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宙ごはん
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宙ごはんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 61~80 4/5ページ
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夏風邪をひいて咳で眠れない夜の時間潰しとして選んだ本です。正直なところあまり期待はしていなかった。複雑な人間関係と不思議な物語の進み方には現実離れしてるなあ、と思ったけど途中からのめり込んで涙まで流した。久しぶりに読後感よい話を読めた。 | ||||
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目次を見て、ハッピーエンドの小説だと直感した。登場人物は家庭環境(家族環境といった方がよいかも)が複雑な人々。その環境で生きていかざるを得ない状況を食事が救う。主人公は宙(そら)。幼いころは母親の妹に育てられ、その後、実母と暮らすようになる。父親がいない境遇の宙であるが、実母(花野、かの)を慕う恭弘が宙の支えになる。自分は恭弘のように困った人を無条件に手を差し伸べられるだろうか。恭弘の心は宙を含めて周りの人に染み入っていく。とても哀しくもあり幸せな物語である。生きるのって結構難しい。でも助け合える人間関係があってこそ私たちはギリギリ生きているのだろう。自分が生きているのもきっと自分の力ではなく、周りの人が生きられるように助けてくれるからなのだろう。 | ||||
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序盤は、美しいけど生活力のない母親と子供が親子関係を構築していく、よくある展開だと思って読み始めた。2章、3章と進むにつれ展開に驚き、涙溢れて止まらず。ごはん小説に留まらないストーリーの分厚さに舌を巻く。歳を重ねる毎に成長して行く登場人物。成長とは前に進むだけでなく横に逸れたり裏切りもまた人間関係の進行と共に起きうる。ラストまで本当にお見事。久しぶりに瞼が腫れるほど泣きました。感動読書。 | ||||
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命をひとりひとりの心を。 思い出させてくれました。 読み終わった時、周りにあるもの全てにありがとうを思う作品でした。 | ||||
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一人の少女のまるで大河ロマン脳ような物語。 心が温まる物語でした。 | ||||
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最初の方は悲しくなる物語でしたが読み進めるうちに気持ちが明るくなるようなストーリーでした。ただ後半から、いくら小説とはいえそんなに波瀾万丈な人が集まるかな、と少ししらけてしまったところもありました。 でも家族関係に悩んでる人が読んだら希望が持てる小説だと思います。軽く読むのにおすすめ。 | ||||
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ほっこりとしたお話かなと思ってたら、けっこうみんながむちゃくちゃ傷ついてて、それでも前を向くきっかけになるのは、誰かの優しさで、美味しいごはんで……何度も泣けました | ||||
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何があっても人は生きていかないといけなくて、生きていく中で人は変われる、と思わせてくれる作品。良い方に変わりたいものだ。 | ||||
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毒親、虐待、ネグレクト、モラハラ、DV…… ありとあらゆる家庭の問題が、豪雨のように降り注ぐなかで、大人になれずにいる大人たちと、子どもたちが、奇跡のような支えあいを成し遂げて、生き抜いていく。 うっかり夜中に読み始めてしまっめ、やめられなくなり、寝不足に苦しみました。 | ||||
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ストーリー展開、背景、周りの大人の心理描写、全て面白く かなり高評価でした。しかし 肝心の主人公 宙が保育園児→小学生→中学生→全て大人の思考でとても違和感が有り 残念でした | ||||
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宙ちゃんを中心に、複雑な家庭環境や人間関係が交差するストーリーはとても読みごたえがあり、とてもほっこりしました。 最初は幼かった宙ちゃんが、段々と身も心も成長していく過程を見ていくうちに、彼女の抱える葛藤や悩みに思わず共感することも多かったです。 特に第五話で起きた衝撃の事件以降は、ページをめくる手が止まらなくなりました。第四話までは数日かけて読み進めていたのですが、一気に最後まで読み進めてしまうほど、最後がどうなるのか気になって仕方なくなるほどです。 読後感もよく、最高の一冊に出会えたことを感謝しています。 | ||||
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スタートは、町田さんらしくクセのある家族で、ふんふんと読み始めた。次第に、カノさんがどうにも嫌いだった。私はこの人ダメだわ、と思った。視点人物の「宙」を応援する気持ちはあるから、物語として最後まで読めると思うけど、カノさんは絶対嫌だなあ、と思いつつ読み進めた。 しかし、登場人物も成長するんだね。 いい人たちなんだけど、かっこよすぎない。嫌な人も、もちろんチラリちらりと登場してはいなくなる。 理不尽な不幸は次から次へと襲い掛かってくる。だげど、うんうん、これでいいか、とみんながなんとかしていく。何とかなっていく。…世の中ってこうじゃなくちゃ、と思う。 最後の場面、あんまり幸せを予感させる未来を決めつけないで、登場人物をあれこれ登場させないのが良かった。あの人はどうなったんだろう、あの人はまだ近くにいるんだろうか、そういう不確定要素を残したまま、いいラストシーンだった。 作者自身がこの世界の人たちを気になって書きたくなったら、エピソードや続きを書いてくれるだろう。 | ||||
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傷ついたことで苦しみ、でもそのことでいろいろなことに気がつき、それぞれ成長していく希望ある物語だと思う。 | ||||
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宙ちゃんと一緒に生きた気がします。感受性の豊かな心模様の一つひとつを私の中に描くことが心地よかったです。 | ||||
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人との繋がりや家族の形を考えている最中に出会った本です。こんなに優しい気持ちになれた事にびっくりでした。「読むビタミン剤」って感じです。 | ||||
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まだ読みかけです。第三話「あなたのための、きのこのとろとろポタージュ」まで読み終えて、居ても立っても居られなくなりレビューを書いています。「52ヘルツのクジラたち」も「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」も、それはそれは素晴らしい。でもこの「宙ごはん」本当に良いです。心が疲れた時にぜひ読んでみてください。 | ||||
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本屋大賞ノミネート作品の中では一番好きな作品。 タイトルからは想像しなかった『家族』の形や苦悩が暖かくも切なく描かれています | ||||
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読んでて、わくわくしたりしなく何だか気分が落ち込んでる時は読みたくない。内容が暗いから?明るい気持ちになれない。 どうにも、鬱々してしまう。 | ||||
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【ネタバレ注意】幼稚園児、または小学生とは思えないほどみな大人びていました。それが都合よく感じられることもありましたが、途中賢い子たちなんだと受け入れたので楽しめました。 主要人物である花野さんは1人で生きているようで、周りには必ず助けてくれる異性の存在がありモテる女性。悪くいうと魔性の女ように感じられました。空間に漂う埃みたいに手で掴めないから掴みたくなるような感じの人です。 そんな花野さんを母ではなく家族と解釈した小学生の宙を思うと胸がギュッとなりますが、花野さんの背景にあるものを思うと同情としょうがないかと何故か「許す」気持ちになります。 遠宮くんや鉄太、萠や康太さん、風海、それぞれの詳細がもう少し知りたかったです。 | ||||
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一言で言って本当に面白かった。登場人物の優しさにも感動したし、最後の花野さんの話にも驚きと共に人間はどのくらい人に救いを求められるのかとも考えさせられた 人は、どこまで人を許せるのか、贖罪と救いが全編に溢れていて、それでいて優しさに満ち足りた小説だと思った。本屋大賞へのノミネートも納得できる。最後は主人公の再生で終わっている。涙が止まらなかった。是非とも一読されたい小説である。 | ||||
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