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777 トリプルセブン
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777 トリプルセブンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 41~60 3/4ページ
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今回も一気に読みました。 やっぱおもしろい! | ||||
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回を増すごとにエンタメ色が強くなって、良い意味で読みやすくなっている。 殺し屋シリーズの軸はやっぱり"復讐"が軸になるのかな? このシリーズも例外ではありませんでした。そして前回同様, この主軸に主人公であろう天道虫が深く関わってこないところが面白い。 「天道虫さんですか?」のシーンから面白くなる。私が紙野なら七尾に惚れるくらいに頼り甲斐があってかっこよかった。 他の方も書いていたが、6人組の容姿性格が似ているので、時々分からなくなるのが難点。 | ||||
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しばらく会ってなかったキャラクターに会えて嬉しくなった、天道虫はいいなぁ | ||||
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前作は地味な殺し屋バトロワだった。 マリアビートルが好きな自分には物足りなさがあった。今作も前半はゆるり感があったものの、後半にかけてマリアビートル的なドタバタ感と伊坂幸太郎らしいオチも用意されており、AXよりも面白った。けど、やはりマリアビートルが最高だと改めて思った。 あ、ちなみに殺し屋シリーズはグラスホッパーはすべての始まりなので必読です。 | ||||
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マリアビートルを読んだ方には 面白いかも。ストーリー展開は 心地よく進み 6人の名の 意味が わかった時は なるほど | ||||
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良かったよ。 続編読みたいかな。 毒が好きですね。 そー言えば、昔スズメバチとか、鯨とかキャラが鮮明に残ってます | ||||
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殺し屋シリーズはナンセンスな設定とキャラが活躍するので ワクワクしながら今回も読みました。 相変わらずのどんでん返しもあってセンスのいいやり取りがあったり 最後までどんどん読み進められました。 ただ、今回はちょっと読み応えというか最後のデザート抜きで食事終えたような 物足りなさがありました。 個人的には「炭酸」の二人のエピをもっと膨らました方が天道虫たちが受け取った メッセージがよりリアルに実感できたのかなと思いました。 それと「布」の二人を筆頭に「紙」以外の女性がちょっと区別がつかなくって・・・。 女性の書き分けがあまり上手じゃないのかな?? | ||||
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是非映像化してほしいです | ||||
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よくこれだけ入り組んだ物語を考えつくもんだ。マリアビートルと同様、限定された空間での殺し合いが予測不能の展開で繰り広げられる。巻を置くと筋を忘れそうだから、一気に読んだ。作者は魅力的な登場人物でもあっさり退場させる傾向があるから、主人公についても安心はできない。大満足の一冊!あとは変な映画にならないことを祈るのみ。 | ||||
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伊坂さんの作品はエンタメで好き。 てんとう虫には、殺し屋だけども素朴さも人の良さも出てて好きなキャラ | ||||
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殺し屋のシリーズはどれも面白い いつになるかわからないが続編が楽しみ | ||||
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やっぱり殺し屋シリーズは、メチャクチャ面白い。スピード感。ドキドキ感。大どんでん返し。伊坂幸太郎はホントすごい。印象に残ったのは「他人と比べた時点で不幸は始まる」「リンゴはリンゴになればいい、バラの花を咲かせないからといって何なのだ」「恩知らずは運に見放される」というくだり。読み終わった現在もドキドキしている。ホント面白かった。 | ||||
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伊坂幸太郎ワールド全開! 最高です | ||||
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読み終わった瞬間に、読み返したい。 そして、読んでる間に頭のなかでずっと流れているStayin’Alive……,なーんて。 | ||||
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エンターテイメントとスリルと洒脱さと想像力と真実を適量混ぜ合わせ、そこに柚子胡椒をちょっと添えて。そしたら、こんなに美味しい小説ができました。 これぞ、伊坂幸太郎!と言える小説ではないでしょうか。本当に面白かった。 | ||||
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Groups of Professional Killers, all with different characters | ||||
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久しぶりに伊坂幸太郎作品にのめり込めた気がする。 殺人者シリーズは特に好きな世界観であり、「グラスホッパー」や「マリアビートル」も楽しませてもらった作品だ。「AX」も読んだが、ここら辺は先に挙げた二作品に比べると主人公が生業としている殺し屋の仕事をしている傍ら、恐妻家の面があるというギャップに着目したコミカルさが出ており、迫力においては1つ物足りなさを感じていた。 しかしこの777は、吹き矢を武器とする容姿端麗な六人を、天道虫のコードネームを持つ七尾が一人一人討ち倒していく様子があり、その描写が非常にスピード感がありスリル満点であった。 特に仔細な描写をせずに現象を小学生の作文のように書いてあるので、無駄がなくそれが逆にスピード感のある場面を表現している。 そしてこの小説の特徴の1つだと思うのだが、深刻な場面なのに他人事のように捉えているような登場人物の言葉など(例えば爆弾を使う奏田とか、モウフとマクラの会話がそう)、的外れなセリフが読者に滑稽さを感じさせる伊坂節よろしくの演出があり、たとえ殺人者の殺し合いという殺伐なテーマであっても、うまい具合に軽妙な世界観に昇華させれている感じがする。 個人的に残念と感じたのは、六人組の名前が似たようなものが多く、それぞれがホテル内で行動しているときにどのキャラクターがどこにいるのかが分かりにくかった時があった。 とはいえ、自分的には大いに楽しませてもらったので非常に満足である。 | ||||
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この刺激的なストーリーは、”柚子胡椒とチーズケーキの組み合わせ”のように。 その業界シニカルはもうコミカルでアクション。 ノンストップ伊坂ワールド、”777”。 ホテルの部屋にプレゼントを届けるというたったこれだけの仕事。 それがあれよあれよという間にスパイラルに巻き込まれて。 | ||||
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読み始め「登場人物多過ぎるよ勘弁してくれ」と正直思った。6人組は多過ぎるよと せめて3人×2組にしといてくれよと。武器も同じで性格も似たり寄ったりだと個人識別混乱するんだよと 人物紹介ページに指挟みながら読みましたとも。これが紙の良いところ いつも不思議なんだが間の悪さのドミノ倒しが過剰になると終盤うんざりし始めたりするんだが、伊坂氏の筆致だと積上げられても積上げられも「わはは」の気分になる きたきた来たー!的な 「おそらくそうなる、という諦めのほうが強い」 次元レベルはどうとして悪い当たりに引きが強いと至るよね… 「こっちがどれだけ心の準備をしていたと思っていたのか」 諦めててても最善の道は真剣に模索してシュミレーションするよねえ うんうん。刺さるささる。梅とリンゴよりこっちの方が個人的には刺さるわ 読んでる間顔の筋肉緩ませながら面白く楽しく読みました ここんとこバリバリに強張ってたから、助かった 今回も装丁よいねー。伊坂氏の小説に外れなし。装丁までも外れない | ||||
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殺し屋シリーズの第四弾。 グラスホッパー、マリアビートル、AXに続く、777が発売したので読了。 伊坂幸太郎の作品を読んだのは10年ぶりくらいなので、作風変わっていないか心配だったが、杞憂に終わり満足感でいっぱいだった。 昨年、マリアビートルを原作としたバレット・トレインが映画化したことが、今作発売の後推しになったのかな? 主人公はマリアビートルの七尾が続投。相変わらずの不運と持ち前の戦闘力でポキポキと脛椎をヘシ折っていく。感性は如何にも普通の気弱な人間なのに、殺人に対する抵抗があまり感じられないのがいい味を出している。 マクラとモウフ、六人組(センゴク、エド、ナラ、カマクラ、アスカ)、コーラにソーダと相変わらずキャラクターの濃い殺し屋たちが出てくるが、贅沢にもどんどん死んでいく。作者の思い切りのよさはすごい。終盤でマクラとモウフが死んでしまうのではないかとハラハラしたが、なんとか生き残って本当によかった。コーラとソーダは果物コンビを思い出したが判子視点を持たないゆえになんとなく末路は予想できた。合掌。 スイスイ人の六人組はイケメン・美女コンビらしいが、殺しの手法は吹き矢となんだかシュール。銃より隠しやすく、厄介とのことだが、実際どうなのだろう。動画を見る限り手で隠せる程度の吹き矢じゃたいした飛距離も威力でないように見えたのだが。 前作の兜の話がちょっとだけでたのが、以外だった。檸檬と蜜柑といい、この業界は広いようで狭い。面識のあるないに限らず、だいたいがお互いをよく見知っている。その割りにお互いに然したる愛着がないのは殺し屋らしく、ドライである。他人は他人と割りきっている。 そんな殺伐とした世界に巻き込まれた今回の一般人代表、紙野ちゃんがとにかく可哀想だった。完全記憶能力持ちの女子高生というラノベにでも出てきそうな彼女は七尾以上に不幸だ。何せ別段、物騒な生業をしている訳でもない。運悪く覚えてしまったことが、原因で終われていくことになるのだから。しかし、そんな無垢な彼女だからこそみんなが守ってくれる。後ろ暗さのない人は皆守りたくなるものだのだ。逃し屋ココにミントおばさん。コーラとソーダ。マクラとモウフ、マリアとついでに七尾。 ネタバレになるので避けるが、乾と長官の立場逆転はまったく予期していなかったので面白かった。長官と佐藤秘書がとにかくこわい。人間というより、妖怪の類いである。現実で本当にこんな人間はいるのだろうか。 AIや少子高齢化の限界、資本主義など現在の日本の事情をスパッと指摘してくれた今作はグラスホッパーの非現実的な世界観よりもより現実感を伴っているように思えた。他の殺し屋シリーズと比較してもリアルにコミットしているんじゃないか。作品が進むごとに伊坂幸太郎先生は殺し屋と現実の距離感を近づけているような気がする。前作は家族で今回は社会というそんな気がした。 何にせよ殺し屋シリーズ大好物な自分としては、大満足。 マリアビートルの三分の二くらいのページ数だったが、充分に楽しめた。 やはりエンタメはいい。心を洗い流してくれる。 七尾と真理亜のコンビは無敵感があり、物騒な物語を安心して見ていることができる。黒澤なみに好きになったかもしれない。 殺し屋シリーズがどこまで続く予定かはわからないが、続編がある限り、追いかけたいものである。了。 | ||||
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