■スポンサードリンク
億男
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
億男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全135件 21~40 2/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
逃れる事はできないと分かっていてなお長年自分が目を背けて来たことに向き合う決意を思い出させてくれた本でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かった。嫌な人が一人も出ずほっこりした小説。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「魂を売る」などという言葉があるが、ここに出てくる人たちはオカネに対してそれを「良し」とせず最後まで向き合ったのかなと思う。「プライスレス」~本当に大切なものはオカネでは買えないというのはやはり真実で、そこから逃げて逃げて逃げての最終形の生き様が描かれている気がする。 私の父はカネにはあまり縁が無い男だったが「カネは使ったほうがいい」とよく言っていた。今考えてみるといろいろ意味がありそうだ。残念ながら確かめようもないが。おそらくだが、カネを使うことによって「得るもの」「失うもの」があるけれど、使い方を間違わなければカネは有益だと・・言いたかったのではないかと思う。 今、自分がまぁまぁの年齢になって、まぁまぁの金を手にするようになって思うのは、大切なものはやはり金では買えないし、状況が許す限りはそっちを優先させるのが自分としては大切だということに尽きる。 作者は錚々たるキャリアの方だが、40歳にも満たない年齢で、こういう「坩堝」のような話を書けたものだと感心した。人間を見る、観る目を突き詰めると、こういう話をドラマにできるものなのか・・と思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
有り余る金を手に入れた人間にとって「金」とは何なのか? それとは程遠い私だけど、自分にとって生きる上で大切なものは何か? 考えさせられた。三回目、読み返してみます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お金に興味がある方は読むべき本です。内容はフィクションですがお金に関する色んな考え方 格言が紹介されています。 読みやすいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お金の奴隷という言葉が脳裏を離れない。改めてお金と幸せを考える良書 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルや帯から期待していたようなお金についての話は格言を引いてくるばかりで、エピソードとして貧弱。 お金は物語の装置の一つであり、お金についてはほぼ何もいっていないと言ってよいだろう。 しかし期待していなかった良さがこの本にはあった。 人を生かす力や、人を思う心があふれていた。 私ははっとした。私に欠けていたものを見出した。 何か人生がパッとしないな、という方へおすすめ。良い本だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者は映画プロデューサーだということで、略歴を見ると、錚々たる作品を製作しておられる。ヒットメーカーである。 その経歴からすると、本作も映像化を前提として書かれたのかもしれない。 「お金」という資本主義の産物に振り回される人間の愚かさと哀しさを巧みなプロットで描き出した本作を、どのように映像化されるのか、公開を前にとても楽しみ。(原作の哀しいほどの虚無感が、どう表現されるのかが見どころかと) 文庫化にあたって書き下ろされた俳優:高橋一生さんの「あとがき」も秀逸です。九十九という捉えどころのない役をどうお料理されたのか、劇場で拝見します! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前から気になっていた作品ですが、映画化されるということで購入、映画公開前に読了。 映画の予告編のおかげでほとんどの登場人物のキャストといくつかの場面が頭のなかに入っており、読んでいて場面場面のヴィジュアルが容易にイメージできた反面、読了したあと「もう映画観なくていいや」という気分になりました(笑)。 ※以下ネタばれを含みますので、それを了解ずみのかたのみお読みください。 弟の借金を肩代わりして三千万円の借金を抱えた主人公が三億円の宝くじに当せんしたが、その3億円を昔の親友(資産百億円超)にもち逃げされる。親友と三億円を追って、親友と関わりのあった人物たちに会いにゆく、というストーリィ。 この作品の肝は、各登場人物のお金に対するアティテュードだと思います。主人公が会いにゆくひとたちは全員資産十億円をゆうに超えている。履歴から類推するに、作者自身がこれだけの資産をもっているとは思えず(もってたらすいません)、想像の産物なのでしょうが、それでも私のような庶民にはその考えが理解しがたい。 典型的なのは、主人公の借金三千万円はおろか親友にもち逃げされた三億円すら、その気になれば「あげるよ」とぽんと差し出せるのに、親友含めて誰ひとりそうしようとはしないこと。お金に倦んでいて、下手すれば自分のお金を減らすことに血道を上げているにも関わらず、です。 でも、米国の億万長者なんて、慈善事業が趣味かってくらい他人のためにお金を遣いますよね。もちろん自身の子どもには充分な額の資産は残してあるのでしょうが、それ以外はぽーんと寄付しちゃったりする。そういうのを頭の片隅に置いて読むと、理解はできなくともわからなくはない。 ただ、最後にお金と幸福度に対する作者なりの結論みたいなのが示されると期待していたのですが、うまいことはぐらかされた感じ。 もしかすると、その答えはこの作品を読んだ読者それぞれの環境や境遇によって左右されるから、「答えは風のなかにある」っていうことなのかな。とはいえ自分としてはその結論だとしても書いてほしかったので、星ひとつ減らしました。 文体は簡潔で、親友と三億円のゆくえを追うという核があるので、各登場人物を理解はできなくても反発を感じなければすらすらと読み進められると思います。私はたまたまその時間があったのもあって、一気読みしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすく面白かったです。若い作家さんは避けていたのですが、映画を観に行く前にと読みました。映画、楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大金を得ることによって欲が無くなってしまう。 大金を得て一瞬にして欲しいものを手に入れられる状況になることは、必ずしも嬉しいことばかりではないことに気付かされました。 頑張って仕事をして稼いだお金でこそ、欲しいものを手に入れたときに幸せを感じるものなのかなと思いました。 (けどやっぱり大金は欲しくて、豪遊してみたい気持ちもある、、笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宝くじで3億円当てた主人公が「お金と幸せの答え」を探すストーリー。 分かりやすく徐々に導いてくれる展開が読みやすくて、あっと言う間に引き込まれてました。 もっとお金があれば、もっともっと楽しく幸せな生活ができると、漫然と思ってました。 でも、欲しかったものを手に入れても、思いっきり幸福感を得られるわけではないと分かってしまっている。 『金というのは入ってくるんと、出ていくんとを組み合わせて初めて意味がでてくる』 最初、この意味がわからなかった。 『死ぬことも、恋することも、人間が誕生したときからそこにあったものだ。だけどお金だけが、人がみずから作り出したものなんだ。人の“信用”を形に変えたものがお金なんだ。…お金は人間そのものだと思わないか?だから僕たちは、人を信じるしかない。』 信用を積むためにどうするのか、模索していく。正しいお金の使い方を見極めていく。その先に得られるモノに期待したいと思えました。 お金に価値があるのではなく、お金の使い方や見方にその人の価値観や生き方が反映すると、何となくわかっているつもりでしたが、本著を通して可視化出来たと思います。 私は大人になるまで、家にお金がないことが恥ずかしかった。だけど、その時の両親は自分の仕事や生活に対して誇らしく頑張っていた、その事を疎かにしてしまっていた自分が恥ずかしい。 だから、これからはお金がないということが恥ずかしいのではなく、お金に振り回されて自分を見失わないことを教訓にしたい。 何度もでてきたチャップリンの言葉 『人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ』 なかなか難しいことです!笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高橋一生さんが好きで、映画化すると聞いて買いました。お金のサイズや重さ…意外と知らないことだらけなんだな、と思い知らされた本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終えるまでに日は落ちなかった。 今までのお金以外の問題までもが紐解かれる気がした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三十代半ば。年収400万程度。それなりの暮らしが精一杯の僕は、お金がたくさんあったならなぁ、とよく考える。 この本を読んで、3億欲しいという漠然とした考えから始まり、お金って何だ?お金があったら何をするか、お金があったら自分は変わってしまうのか、とお金について考えるきっかけとなった。 それぞれ読んだ人の立場で、お金と向き合うことが出来る本だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
お金と幸せ、家族や友人との価値観の違いを知る話。やはり正解はない。でも全編の中に「私はこの考え方が好き」とか「合う」とか「これだなぁ」ってのがあると感じた。格好を付けて「これ」って言っても、自分の事は騙せない。個人的に「お金って何?」と思う方に勧めみたい。特に『お金に不自由しない安定した職業に就きたい』と、将来の夢の欄に書いてしまう中学生の方に。巻末に高橋一生氏のあとがきがあるのは映画化された特権?と思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いくらお金があっても“信用”は買うことはできない。もしお金で買えるそれがあったとしたら一時的なものなのだ。“幸せ”でも同じことが言える。お金で買える幸せはいつかは終わりが来て、絶望へと両替されてしまう。 全243ページ。これからの生き方のヒントになる物語でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても読みやすいです。 お金のことをしっかり考えないと!と思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
メッセージはシンプルでありきたりだが、大切なものを想起させる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人それぞれその答えは違っても人を信じるということの大切さはお金では買えない。チャップリンの言葉の真意を深く考えることができる。読んでよかった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!