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シュレーディンガーの少女
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シュレーディンガーの少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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SF短編集。松崎作品は初読。 帯紙には、本書のコンセプトは「ディストピア×ガール」です、などとある。『侍女の物語』みたいな作風かと思って読み始めたらちょっと違う。 冒頭「六十五歳デス」。設定自体は「PLAN75」みたいなものか。しかしストーリーはアクション映画である。引き続き、コミカルな皮をかぶったエゲつないスプラッタ描写の娯楽番組ネタやら、思いきりファンタジー小説(いまだと異世界ものとかいうのか)であったり、分岐する宇宙ネタ&ホラー映画なパンデミックものであったり。結局あまりディストピアという感じがしないまま読了。うーむ、なんだったんだろう。 個人的には、中盤に挿入されているショートショートっぽい秋刀魚のお話(2021)がお気に入りであります。いやいやこの作品、いまどき、というより2023年の春に読むと、おそらく今年最大の理系以外も巻き込んでの話題のテックネタ「C**tG*T」とかって、最終的にこういう風に役立てるべきだよね、などと思える未来予想図。楽しかったです。 | ||||
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