あがり
- SF (392)
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名前以外では片仮名表記を徹底的に排除して――「大型旅客車両」、「らあめん」などの言い換えを用いることによって――、独特の文体を作り上げているSF短編集。帯には「理系女子ならではの、大胆にして繊細な連作集」とあるが、だからと言っていわゆるハードSFではない。表題作「あがり」だけはその例外だが――。どちらかと言えば、大学を舞台にしたファンタジーというべきだろう。雰囲気は認めるものの、傑作であると絶賛するべき要素は見つからない。何よりいわゆる人文科学に対する無知を露呈する部分にかなり苛立つ。 | ||||
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最初の短編は面白かったですが、他の短編は大体がっかりしました。カタカナの言葉の代わりに漢字語しか使われてないのがとても面白かったです。その理由だけで聞き続けました。 | ||||
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松崎有理「あがり」読了。東北の蛸足大学理系学部で繰り広げられるちょっと不思議な研究生活を送る人々の短編小説集。生物系研究室のあるあるを交えつつ彼らの日常の中にSFの要素が交差する事で独特の世界観が形成され、その懐かしさの中で科学の不思議を少し飛躍された所に引き込まれた。良い読後感。 | ||||
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大学の研究室時代のことを懐かしみつつ読み進めました。 特定の科学トピックを面白くお話にされて、その中でも勉強になる点や科学の姿勢についての大切な言及もあり、SF入門にも良いと思いました。 | ||||
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ストーリーの前半大部分が大学研究員の日常研究活動に関する話である。実際に携わったことのある読者ならば臨場感あふれる内容にそうだそうだと拍手を送るんだろうが、それ以外の読者にとっては難解で少々退屈かも。もう少しSFっぽいところがあっても良い。日常から非日常に変化してゆく場面をもっと効果的に表現したら星は増えると思う。 著者はなぜか横文字を一切使用せず、すべて日本語で表現している。例えばコーヒーカップを「珈琲碗」、バスを「大型旅客車両」、チェーンを「すべり止めの太い鎖」etc. また仙台市を「北の街」という名称で紹介。その他の町名も当て字で表現しており、知っている人はクスッと笑えユーモアを感じることができる。今度甘味喫茶を探しに行ってみようかな。 | ||||
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