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喫茶おじさん
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喫茶おじさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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早期退職をして喫茶店を始めたけど 半年で潰し 訳ありで再婚した妻には離婚を迫られ 本人に悪気はまるでないのだが 周りの人たちから 「ほんとになんにもわかっていないんだから」と 言われる 純喫茶店巡りが趣味 たぶんあそこと思える喫茶店が次々出て来るが ニュー新橋ビルの喫茶店とか 行ったことがない店も出て来て ちょっとそのあたり行ってみたくなる。 なかなか哀愁漂う展開になるのだが 何だか読みながら一緒に喫茶店巡りをしたせいか このおじさんの日常は 泡がシュワシュワしているクリームソーダのような その先にそんなに悲惨な結末は待っていない気がする。 今や大人気作家の原田ひ香 今回は可愛い気のあるおじさんが主人公 | ||||
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喫茶おじさんって言葉がしっくりくる主人公。 主人公はだいたいの登場人物から「あなたは何も分かってない」と言われている。 確かに煮え切らないが、周りの登場人物も負けず劣らず自分勝手な気がする。 散々馬鹿にされても喫茶店で癒される主人公。 なんか、この本を読んでるとめちゃくちゃ喫茶店に行きたくなるんですよね。 喫茶店はしごとか、深夜喫茶とか真似したくなる。 喫茶店の食べ物って、別に健康的じゃないのに、整うような気がするのは私だけでしょうか?笑 何にせよ喫茶店の描写が秀逸です。 終盤でようやく主人公は自分のために生きようと思い始めますが、大事ですよね。 喫茶店とかカフェの仕事は儲からないが、食えるくらい稼げればいいと、登場人物の1人が言っていましたが、納得です。 私も学生時代はバイトしていた喫茶店でオープンからクローズまでよくいました。 もはや趣味みたいなもんで、全然苦じゃなかったです。 主人公のように、老後でもいいんでまた喫茶店で働きたいと思いました。 | ||||
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作者さんが好きで拝読しましたが... 周りに恵まれてる事に全く気づかず ぬるま湯に使ったおじさんの自己中話 | ||||
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ネタバレあります。 不倫の末妻になった現在の奥さんの性格がイマイチでした。最後には無事離婚しますが。 もちろん結婚生活の間夫に愛想をつかすことがいくつもあったのでしょう。それに早期退職後の喫茶店経営からの店を潰したことも、引っかかったのでしょう。 でもこの奥さんの事は全体通して、好きになれませんでした。 何でも夫のせいにするくせに夫のお金は当然のように自分のものっていう思考回路。 ご希望通り離婚して自由になって、パートから社員への登用を期待して、娘の給料もあてにして、娘と彼氏と同居してもらって、っていうあま~い計画が上手くいくといいですね。 | ||||
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原田ひ香さんの書籍を集めています。軽く読むことができるので面白かったです。 | ||||
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新品同様のものでした。 ほしかった本で、気に入りました。 | ||||
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文章が上手く、スルスルと読み進められるのだけど、展開が好みじゃなかったり、こんな設定あり?と感じることも多く、この作者の本は数冊読んでいるがもう卒業しようと思う。 物語には世相が多く反映されており、小説を読んでいる時間も嫌な世の中のあれこれに思いを馳せるのは不愉快。 | ||||
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定年後に「なんとなく」退職金をつぎ込んで喫茶店経営に失敗しただけでなく家庭も崩壊寸前の老年にさしかかろうとする「おじさん」が主人公です。 この作者の人気シリーズである「一晩中働いて仕事終わりの『ランチ酒』をひとりで愉しむ離婚経験者のシングル女性」という設定を「仕事がなくなって行く場所もないバツ2目前のおじさんが『純喫茶』をめぐる」という設定変更になっています。 時間潰しこそがじつは人生においてかなり重要な作業であり、自問自答を繰り返しながら美味しいコーヒーで自分を取り戻そうとする姿は「孤独のグルメ」にも似た感じがあります。 有名和菓子店の「重い羊羹をたずさえて、取引先に誤りに行く」というのはまさにその通りで強いていえばさらに「桐箱入り」にするということがサラリーマンの常識でした。余談ですがかなり昔に、その和菓子店でレジを待っていたら、後ろにノーベル文学賞作家がいらっしゃったのには驚きました。「ノーベル賞をもらった人でも誤りに行くんだ。」と思いましたが、たんに甘味好きだったに違いありません。 | ||||
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喫茶おじさんというタイトルに無性に惹かれました!読みながら、それぞれの純喫茶に思いを馳せ、喫茶店に行きたくなり、近くの喫茶店に早速コーヒーを飲みに行きました。主人公さんの、呑気なお人柄にクスッと笑いながら、あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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何だかんだで味方のいる松尾純一郎が微笑ましい。続きが読みたい。 | ||||
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喫茶店にこだわりのある主人公と家族や友人、知人との関係、やりとりから目が離せなくて、一気に読みました。コーヒーや料理の描写も興味を惹かれました。何回か読み直したい本です。 | ||||
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定年後のおじさん、そんなに喫茶店ハシゴして食べ続けられるなと。コーヒーのハシゴも無理な私は羨ましいなあと思った。 | ||||
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私も純喫茶というよりはカフェが大好きなので、楽しく読みました。軽食やスイーツはどれも美味しそうで、1日に何ヶ所も喫茶店をまわれる主人公さんがうらやましかったです❢ | ||||
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食い物話は楽しいし、善良でマイペースなおじさんは微笑ましいが …近場にいたらそら苛つくだろうな。とも 骨の髄まで貧乏性の自分としては 喫茶店でコーヒー3杯飲んで、ビーフサンド食って、ケーキ食ったら一体どれだけ払うんだ の方面が気になって気になって 「この味とこの量としては安い」ってのがあるのは分かる が、無職や給料50%オフになってそれが出来る心の強さは、ない 面白く読んだけど少々のもやっぱさが発生するのは↑のせいだろう。多分 | ||||
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私も50代なので、主人公の純一郎の心境に身につまされる思いをしながら読んだ。 出世もできず、会社を勧奨退職したはいいものの、喫茶店経営に失敗して散財してしまう。 妻からは離婚を要求され、大学生の娘も冷たい態度。 家族からも知人たちからも、「何も分かっていない」と言われる始末・・・ この「あなたは何も分かってないなあ。」という台詞、言われた身にはすごくこたえる残酷な言葉だ。本当に辛いものだ。 そんな彼の唯一の楽しみは職探しの合間を縫っての喫茶店巡り・・・ この小説には、都内や京都などの様々な場所の、多種多様な喫茶店が登場するが、そこで供されるコーヒーやデザート、スイーツなどの描写が実に活き活きと、しかも分かり易く書かれており、思わず舌なめずりする。よくあるテレビ番組の食レポなんか足元にも及ばない魅力に溢れているのが心地よい。 不遇の身にあっても、いい喫茶店でコーヒーを味わいながら来し方行く末を考えるときの純一郎は実に幸せそうだ。 人生とグルメを考える最高の小説である。 まさに大人向けの、上質なコーヒーのような味わい深い一冊である。 | ||||
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