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無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記



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【この小説が収録されている参考書籍】
無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記

無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記の評価: 4.90/5点 レビュー 116件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全115件 21~40 2/6ページ
No.95:
(5pt)

素晴らしいです!

命、時間、家族、愛、様々な事を考えました!
自分の人生が後120日だとしたら…
私はこんなにも、人へ愛と思いやりを持って
接する事は出来そうも無いけれど…
そして、最後の「王子」のところで完全に
涙腺崩壊でした!
同世代の方々へ是非読んで欲しい素晴らしい作品です!
無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記Amazon書評・レビュー:無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記より
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No.94:
(4pt)

感謝の気持ち

"ふたりで暮らしていた無人島だが、あと数週間で夫は本島へ帰り、私は無人島に残る時がもうすぐ来るらしい"2022年発刊の本書は突然、余命宣告を受けた著者による亡くなる9日前まで言葉を綴った闘病日記。

個人的には著者の熱心なファンではないのですが。すすめられて手にとりました。

さて、そんな本書は少女小説家、直木賞受賞作家として有名な著者が、突然膵臓癌、しかも既にステージ4bとわかり、医師やカウンセラー、夫と話し合い抗がん剤治療ではなく【緩和ケアを選択した『2021年5月24日』から日記が始まり、体調が次第に変化していく様子と共に四章構成で『2021年10月4日』までコロナ禍の中での闘病、終活生活、夫や友人達との約半年間の日々が丁寧に描かれているのですが。

1読者としてはキューブラー=ロスの『死の瞬間』ー死の受容のプロセスーを思い浮かべたり、また著者と同じく約半年間のガンとの闘病生活を経て亡くなった父親を直接的に思い出しながら読みました。

また、自分自身も人生の午後。いつ著者のように突然、告知されるかも知れず。仮に自分だったら最後まで周囲に向けての感謝の気持ちを綴れるだろうか。と、そんな事も考えたり。

著者ファンはもちろん、ぼんやりと終活を考えている方にもオススメ。
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No.93:
(5pt)

素敵な人生

私も最後までこういう風に
凛として人を慮っていられたらと思う
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No.92:
(5pt)

ファンの私たちへの命を懸けたラブレター

先生から最後のラブレター。
とめどなく流れ落ちてくる涙と戦いながら
一字一句見落とさぬよう大切に読みました。
人間もプラナリアみたいに分裂して健康な身体に再生できたらいいのに。
生きていると大切な人との別れのときは必ず訪れます。「みんないってしまう」と嘆かずに
限りある命、一分一秒を大切に自分らしく過ごしていきたいと強く思った作品です。
山本文緒先生に出会えて、わたしの世界は変わりました。素敵な作品の数々を世に残してくださりありがとうございます。
わたしが生きている限り、わたしのなかで
山本文緒は生き続け輝き続けています。
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No.91:
(4pt)

良かった

良かった
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No.90:
(5pt)

泣いた

やはり好きな作家さん、しかも早くにお亡くなりになるのは哀しい
もう一回、書いていただきたい…
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No.89:
(5pt)

大好きな山本文緒さん

思いを馳せて読みました。
山本文緒さんは、私を読者好きにしてくれました。
心の揺れ動きを描くのに秀でた作家さんです。
大好きな山本文緒さん。ずっとずっと大好きな作家さん。
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No.88:
(5pt)

死に至る日々を綴る

どのように死を迎えるかは、いくら考えても実際に宣告を受けたその時になってみなければわからない。それでこの本を見つけた時には、迫りくる死に対してどのように対峙し、反対の意味での「指折り数える日々」について何が綴られたのかを知りたくて手に取ることにしました。
著者はある日突然にあと120日しか生きられないと宣告されます。残る手段は抗がん剤による若干の延命か、緩和療法による緩慢な死。抗ガン治療を一度受けた経験から、緩和療法を選択し、死に至る日々を医療関係者、夫、編集者など周囲の人々とのやり取りや、その時々の心情を吐露し記録したのがこの日記です。
人気作家でもある著者は、交友関係にもまぐまれ経済にも心配がない(と思われる)環境で、限られた状況下での理想的な緩和医療を受けます。ですが緩和はあくまで緩和であって痛みや苦しみから解放されるわけではないこと、またこれほど愛してくれる夫がいても、当たり前とはいえ死はひとりで迎えるしかないこと、が淡々とした文章から伝わってきました。
日記には、なぜ私がこのような目に会わなくてはならないのか、という答えのない呻吟ではなく、それを通り越したかのような「残念な気持ち」が随所に綴られています。自分がこの立場になったら果たしてこのような「諦観」ともいうべき見方を持ちえたであろうか、と考えさせられました。おそらくこの著者を含め、多くの人は突然の死の宣告には、程度の差はあれ恐怖や焦燥を覚えずにはいられないと思います。
著者にとってはこの日記を書くことが、死に向かう揺れ動く心に平衡を保つ手段だったのかもしれません。
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No.87:
(5pt)

ここまで現実的な日記は初めて読んだかも。

そりゃもちろん死ぬ人の書いた本は何冊も読んだことはあるけど、現代の、自分と同じ世代の人が死にゆく本人の立場で書いたのを読んだのは初めてかも。しかも、父と同じ膵臓がん。父も見つかったときは余命三ヶ月だった。(実際には二ヶ月しかもたなかった)
僕もこういう感じで逝くんだろうか。そういう疑似体験をしたような印象がある。
僕はこれまでそれほど山本文緒さんの物語を読んできたわけじゃないけど、この人の世界をもう少し知ってみたいという気持ちになった。幸い、作家にはたくさんの文章がある。僕にって、山本さんはまだ死んでいない。
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No.86:
(5pt)

綺麗な本でした

読みたかった本が、定価よりもお安く購入出来て良かったです。
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No.85:
(5pt)

作家として最後まで「書きたい」という気持ちが残っていてそれを言葉にした闘病日記

すい臓がんで余命宣告された著者が、コロナ禍で隔離された環境で夫と二人、どう過ごしてきたのか。

作家として最後まで「書きたい」という気持ちが残っていて、「日記を書くことで頭の中が暇にならずに済んだ」という言葉は著者の本心だと思う。

自分が借りていたマンションの片付けの話、アメトークや映画を見て夫と笑った話、闘病中でもお気に入りのカフェに行った話、遺言状や葬儀の話、発熱や倦怠感、痛み、腹水といった体の不調の話など、本当に日常的な話から病気のことまで、ご本人の言葉で真剣に描かれていて胸に響いた。

また、お見舞いに来てくださった方に対する著者の感謝の気持ちがものすごく伝わってきた。

「余命四ヶ月でできる治療がない人にかけることばって難しすぎる」とか、「私に会いに来るのはさぞ緊張しただろうと思う」とか、「勇気を出して会いに来てくださって本当に嬉しい」という言葉からも相手への配慮や労いの気持ちがよく分かる。

私にも妻がいるので、突然の寒気や痙攣で救急車を呼んだり、葬儀のことを質問されたり、いよいよ余命が近づいてきたとさりげなく医師から告げられた時など、旦那さんの気持ちを想像すると思わず涙ぐんでしまった。

ご冥福をお祈りいたします。
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No.84:
(5pt)

山本先生

山本先生の最後の叫び
最後の最後まで作家先生だったなと。
素晴らしい作品の数々を今まで有難う御座いました。
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No.83:
(5pt)

早すぎるよ文緒さん

私に読書の楽しさを教えてくれた、作家買いを初めてするようになった山本文緒さん。大好きです。つらくてずっと読めなかったんですが、読みだしたら止まらず通勤電車内、昼休みのカフェで一気に一日で読んでしまいました。理性を保って闘病生活頑張りましたね。これを読んで泣いている私達にも必ずその時はやってくるわけで、自分だったらと考えずにはいられないです。
毎年人間ドックに行っても末期で亡くなってしまうなんて。膵臓は見つかりにくいですからと言われ、そ~ですか、なんて私は納得できないです。高い検査代とって何なんだろう。いろんな業界は切磋琢磨して日々努力しているのに検査医療の怠慢さ進歩のなさにはほとほと嫌気がさします。私も終末医療の方にお願いし、自宅で家族とともに最期を迎えたいなと思いました。
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No.82:
(5pt)

言葉が見つからない

何と書けば正しく伝えられるのかわかりません。ただ、57歳の今、この本を読んで良かった。
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No.81:
(4pt)

お別れの日記

若くして余命を宣告された後に、日記を書くという作家としての強さと女性としてのやさしさがにじみ出てる作品。死ぬことが分かってて自分だったら日常をこんなかたちで過ごせるだろうか自分に置き換えて考えてしまう。日記だから、最終ページが続きそうで終わる、何とも寂しい。
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No.80:
(5pt)

あなたは私にとって生涯最高の作家です

あなたとあなたの作品に出会って人生が変わった
変わってしまった
初めての彼女からあなたの作品をもらいました
生きてるうちに一目会いたい人だった
誰にも言わなかった気持ちをここに書かせてもらいます

あなたの事を一生忘れません
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No.79:
(4pt)

ファンではありませんが

ほんの一年ほど前は少し身体の不調を感じただけなのに、しばらくして末期の膵臓癌と診断され約半年後にはおなくなりになるまでの日記です。

社会的な地位もお金もあり、庶民からすれば羨ましい生活を過ごされている方でもこんな病気にかかり、短い期間でこの世からいなくなってしまう、、、こうして文章にして遺されたおかげで何か他人事に感じられないような読後感です。
有効な治療がないと告知されてからの日々を強い気持ちで生きられたのはご主人の存在と作家としての誇りのような気がします。
頭はしっかりされているのに身体が思うようにならずにどんどん弱ってゆく辛さが伝わりました。
失礼ながら若い頃の不摂生が原因のひとつではと感じましたが、、、死についてあらためて考えなおすきっかけになりそうです。

この方の小説類はどちらかと言えば苦手でしたが、最期の命を振り絞って書かれた貴重な記録だと感じました。
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No.78:
(5pt)

ただ静かにさようなら

余命四ヶ月の心情を淡々とつづっている。死ぬまで生きるって、こういうことなんだな。しっかりした終活だったと思う。最後の二日分の、少し錯乱した文章を読んで、ああこの人は本当に死んでしまったんだな、と納得した。
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4103080132
No.77:
(5pt)

手もとにずっとおきたい。

そしてなんどでも読み返しています。
そういう本だった。
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4103080132
No.76:
(5pt)

山本さん、ありがとう。

何度も何度も読んでしまいました。先生が亡くなってから、先生の本を読むようになった私ですが、すっかりファンになってしまいました。この本で、御自分の人生をいい人生だったと書かれている箇所があるのですが、私が今、同じように余命を言われて人生を終える時だったとして、そんなこと言える程、一生懸命生きてないなぁと思ってしまいました。先生の文章の上手さは、こんな最後の時まで、周りの人に心を配る優しさもあるんだろうと思いました。もっと、先生の本を読みたかったし、優しい旦那さんとずっと仲良く暮らしてて欲しかったです。先生が亡くなってしまった事が残念で悲しいです。
無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記Amazon書評・レビュー:無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記より
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