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億男



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【この小説が収録されている参考書籍】
億男 (文春文庫)

億男の評価: 3.40/5点 レビュー 245件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全135件 121~135 7/7ページ
No.15:
(5pt)

面白い!

テンポ良く話が進むので非常に読みやすかったです。
内容は、お金の稼ぎ方などのhow to的なものではありません。
真正面からお金とは何かを考えさせられる内容です。
だからといって堅苦しいものではありません。
ドラマ仕立てとなっており、雑誌で掲載されていたらしいので
話にメリハリがあります。とても面白かったです。
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
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No.14:
(4pt)

なかなか・・

なかなか面白い。。。

「芝浜」「死神」という 二つの落語を使いながら
「金と幸せ」について 体験していく・・・・

軽く読めて面白い、
大金を手にしたら、どうするのだろう と 自分に置き換えて
読み進めると 面白い・・・・

お金を手にした人の「人生観」が 使い方を決めていく

大散財をしてしまうのか
無かったことにするのか
まだまだ増やそうとするのか

大金を手にしたり、借金を背負ったりすることに
よって「人生観」の違いが大きく見えてしまう・・

お金の怖さ・凄さなのでしょう・・

軽い中にも 考えさせられる物語でした・・・・
億男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:億男 (文春文庫)より
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No.13:
(4pt)

金と人を信じる勇気

連載物であり、油絵的な作風ではなく作りからして執筆はマラソンの様。癖のない文体は読みやすくボリュームも適度、物語構成もシンプルな為、多くの人は抵抗もなく読み進めることができるだろう(3時間程で読破)。

借金に追われながらも男性特有の盲目的「見栄」に囚われ続ける主人公「一男」に、作者は禅問答の様に「金と幸せ」という難題をぶつけ続ける。彼は特殊な人間ではなく、あまりにもありふれた一般的平均値の夫であり父親。それ故に彼の思考は読んでいて歯がゆくもあるが、親友である「九十九」を追って彼の旧知を巡る内、読む側も自問自答を余儀なくされる。

各所に偉人たちの格言を散りばめられ、それら引用が場面補填の様に用いられる。ただ頻度の問題で、まるでそれらが民放TV教養バラエティーに有りがちな「安易な箔付け引用の胡散臭さ」と重なってしまう(格言に寄りかかる必要があったのかと)。また物語を通して「落語」が重要なウエイトを占めているのだが、落語を知っている人間には「顛末さえ見えてしまう」。各要素の用い方に合点がいくものが多い分、この辺りはやや残念な所。仕方ない事だが一男の価値観ベースで書かれている為(出来事の受け取り方等)、繊細な問題ながらも読者が単一の思考レールに身を委ねてしまう恐れもある。とは言え、シンボリックに「金と幸せ」の概念を問い続ける展開は、読者人生の「ターニングポイント」になる可能性も秘めている。

本書題材の答えは実の所、本文以上にカバーイラストで集約されている気がする。本文でそこまで辿り着かないのは、どうも「作者の仕掛け」の様に思えてしまうのは気のせいだろうか。個人的な印象としては、今後があるならドラマや映画化よりも舞台劇が合う様に思える。少し甘いかもしれないが星4つとした。
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No.12:
(5pt)

テーマ性は面白い

「世の中は全て金で解決できる」「幸せはお金で買える」と思っていると考えている
人に一度は読んで欲しい本。お金の使い方や考え方についてについて
今更ながら再確認させられて凄く面白かった。
一度だけ読んでも理解しがたいところもあったが再読すると納得させられた。
たしかに理想と現実、難しいテーマではあるが読む価値はあると思う。
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No.11:
(5pt)

これからはビジネス小説しか売れない?

経営コンサルタントのYさんが自身の出版セミナーで「これからはビジネス小説しか売れないのではないか?」と「億男」を推薦していたので購入。
さすがにヒット映画を連発している気鋭のプロデューサーだけあってストーリーテーリング力に長けておりあっという間に読み終えてしまった。
(現在、8万部を突破しているとのこと・・・)
後半ややネタバレするところもあったが、それも恐らく著者の計算なのだろう。
一男と九十九の友情と一男の家族の終わりと再生に不覚にも涙が込みあげてきた。
お金や人間関係の素晴らしさと脆さを考えさせられる佳作で映画やドラマにも向いているのではないだろうか?
主役は瑛太さんと綾野剛さん又は吉岡秀隆さんと草なぎ剛さんでお願いします。
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No.10:
(4pt)

宝くじが当たった気分が味わえるかも

楽しく読めました。ただ答えがあったのか、無かったのか最後ちょっとモヤモヤしました(答えを教えてもらいたくて最後まで読んだので)。
お金を持つことで失うものって確かにあると思う。失うというより変わっちゃうんですよね。お金を手にした人自身も周りの反応も。自分にとって幸せってなんだろう。本当にほしいもの、大事にしたいことって何だろう。お金のあるなしに関わらず人生を生きていく上で大事なテーマだと思います。ゆっくり考えたいと思います。
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No.9:
(5pt)

お金ってなんだろう?

雑誌ブルータスに連載していたので、ずっと読んでいました。『猫』同様に、川村さんならではの視点が面白いですね。
小説というより、映画の原作っぽい雰囲気。
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No.8:
(5pt)

お金さえあれば・・・。

登場人物がステロタイプな気もするし、確かに先の展開がある程度は判るのだが、話としては面白いと思った。
小説ではあるけれど、読みながらあれこれと「お金のこと」を考えていた自分がいたので、
ちょっと自己啓発的な要素もあるのかもしれませんね。
何かするときに「お金さえあれば・・・」とすぐに考える私としては、少し考えを改めるべきなのかしらと思いました。
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No.7:
(5pt)

すばらしい!

宝くじに当たれば会社を辞めて、海外にロングステイして・・・
と空想をめぐらせるのが好きなのですが、
この本はそんなことよりも、
もっと大切なものがあると教えてくれるすばらしい本でした。
「猫」の時もそうたっだけど、
普段忘れている大切なものを思い起こしてくれる「元気」の本が好きです。
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No.6:
(5pt)

私も億男になって「お金と幸せの答え」を見つけたい

宝くじを買うたびに、当せん発表までの間は「億単位のお金が入ったら、あれを買いたい、あそこに行ってみたい・・・」と妄想を抱くものの、それが実現したことは未だにない。でも、本当に当たったら、一男のように「怖さ」「不安」が先に来るかもしれない。書店に行っても、お金もうけのノウハウ本、貯蓄や投資やFXなどの実践本は並んでいるけれど、「お金」の本当の意味を考えさせてくれる本は見つからない。そういった点でも、本書はとても深いことを考えさせてくれる。
その一方で、「家族の崩壊と再生」の物語もサイドストーリーとして描かれていて、なかなか一筋縄ではいかない小説だ。
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No.5:
(5pt)

お金小説の傑作です!

お金で苦労する、読んでいてツラい小説なのかな、とちょっと思ったのですが、とにかく面白いです!
「世界から猫が消えたなら「同様、映画や小説からのお金に関する膨大な引用はビジネスシーンでも応用できそう(笑)。人生に大事な物は何か、改めて思い知らされました。
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No.4:
(5pt)

BRUTUS連載時から読んでいましたが、

1冊になってまとめて読んだら、印象が変わりました。帯に「お金と幸せの答えを教えてあげよう」とありますが、確かに教わりました。というか改めて考えさせられました。まあいろんなことを改めて考えるには良い機会にはなるかと。
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No.3:
(5pt)

自分だったら。

帯に引かれて、自分がこれだけのお金を手に入れたら、と想像しつつ
読みましたが、あまりにも予想をはずれた展開だったので、うなりました。
男と女では、お金に対する考え方も違うんだなあ、と。
いい意味で。
とにかくおもしろい。
自分とお金について考える、いいきっかけになりました。
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No.2:
(5pt)

泣ける

お金を儲けるためのテクニックやコツが書いてあるのかと思って読んでいたらそうではなかった。
書かれていたのは、お金の稼ぎ方ではなく、人生そのものであった。
そして、そのお金を使って、どのように生きるのか、ということだった。
各章ごとに起こる不意打ちに心を何度も揺さぶられ、
ほんの少し光が射したラストシーンに泣きました。
これはお金の話ではなく友情や家族愛の物語だと思った。
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No.1:
(5pt)

落語や映画のような小説

人生に必要なもの。それは勇気と想像力とほんのすこしのお金だ。

そんなチャップリンの言葉からはじまるように、映画のような物語でとても面白かったです。、、、とおもったら作者は映画の方のようですね。酷評してる方はそういうのが嫌なんですかね?

でもストーリー構成がさすがで唸らされました。シェルタリングスカイの使い方も面白かった。

あと落語好きとしては落語のモチーフが随所に出てきて面白かったです。読み終えた時に、この小説自体がひとつの落語なのだなと思わされました。
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