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喫茶おじさん



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【この小説が収録されている参考書籍】
喫茶おじさん

喫茶おじさんの評価: 4.00/5点 レビュー 15件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(4pt)

原田ひ香の描くおじさんの仕事道

早期退職をして喫茶店を始めたけど
半年で潰し
訳ありで再婚した妻には離婚を迫られ
本人に悪気はまるでないのだが
周りの人たちから
「ほんとになんにもわかっていないんだから」と
言われる
純喫茶店巡りが趣味
たぶんあそこと思える喫茶店が次々出て来るが
ニュー新橋ビルの喫茶店とか
行ったことがない店も出て来て
ちょっとそのあたり行ってみたくなる。
なかなか哀愁漂う展開になるのだが
何だか読みながら一緒に喫茶店巡りをしたせいか
このおじさんの日常は
泡がシュワシュワしているクリームソーダのような
その先にそんなに悲惨な結末は待っていない気がする。
今や大人気作家の原田ひ香
今回は可愛い気のあるおじさんが主人公
喫茶おじさんAmazon書評・レビュー:喫茶おじさんより
4093866961
No.9:
(5pt)

純喫茶はしごしたくなる本

喫茶おじさんって言葉がしっくりくる主人公。
主人公はだいたいの登場人物から「あなたは何も分かってない」と言われている。
確かに煮え切らないが、周りの登場人物も負けず劣らず自分勝手な気がする。
散々馬鹿にされても喫茶店で癒される主人公。

なんか、この本を読んでるとめちゃくちゃ喫茶店に行きたくなるんですよね。
喫茶店はしごとか、深夜喫茶とか真似したくなる。
喫茶店の食べ物って、別に健康的じゃないのに、整うような気がするのは私だけでしょうか?笑
何にせよ喫茶店の描写が秀逸です。

終盤でようやく主人公は自分のために生きようと思い始めますが、大事ですよね。
喫茶店とかカフェの仕事は儲からないが、食えるくらい稼げればいいと、登場人物の1人が言っていましたが、納得です。
私も学生時代はバイトしていた喫茶店でオープンからクローズまでよくいました。
もはや趣味みたいなもんで、全然苦じゃなかったです。
主人公のように、老後でもいいんでまた喫茶店で働きたいと思いました。
喫茶おじさんAmazon書評・レビュー:喫茶おじさんより
4093866961
No.8:
(5pt)

面白かった

原田ひ香さんの書籍を集めています。軽く読むことができるので面白かったです。
喫茶おじさんAmazon書評・レビュー:喫茶おじさんより
4093866961
No.7:
(4pt)

お気に入り

新品同様のものでした。
ほしかった本で、気に入りました。
喫茶おじさんAmazon書評・レビュー:喫茶おじさんより
4093866961
No.6:
(5pt)

喫茶巡りの楽しさと主人公の呑気なお人柄

喫茶おじさんというタイトルに無性に惹かれました!読みながら、それぞれの純喫茶に思いを馳せ、喫茶店に行きたくなり、近くの喫茶店に早速コーヒーを飲みに行きました。主人公さんの、呑気なお人柄にクスッと笑いながら、あっという間に読んでしまいました。
喫茶おじさんAmazon書評・レビュー:喫茶おじさんより
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No.5:
(5pt)

続編希望

何だかんだで味方のいる松尾純一郎が微笑ましい。続きが読みたい。
喫茶おじさんAmazon書評・レビュー:喫茶おじさんより
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No.4:
(5pt)

主人公がいい味出してる

喫茶店にこだわりのある主人公と家族や友人、知人との関係、やりとりから目が離せなくて、一気に読みました。コーヒーや料理の描写も興味を惹かれました。何回か読み直したい本です。
喫茶おじさんAmazon書評・レビュー:喫茶おじさんより
4093866961
No.3:
(5pt)

心配になった

定年後のおじさん、そんなに喫茶店ハシゴして食べ続けられるなと。コーヒーのハシゴも無理な私は羨ましいなあと思った。
喫茶おじさんAmazon書評・レビュー:喫茶おじさんより
4093866961
No.2:
(4pt)

美味しそうです。

私も純喫茶というよりはカフェが大好きなので、楽しく読みました。軽食やスイーツはどれも美味しそうで、1日に何ヶ所も喫茶店をまわれる主人公さんがうらやましかったです❢
喫茶おじさんAmazon書評・レビュー:喫茶おじさんより
4093866961
No.1:
(5pt)

喫茶店で人生を考える・・・何と上質なひとときか

私も50代なので、主人公の純一郎の心境に身につまされる思いをしながら読んだ。
 出世もできず、会社を勧奨退職したはいいものの、喫茶店経営に失敗して散財してしまう。
 妻からは離婚を要求され、大学生の娘も冷たい態度。
 家族からも知人たちからも、「何も分かっていない」と言われる始末・・・
 この「あなたは何も分かってないなあ。」という台詞、言われた身にはすごくこたえる残酷な言葉だ。本当に辛いものだ。
 そんな彼の唯一の楽しみは職探しの合間を縫っての喫茶店巡り・・・
 この小説には、都内や京都などの様々な場所の、多種多様な喫茶店が登場するが、そこで供されるコーヒーやデザート、スイーツなどの描写が実に活き活きと、しかも分かり易く書かれており、思わず舌なめずりする。よくあるテレビ番組の食レポなんか足元にも及ばない魅力に溢れているのが心地よい。
 不遇の身にあっても、いい喫茶店でコーヒーを味わいながら来し方行く末を考えるときの純一郎は実に幸せそうだ。
 人生とグルメを考える最高の小説である。
 まさに大人向けの、上質なコーヒーのような味わい深い一冊である。
喫茶おじさんAmazon書評・レビュー:喫茶おじさんより
4093866961

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