■スポンサードリンク


空の声



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
空の声 (文春文庫)

空の声の評価: 2.50/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.50pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

戦前戦後の凄い日本人

奥様を相当愛されていたと思いますが、亡くなってからの奥様のお言葉がなかったのが残念です。
空の声 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:空の声 (文春文庫)より
4167919583
No.7:
(4pt)

きつい…

命がけのプロの仕事。
全然楽しくなかったです。
しかし、主人公の和田氏自身が
楽しかっただろうと考えると
胸が痛みます。

能力のあるプロがプロらしい仕事を出来ない。
せめて家族に会いたいが、声を聞くことさえ出来ない。

さぞや無念だった事でしょう。

きつい作品だと思いました。
空の声 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:空の声 (文春文庫)より
4167919583
No.6:
(1pt)

しんどい

堂場氏のファンで色々ずっと読んできましたが、これは正直読み進めるのが苦痛でした
偉大なアナウンサーとして実績をつんでいらした方なんですが、ただただ体調の不安と
日々の葛藤がつらつらとあるだけで小説としての山場があるわけでもなく喜びもなく
読み進めるのがほんとに苦痛でした、読み終わった時は悲しみより疲れの方が大きく
もう辛い日々を読まなくていいという安堵感が先でした。
空の声 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:空の声 (文春文庫)より
4167919583
No.5:
(2pt)

これを小説にしなくても・・・

実話に基づく小説である。主人公のアナウンサーが五輪中継という一世一代の仕事を、病を押してでもやってみたかった気持ちは理解できる。しかし、日本の代表として行くからには自分の願望だけを優先するのはプロとして失格だと思う。出発前から不安を自覚しているのにこの仕事を引き受けたという時点で、主人公に感情移入できなくなってしまった。和田氏の人生全般を振り返れば素晴らしいアナウンサーだったのだろうが、このヘルシンキ五輪の部分だけを切り取ることによって彼の名声を傷つけるような小説になってしまったのではないだろうか。

闘病記は、本人の日記、もしくは本人を近くで見守ってきた家族などが書く場合にはそれなりの意義がある。しかし、闘病の葛藤を小説という形でここまで「創作」してしまうのはいかがなものだろうか。ヘルシンキ五輪の舞台裏の躍動感を期待して読む読者は大いに裏切られてしまう。読んでいて最初から最後まで辛い小説だった。
空の声 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:空の声 (文春文庫)より
4167919583
No.4:
(4pt)

オリンピック放送の栄誉から見えたもの、それは命がけのものだった。

戦後始めてのオリンピック放送の担当者に選ばれたアナウンサーが異国の地で病魔に犯されながらも様子を送るが、病魔には勝てず途中でベッドに臥せってしまう。果たして、放送は日本に届いたかどうか、しっかりとした放送だったかどうかを気にしながら異国の地でなくなるという壮絶な人生だった。誰か支えがないと淋しくて仕方がないのは自分だけではないだろう。
空の声 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:空の声 (文春文庫)より
4167919583
No.3:
(3pt)

ワクワク読めない

山川静夫さんの著書で知った人物のことが書かれた本ですが、その時ほどワクワク面白く読めない。
消化不良な感じでした。
空の声 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:空の声 (文春文庫)より
4167919583
No.2:
(2pt)

闘病記で残念

和田信賢の闘病記になってしまったのは残念である。和田の「話の泉」の風景、言葉にするとどんな感じであったかまったくわからない。また和田の後継者と言われる志村名アナウンサーの実況記録。和田ー志村が放送界の金字塔になったのか。
せっかくの好材料が活かされていない。期待外れであった。
空の声 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:空の声 (文春文庫)より
4167919583
No.1:
(1pt)

体調不安小説/創作意図が不明。

この小説は、戦前、戦後のラジオ時代に名を馳せたNHKアナウンサーの末路を語るもの。

お話はヘルシンキオリンピック中継のための長期出張への出発から客死まで。主人公は出発時から健康不安を自覚し、現地では歩行すら困難な状態へと至り、十分な仕事もできないまま帰路のパリで病死する。という筋立て。

人間は、間違えるもの。日頃の不摂生も、医者の出発前の懸念を無視することも、旅程中の喫煙・飲酒も、自身の病状への受け止めも、人の営みとして、受け止めるしかないが、著者は、なぜ、読み手にとって、不快なだけの、このようなストーリーを長々と紡いだのかが、解らない。

堂場氏のスポーツ関連を扱う小説は、主人公活躍系の展開になることが多いが、それとは逆の展開。灰色のストーリーで始まり、最期は暗黒の死に至る。

生前は、終戦時の玉音放送まで担当。終戦後はラジオの娯楽番組で全国の人気を得た業績で、日本放送協会葬まで受けた主人公。この時代になって、彼の愚かしい不名誉な死への旅程をまとめ売文することに果たして意味があるのだろうか。
空の声 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:空の声 (文春文庫)より
4167919583

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!