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強運の持ち主
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強運の持ち主の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全74件 41~60 3/4ページ
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占師を職業とする主人公が占いを通して多くの人々の悩みを占いではなく自分の経験を基に解決していきます。一番望ましいのは占いでの結論ではなく一番自然で一番しっくりくる普段の行動なのかもしれません。笑いあり、考えさせられる面がありで盛りだくさんの割に肩肘張らずに読める本です。 | ||||
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お話では「ニベア」が1番好きでした。 何も言わずニベアをプレゼントするところがかっこいい! 人付き合いが苦手だったり、休みの日どこかに行きたいと拗ねてみたりするルイーズに共感する部分もありました。 でも、結局ダイエーとかでいいってゆうところも似てるかな(笑) 結構ルイーズはさっぱりした感じの人かなと思ったけど、恋人との仲をおしまいにしないように頑張るところは やっぱり女性らしくて可愛いです。 瀬尾さんの作品はエッセイ以外今のところはずれがないです。 | ||||
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すばらしい話術ですね、この作者自身が。 ついついつられてどんどん読んじゃって。 4つの話のどれもこれもが温かくて、ユーモラスな 人物にあふれていて、サイコーでした。 主人公がささやかに変化していくところ、それを取り巻く 周りの人々の空気がみんな違っていて、これぞ小説という 感じ。 笑いもこぼれちゃいそうな巧みな文章で、特に第三話から登場する 関西弁の男の子はものすごくおもしろい人ですね。 おすすめ! | ||||
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活字が苦手な私ですが(本屋で)本を開いて目に飛び込んできた"占い"や"星"の文字。 元々占いが好きなのもあり、興味を惹かれ購入しました。 "読むとスキッとする本"という部類で売られていたのですが読んでいてもスキッとはせず微笑んでしまったり心にじーんときたりしてましたが、それは読み終えたあとにやってきました。本の中の人物の悩みが解決しスッキリすると同時に私の心までもなぜかスカーっとスキッとしたのです。もやもやが晴れたようなそんな気分。私の悩みが解決した訳ではないのに…と思ってしまいました。 持ち歩き暇があれば読みたくなってしまいます。 ぜひ色々な人に読んでいただきたい一冊です!! 迷っているなら即購入を!! | ||||
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ちょっとエネルギー不足。オーラ不足な後味です。 自然体の主人公と主人公の彼、お互いに空気のような 存在がここちよい・・・世界が変わる大事件ではないけれど 占い師の主人公には、いつもと違う何かが起きる。 そんな話はきっと読む私をここちよくしてくれる、と 期待して読んだものの、それぞれのエピソードが 内容が薄くて、すぐ読み終わったけど、 この印象の軽さはなんだろう??と むなしかった。 | ||||
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日常生活の中で、自分の中では結論が出ているのに、行動に移せないでいるということが多々ある。 そんな時、人は無意識に背中を後押ししてくれる人を求めているのではないだろうか。 占いを信じない私は、当初、“ウソくさい”と思いながら本書を読んでいた。 しかし、どんな人にしろ、自分の気持ちを考えて親身になってくれる人がいることは心強い。 最後まで読むと、ルイーズ吉田の元に足を運ぶ人が絶えない理由が分かる。 | ||||
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営業で鍛えた話術を元に、占い師に転職した元OLの物語です。 占い師なんですが、どうやら彼女に言わせると、占いとは「良い結果と少しの悪い結果」を「いかにもそれらしく」話してやること、なのだとか。メインなのは、相手の話を聴くこと。一種のカウンセラーみたいなものですが、そういうスタンスで占いに臨んでいる彼女が、面白く思えました。 結局彼女は、体裁上一応相手の生年月日と名前を訊きますが、実際は直観で占いをしています。洞察力があるのでしょう、それがまた、よく当たるのです。 占い師が占い師ならば、客も客。一癖も二癖もある客がやってきます。 著者の書き方が上手く、何も考えずに読んでいると、何度も主人公と同じ勘違いをすることでしょう。謎が解けた時、それは非日常の出来事なのですが、それゆえに物語としての面白みがぐっと増すように感じられました。 一編一遍は、割と独立しています。まるで連作短編のように。 | ||||
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悩みなんて話した時点で、目的が完了してしまっているもの。 元OL・ルイーズ吉田のおおざっぱでありながらも本質をついた占いにちょっと苦笑いしながらも、すっと心に入ってくるコミカルな展開を楽しみました。 瀬尾さん、巧いなぁ。 | ||||
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電車の中で おもわず笑みを浮かべながら あまりのコミカルさに一気に読み終えてしまいました。 私の前の席に座ってたおばさんが 不審げにチラチラと顔をのぞき見ていましたからね。 相当、表情豊かに読んでいたのでしょう。気持ち悪がらせてごめんなさい(苦笑) 4編からなるお話。 他人のことはサバサバしているのに 自分のことになると急に慌てだす、ギャップが魅力的な主人公。 彼女の職業は、人気占い師。 占い師の全員が全員、こんな人たちだったら、 笑いごとじゃすまんよな、と思わなくもありませんが、 案外、現実の占い師たちも、似たようなものなのかもしれません。 それぞれの作品に出てくる人物、全員が魅力的。 その中でも一番心に残っているのは、最後の章に登場する竹子さん。 この賞の序盤のやりとりの描写は素晴らしいです。 文章から、その現場の画像がクッキリと頭に浮かんでしまいます。 当然、一番、笑ってしまったのも、この場面でした。 「強運の持ち主」 この本を読むことのできた 強運に感謝、感謝です(笑顔) | ||||
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瀬尾さんの本は初めて読みました。 転職した女性や好きな男と暮らしている女性は、世の中たくさんいると思います。 けれど、転職した先が占い師であるとか、好きな男も、占いの仕事をしていて得た とかになってくると、現実とは違うお話の世界に引っ張り込まれた感じがしました。 さらに、…私自身は占いをしてもらいに行ったことかないので、そこでどういう話が 実際に繰り広げられているのかは知らないのですけど…本当に、こんな相談や占いが あるのかな?という愉快で不思議な物語が描かれていました。 年に一度くらいの間隔で、「ああそうそう、この本…」と読み返してみたいなと 思っています。 | ||||
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一見、適当ともいい加減ともいえる占いが返って現実的。 占いは嫌いだけど、ルイーズにならみてもらいたい。 | ||||
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この本は面白かった〜。 主人公は営業の仕事を挫折した占い師。 1話完結で全体としてストーリーは繋がっていて、主人公のルイーズこと吉田幸子が成長していくお話。 恋人のキャラクターも面白いし、先輩占い師も面白いし、途中で出てくるナニワの男の子も面白いし、個性の強い人々の楽しくも本人たちはいたって真面目なユニークさがたまらない。 読者の私も大阪人なので、「あげさんって薄揚げ?」「関西では薄揚げはえらいらしいよ」とかいうやりとりを笑いながら、わぁーこれ書いた人絶対関西人やわ!と思ったらそのようでした。 瀬尾まいこさん。 この本を読んで、瀬尾まいこさんの本を全部読もうと思ったり、占い師になりたい!と思ったりした影響を受けた本でした。 | ||||
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なんか心地よい。 劇的なことは特にない。 でもなんだろう? 止められなくなる。 いろいろな人間のエピソードが面白い。 読み終わりにじんわりといろいろな人たちの人生が 上手くいけばいいなぁ〜って 優しい気持ちになれる。 | ||||
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ルイーズと通彦(恋人)との関係がとても素敵だと思いました。 普段ぼーっとしていて、せっかくのデートも「ダイエーに行こう」というような彼だけど 2人で過ごす平凡な日常が、心地よくて幸せに感じられる。 そういう関係にとても憧れます。 占い師のルイーズを巡る4つの短編集です。 どの登場人物も皆優しくて一途で、心があたたかくなります。 個性的な相談者たちによって、少しずつ成長していくルイーズの姿が見どころです。 この本も含めて、瀬尾まいこさんの独特の世界の雰囲気がとっても好きです。 わたしも瀬尾さんやルイーズのように、誰かの心にあたたかい光を灯して、 少しだけそっと背中を押せるような、そんな人になりたいと思いました。 | ||||
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瀬尾まいこさんの本は喫茶店に置いてあったのを読んだのがきっかけでした 途中までしか読めず続きが気になり購入 4篇のSストーリーですが文章が本当に読みやすいので 気軽に完読出来る一冊だと思います ショートものなので内容は短いドラマのような構成 占い師という少し胡散臭い職業もレトロ感を出していて良かったです | ||||
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疲れた心にすっとしみこむ瀬尾まいこ。 心が草臥れたときに読むと、なんとなく前向きで微笑ましい気持ちにさせてくれる作家さんの本です。主人公はルイーズという名前の占い師。もちろん、ルイーズなんてのは芸名でばりばりの日本人で吉田さん、彼女は真面目な占い師ではなくてなんとなくの雰囲気で占いをする元OL。彼女は人と一緒にやる仕事が嫌で、占い師をしている。彼氏もその占いの場でみつけた人で、最高の運の持ち主と見えたのであれやこれやのインチキ占いで彼女と別れさせて自分を売り込んだすえに同棲に持ち込んだというのだから、なかなかの強者である。 そんなルイーズのもとに、様々な悩みをもった相談者が訪れる。 父と母とどちらと一緒にいるべきか悩む小学生、ものごとの「おしまい」を感じてしまう青年、何度失敗してもくじけずに気になる男性を振り向かせようとする女子高校生など、一筋縄ではいかない相談者たち。彼らの相談を解決しているうちにすこしずつ変わって行くルイーズ。。。 あとは読んでのお楽しみですが、いつ読んでもほっと心が温まり肩の力が抜ける瀬尾まいこさんの良さはこの本でもとてもよく出ています。微妙な味覚の持ち主の恋人くんもとてもいい味を出しています。どんな世代の人にもお勧めできる軽い連作短編集です。 | ||||
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4篇のショートストーリーから構成されていて、 日常生活の裏側を、占い師の視点から書いていくという点は面白く、また作者の人柄なのであろうが、ほのぼの感が、全編に漂っている。ちょっと「家政婦は見た」的な覗き見感がワクワクを誘い、一気に読めてしまう。 また「強運の持ち主」について、特別によい事も悪い事も起こらない平凡さを持つ人物として、ちゃんと「オチ」もついている。 ただ、占いの現場をよく知る私としては、こんな風にテキトーに占っているのは、一昔、ふた昔のスタイルで、今は真剣に一生勉強し続けている占い師も、山ほどいるという点だけを付け加えておきたい。著者は小説家として話を面白くする為に、そういう設定にしたのであろう。 | ||||
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職場の女性が貸してくれたので手にしてみた。 別にどうってことのない話なんだけど、 アイデアがいいし、登場人物のキャラも立ってる。 文章もこなれているので、非常に読みやすい。 老若男女すべての方におすすめ。 とくに、作家を志す若い女性は、 彼女に学ぶことが多いのではなかろうか。 夫→妻→娘→息子と家族で読みまわしのできる貴重な本だと思う。 | ||||
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お話自体はそこそこ面白かったです。 短いドラマを見ている感覚ですっと読み進められました。 ほのぼのした雰囲気で進んでいくので安心して読めるというのも良いですね。 疲れて頭を使いたくないときにぴったりでしょう。 ただ、営業から占い師になった主人公の立場というのは、一般にあまり共感できない気がします。わたしはあまり共感できなかったので、そういう意味で読んでいる間、入り込むというよりも傍から様子を見ている感じを受ける本ですね。 (ついでにわたしの場合、占いに来た女性の恋人が強運の持ち主だからといって好きになり、いんちき占いを駆使して奪ってしまう主人公のノリに抵抗があって共感できずじまいだったというのがあります。) また、主人公以外は特徴があって想像しやすい人物像だったのに対し、4話読んでみても主人公自体のイメージがなんだか固まらないというかなんというか、そこがちょっと残念でした。 これは何回か読むうちにイメージ固まるんでしょうかね。 | ||||
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元営業職のOLだったルイーズ吉田(本名・吉田幸子)は、 その話術と人の情報を覚える能力を生かして占い師として ショッピングセンターの片隅で営業中。 占いもするけれど、それ以上にお客様の話を聞いて その背中を押すのがお仕事。 自身もまだ若く、ささやかなことで悩んだりもするルイーズの、日常の謎ミステリー。 連作短編集で、4作入っています。 お父さんとお母さんのどちらを選ぶべき?という小学生の男の子、 ある男性の気をひきたいという女子高生、 ものごとのおしまいが見える大学生、 ルイーズ自身の恋人。 持ち込まれた相談者の悩み事をルイーズが聞き、ほぐしていく。 ほっこりあたたかい気持ちになるお話でした。 | ||||
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