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風雲海南記



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風雲海南記の評価: 4.17/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(4pt)

周五郎らしいような,らしくないような。。

作品は面白く読みました。  しかし
このところ数回、新品の書籍(文庫も単行本も絵本も)の表紙カバー及び表紙の 折れ、ヨレ、完全に外れてクシャクシャ、などが続いています。本は,読み終えるまで、また手離す時まで、書き込みはもちろん 小さな折り目もつけたくない性分なので大変残念です。
あくまでも、個人的見解なのかもしれませんが、届いた時にすでに破れや折れがあるのは,かなしい。
風雲海南記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:風雲海南記 (新潮文庫)より
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No.5:
(4pt)

大変面白く読みました

大変面白く読みました
風雲海南記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:風雲海南記 (新潮文庫)より
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No.4:
(4pt)

武士の外国憧れ

壮大な話し、江戸とるそん、面白い、場面が転々と変わるクライマックス、
風雲海南記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:風雲海南記 (新潮文庫)より
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No.3:
(4pt)

内容

面白かったです。
風雲海南記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:風雲海南記 (新潮文庫)より
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No.2:
(5pt)

でっかい

解説にも載っているのですが、この作品は長年山本周五郎の作品リストから抜けていた幻の一作らしいです。戦時中に発刊されたもので、戦後のゴタゴタのせいでそんなことになってしまったとか・・・。
 幻にしておくにはあまりにももったいない作品です。復刊されて本当によかった。
 これはとにかくスケールのでかい作品です。主人公英三郎の出生の秘密から始まり、一柳家のお家騒動、幕府の藩取り潰し、そして海外にまで話は進みます。
 後の名作「樅の木は残った」の片鱗が見え隠れする作品に仕上がっていて、読み応えのある作品です。
 山本周五郎という人は本当にすごい作家であると思います。作品の量もさることながら、その幅が極めて大きい。書こうと思えばロシア人文豪のような総合小説すら書けてしまったのではないでしょうか?というかそれを見てみたい。もうかなわぬことですが、そんな尊敬の目で周五郎の作品群に魅了されてしまいます。
 時間と資金の許す限り周五郎作品群読破を目指します。
風雲海南記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:風雲海南記 (新潮文庫)より
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No.1:
(4pt)

テーマパーク的、エンタティメント小説の傑作

状況/キャラクター設定もそうだが時代背景の置き方が実に巧妙だ。個人レベルの問題から大名同士の確執大老を巡る権力抗争、果ては西欧諸国のアジア進出を絡め、果ては船団を組んで主人公はマカオへ....とだけいうと、何とも荒唐無稽・奇想天外なしょーもない話に聞こえるだろうが、島原の乱以前の鎖国後間もない時代設定をすることでむちゃくちゃさを感じさせないのはさすが。その分、周五郎のジェットコースターに乗って英三郎の冒険を思う存分楽しむことができるってわけだ。
この作品は長年作品リストから抜け落ちていたところ、いろいろな好事家のネットワークによって発掘されたらしい。解説にそういったいきさつが書いてあったが、この破天荒な冒険小説にふさわしいエピソードではないか。惜しむら!くは話が広がりすぎて悪玉、右京をやっつける下り、やや話を急ぎすぎた感があるが.....まぁ、充分なボリュームとも言えるだろう。
たいていの職人もので感心させられることだけど、今回は英三郎に子分のようにつきまとう少年(名前なんていったっけな)に語らせている実にイキイキとした江戸前言葉がキモチイイ。周五郎自身大正期日本橋の手代として働いていたというから、この辺は本場仕込みなのだろう。いなせですわ
風雲海南記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:風雲海南記 (新潮文庫)より
410113457X

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