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木曜殺人クラブ 逸れた銃弾
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木曜殺人クラブ 逸れた銃弾の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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現実世界のアクションを優先させて意図的に読書を控えておりましたが、加えて今回の読書は何故か時間を要しました。「木曜殺人クラブ」シリーズの三番目の翻訳を読み終えました。 いつもの「木曜殺人クラブ」メンバーが取り上げたのは、三十五年間続く人気報道番組「サウス・イースト・トゥナイト」でサブキャスターを務めていたベサニー・ウェイツの殺人事件。彼女はVAT詐欺事件調査中に失踪。その死体は見つからないまま彼女は車で海に転落、恐らくは何者かに殺害されたと目されています。誰が、どのような目的で?事件の真相は? 一方、元MI6の手練、エリザベスが或る人物から脅迫され、認知症の夫・スティーヴンと共に拉致され、かつての旧友でもある元KGB将校のヴィクトルを殺害するよう依頼?されますが、ヴィクトルを殺さなければジョイスを殺すと脅されます。何がどう関わっていくのか?パズラーですから、これ以上詳細を語ることはできません(笑)。 「木曜殺人クラブ」、「木曜殺人クラブ 二度死んだ男」と続き、しかしながら今回は何故いつものように一気に読み上げることができなかったのでしょう? 一つは、いつも以上に私の頭脳が回っていなかったことが挙げられます(笑)。そして、事件とは関係のない"軽口"の応酬に翻弄されたこと。何故かそのことがサスペンスを分断させる要因になった等分析できますが、まあそういうこともある、と自分を納得させることにしました。 相変わらず特異なシチュエーションの中での年老いた登場人物たちの絡みは、楽しめました。特に、ジョイス。彼女は、腹の据わったシリーズ中ピカイチの麗しいヒロインだと思います。 多くの他の新作が控えています。こころして次に進みましょう。あの本を読めば、この本は読めないのだから。 □「木曜殺人クラブ 逸れた銃弾 "The Bullet That Missed"」(リチャード・オスマン 早川書房) 2023/8/2。 | ||||
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