンドロイドみたいだ。
そうか、ファンタジーなんだと気が付くのは、読み終えて暫くしてからだった。
天国はまだ遠く (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:天国はまだ遠く (新潮文庫)より
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No.4:
(2pt)

なんだかなぁ・・・

何かこれもあまり自分に合いませんでした・・・。
私がおかしいのでしょうか?
どこか重たい気がして・・・。
途中で読むのをやめました。
天国はまだ遠く (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:天国はまだ遠く (新潮文庫)より
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No.3:
(1pt)

駄作。残念ながら。自殺する動機に問題あり。

主人公は自殺を図り、丹後の山村の民宿に旅する。睡眠薬を大量に飲むが、致死量ではない。小説では、恋人との別れ、会社で仕事がうまく行かない(保険の外交員なのに保険が取れない)など、理由が示されるが、あまり説得力がない。別れた理由がそもそも明確でない。人は恋人に裏切られると死にたいと思うが、どうもそういった理由で別れたのではなさそうだ。とすると、人間関係への疲れか。その程度では人は死ぬとは思えない。病気、借金苦、恋人にひどい仕打ちを受ける、などが重なる必要があると思うが、何だかわからない理由で自殺もどきをする。

自殺もどきは民宿の主人にも見透かされており、淡い恋心が芽生えるが、当然のことながら(読者にもうすうす気がつくことなのだが)成就しない。

プチ鬱のOLが山陰の山村に行き、癒されました、という話なのだが、どうにも感情移入できず、主人公に同情もできず、困った。

民宿のおやじだけが魅力的。
天国はまだ遠く (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:天国はまだ遠く (新潮文庫)より
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No.2:
(2pt)

心にすんなりと溶けていく感じ

都会の生活に疲れ、「死」を選んだ女性の再生の物語。
なにげない田舎の風景の中で癒されていく彼女の有り様をすんなりと受け止められるのは、実際に丹後で暮らす作者が暮らしの中で感じるままを描いているせいかな。
民宿の主人は、元々都会暮らしをしていたにしては、デフォルメされ過ぎな気もするけれど…。
大げさな何があるわけでもないが、軽くすんなりと読める一冊。
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No.1:
(1pt)

お子様にどうぞ

この人の本は、本当にお子様向けですね。

大人が読んで満足できるモノとはとても思えません。この本の主人公がストレスで負けそうになる冒頭にしても、あまりに軽い書き方でガッカリしました。

あまり現実にとらわれず、昔の少女漫画みたいなフワフワした世界で遊びたい人向けです。あとは小学校や中学校の図書室向け。現実の世界に転がっている危険をこれだけ無視してしまっては、悪い影響が残りそうで心配ですがね。

もし仮に、今本当に悩んでいるOLさんが読んだとしたら、おそらく途中で投げ捨てたくなるような、現実離れした甘〜い本です。

大人なら、本当に落ち込んで危険な域まで行きながら、思いもよらないような「読ませる経緯」で帰還する物語が読みたいんだと思います。こんな、作者がPCに向かって想像しながら書いた「遠足に行ってきました」的な軽さじゃ、暇つぶしにしかなりません。

「悩んだふり」「疲れたふり」「癒されたふり」を演じたい人にはうってつけかも。頑張る前に癒されたい甘えん坊さん向けかな。あるいは、頑張る方向を間違ってるのに「突破口が見えない」という人の慰め?
天国はまだ遠く (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:天国はまだ遠く (新潮文庫)より
4101297711

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