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(短編集)

花も刀も



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花も刀もの評価: 4.22/5点 レビュー 9件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.22pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(5pt)

日本人の精神

山本周五郎さんの作品は、読者を裏切らない。日本人の精神を・心意気を感じる最高の純文学です。時代が変わっても読みつがれていってほしいです。人間は、志が大切だと思わせる、これを失うとただ、生きてるだけの動物だと思う。他者の役に立つ人間、でなればならない。他者が存在するから自分が活かされると知るが人間。例え親子であっても恩ある親を手に掛ける。折角、儲けた我が子を邪魔にして残忍な殺し方をする。詐欺師横行、悪徳商法、ザル法で得する寡頭政治、民主主義と謳いながら国民疎外の政策、腐れ穢れ切ってる今の世の中を山本周五郎作品で一刀両断(成敗)したい。山本周五郎作品を読破して自己中心的主義を以って利己的行動から志を胸に利他主義の世の中になれ!山本周五郎作品万歳!
花も刀も (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:花も刀も (新潮文庫)より
4101134391
No.8:
(5pt)

胸に迫る「花も刀も」

著者円熟期に書かれた表題作が最も心に残る作品でした。刀法を修業し昇りつめていった主人公に襲いかかる試練の数々。真面目に努力してきたのに何をやっても空回りし自暴自棄に陥っていく様子は、誰しもが生きていく上で同じような思いになるときがあるもので胸に迫るものがありました。人を斬って失意のどん底にいるときに出会った老人の言葉から光明を見出すラストが感動的です。他では軍用金三千両の行方を探す「枕を三度たたいた」が抜群の面白さでした。
花も刀も (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:花も刀も (新潮文庫)より
4101134391
No.7:
(3pt)

考える材は、あった!

表題作は哀れ、「落武者日記」は救い、その差は何であろうか。片や強い自負と腕を持ち、それを梃に這い登ろうともがく、此方見切りからこれまでを捨て全く別の生き方を拾う。周五郎は、何を云わんとしたか、そうしたものを含む8篇。
花も刀も (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:花も刀も (新潮文庫)より
4101134391
No.6:
(4pt)

無し

問題無し
花も刀も (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:花も刀も (新潮文庫)より
4101134391
No.5:
(3pt)

kk

良かったです
花も刀も (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:花も刀も (新潮文庫)より
4101134391
No.4:
(4pt)

状態が良

年代本にしては状態が良かったです、また、気になる本があれば購入したいですね。
花も刀も (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:花も刀も (新潮文庫)より
4101134391
No.3:
(5pt)

山本氏のファンだから

慌てていて、あるのに求めてしまいました。
ボケが始まっていると思うときです
花も刀も (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:花も刀も (新潮文庫)より
4101134391
No.2:
(5pt)

花も刀も、ボクも君も。

おそらく誰もが生きているうちに必ず
経験するであろう、挫折感をよく描いています。

私は、不器用だが頑張っている。
自分の能力が正当に評価されていないと感じたことがある。
挫折を経験したことがある。
ヤケクソになったことがある。

・・・という方は、まるで自分を見ているような気になるでしょう。
私は、この本を読んでいたおかげで、挫折したときのダメージが
軽くなりました。

いい本です。
花も刀も (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:花も刀も (新潮文庫)より
4101134391
No.1:
(4pt)

武家版「さぶ」は厳しくつらいが...

表題作は苦労人の武芸者平手幹太郎(後の平手深喜)の才能も野心もあり、努力家であるもののやることなすこと裏目に出てやけになって人を切ってしまう、というあらすじの中編。こういってしまうとすごく殺伐とした話のようだが、ちゃんと救いがあるので安心して読もう。(笑)野心家で自分が自分が、の生き方の人がもまれつぶされしていくうちに人に生かされ人との間で生きていることに気づいて成長していく過程というテーマは「さぶ」の英二と同じだが、幹太郎は侍だけにいろいろと周囲もキビシーのである。やはり、まわりにさぶやおのぶが欲しい。この作品集には現代劇2編が納められているが「ため息の部屋」なかなか好きな作品であった。「陽気な客」や「ヘチマの木」系うだつの上がらない若者たちのストーリー。(こちらは編集者でなく映画館の音楽家たちであるが)大正頃のモダンな雰囲気とともに、学生時代のやりきれないムードを思い起こさせられた。
花も刀も (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:花も刀も (新潮文庫)より
4101134391

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