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濱地健三郎の呪える事件簿
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濱地健三郎の呪える事件簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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シリーズ3冊目となる本書は、全編コロナ禍での話で、6編が収録されている。 全体としてミステリー色は強くない。かといって、オカルト色満載ではない。ほどよい混じり方と言ってもいいかもしれない。 コロナ禍ということで、リモート飲み会、コロナ感染、飲食店でアルコール解禁、骨董屋でのネット売買、キャンプ場のソロキャンプなどが取り入れられている。当然だが、登場人物たちはマスクをして、むやみに出歩かないが、それでも心霊たちは人を悩ます。それぞれの事件に関するアプローチに差があること、濱地健三郎にたどり着く方法も物語のキーになっていることなどが興味深い。 個人的には「戸口で招くもの」「囚われて」が好みに合っている。「囚われて」は、ヒロイン志摩ユリエと〝半分彼氏〟の進藤叡二のそれぞれが関わることが見事に繋がっていき、ちょっと気持ちいい。また、あまり詳しくかけないが前者の「ミスリード」はこの状況下ならではと言える。ちなみに、「戸口で招くもの」のラストが「囚われて」の冒頭に繋がっているので、それぞれ独立した作品だが、できればこの順で読んだ方がいいと私は思う。 なお、ユリエと叡二の恋の行方は…。読んでのお楽しみ。 | ||||
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