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しあわせの書〜迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術
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しあわせの書〜迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 61~80 4/5ページ
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最後の仕掛けには驚きました。..が本の内容は平凡そのものでした。 とりあえず全部読み終わって、その仕掛けで友人を驚かせてみるってのが この本の正しい使い方ではないでしょうか? | ||||
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最近泡坂さんの亜愛一郎シリーズの軽妙さ、キャラクターバランスの良さ、複線をいかにも複線らしく見せてくれる楽しませ方、リズミカルなユーモアにはまっていたところだったので、北村薫さんの本書の評に興味を持って読みました。 ミステリとしての仕掛けはすぐになんとなく見当のつくもので、登場人物の描写もあまりに割愛しているのが妙だと思っていたら、なるほどこんな大仕掛けがあったとは! 思わず声が出たほどです。筋立て自体が大仕掛けの目くらましであるという。 わずか一瞬オオッと言わせるためだけに、大変な作業をして仕掛けを準備する、まさに奇術師のお手並み、拍手喝采です。 | ||||
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とある本にて 綾辻行人さんが 見つけたらとりあえず買ってしまいましょう とまで書いてたを見て読んでみました。 200ページちょいの短めの作品なんで サクッと読んでしまったんですけど なるほど。 すごい本でした。 推理小説家でありながら 手品師としても活躍してる作者ならではの とんでもトリックです。 ミステリ好きならもちろん 普段ミステリ読まない人でも 一見の価値は十全にあると思います。 すばらしい一冊です。 なにげに ガンジーをはじめとする登場人物も ユニークで惹かれるものがありました。 シリーズでけっこう出てるようなんで 見つけたらまた買ってきてみようかな と思ったりもしてます。 | ||||
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僕はこの本を学校に持っていったら一躍すげぇ奴に祭り上げられた。 泡坂さん本当にありがとうございます。 でも調子にのりすぎてしまって細木君にバレました。 本書の乱用とネタバレには気をつけましょうせっかく惹きつけた友だちがいなくなります。 でも僕は一時でもしあわせでした。 これもすべて今は亡き泡坂さんの類い希ない努力のおかげです。 見るものをしあわせにする。それはマジックにおいても小説においても大切なことです。 そんなしあわせをこうやって伝えてくれた泡坂さん本当にありがとう。 400円でしあわせが買えるなんてやすいもんだ | ||||
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内容そのものはミステリをあまり読まない自分でもある程度予想できてしまう展開であるものの、この発想を実行し、ここまでの作品として書き上げるという行為にただただ感服です。これはまさに「使える」一冊です! | ||||
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小説のストーリーも素晴らしければ本自体に仕掛けられたトリックも素晴らしい!文句なしの星5つ、オススメです | ||||
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この一作はただただ感動でしょう。よくこないなもん拵えたなという感動。本書は細々とした解説は不要だし,ぜひ何の予備知識もなしに 愉しんで頂きたい。 今からこれが読めるあなたは本当に《しあわせ》だ。できることなら僕も記憶を奪ってもう一回読みたいなぁ。。 | ||||
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巨大な宗教団体〈惟霊講会〉は、二代目教祖を、読心術ができる 端姉日導にするか、現教祖の孫の清林寺にするかで揉めていた。 ガンジーが間に入り、断食の行で決着をつけることになるが……。 タイトルになっている「しあわせの書」は、〈惟霊講会〉の 教祖の半生とその教えが綴られた布教のための小冊子。 その本には、二重のトリックが仕掛けられており、終盤には、二代目教祖の 継承問題の裏で暗躍する黒幕の恐るべき企みが明かされることになります。 そして、なんといっても、最後に種明かしされる、本書自体の仕掛けが圧巻。 読者に苦心を窺わせず、軽妙ささえ感じさせる作者の職人芸には脱帽です。 | ||||
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<読者の幸せのために>「未読の人のために「しあわせの書」の秘密を明かさないでください」。 こんな注意書きで始まる稚気溢れる書。奇術師としても著名な作者の奇抜なアイデアが楽しめる。 舞台は「惟霊講」と言う100万人以上の会員を要する新興宗教団体。講会では教義の普及のため、「しあわせの書」と言う普及版解説書を作らせる。そして、つきものの跡目争い。頼りない性格ながら教祖華聖の孫清林寺か、若いながらもカリスマ的魅力を持つ瑠璃子か。ガンジー先生を指導者として、断食合戦で決着を付ける事になるのだが...。 "どこにミステリ的要素があるんだよ、どこに秘密があるんだよ"、と思いながら結末まで読んで行くと唖然、呆然。奇術は客の前で芸を見せる(魅せる)事で客を騙し、楽しませるものだが、それを本の上でやってくれました。遊び心満載の本書を是非多くの方に楽しんで貰いたいと思う。 | ||||
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泡坂妻夫氏は、ある着想が浮かんだら、とにかくそれがどんなに手間が掛かろうが実現させてしまう御仁である。その良い例が、本作であり、「喜劇悲喜劇」なのではないだろうか。 ストーリー的にはそれほど目新しい物があるわけではないが、推理小説界随一の筆力によって引き込まれていきます。 これ程の読者側に立った作品を提供してこられた氏が亡くなられたのが残念でなりません。 氏が残された作品は決して多くありませんが、その輝きを無くすことはないでしょう。 心よりご冥福をお祈りします。 | ||||
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内容は普通。 オチも普通だな…と期待ハズレな感じを受けていたのですが、最後の数ページで度肝を抜かれました。 この本に仕掛けられた企みに衝撃を受けました。 こんなのあるんですね。 二回読もうとは思わないですが、この衝撃は皆さんに味わっていただきたいと思います。 深く考えずに、取り敢えず最後まで読んでみてください。 | ||||
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人の死なないミステリー。ガンジー先生や同行の二人もキャラがたっていて面白かった。はらはらするような場面もあるので、ただのミステリーではないと思いました。 本の内容はまぁそんなに特筆すべきことはないのですが、話がもし自分と合わなかったとしても最後までしっかりと読んでいただきたい。最後の1ページで驚愕します。そして読み終わったあと必ずすべてのページを見直さずにはいられなくなると思います。 | ||||
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本というのは、考えを文字で表して伝え、読み手の想像力を刺激するものだとばかり思っていた。しかし、こういう本の作り方もあるのかと驚いた。このカラクリに気づく前は、「なんか2時間ドラマの筋みたいな本だなあ・・・」と思っていた。著者は、とても苦労してこの本を作ったのではないか。とにかく、すごい。 | ||||
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讀賣新聞の編集手帳でこの本が紹介されていて、気になり購入しました。 先にこのレビューも読んでいたので泡坂先生のトリックとやらがどんなのか、ありとあらゆる角度から想像してから読みましたが、読後は「まさか!うそやろ?!」の連発でその後は「すげ〜」の一点でした。 ま、こんな僕に想像できる範囲でのトリックならみなさんのここまでの評価は得られてませんが…汗 とにかく面白かった。 最後に泡坂先生のご冥福をお祈り致します。 | ||||
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一般にこのタイプのミステリは、結局は最後にプロットをもう一ひねりしてさらに意外性を出した、という程度の意義しかないことが多いと思うのだが、この作品は、この手の先駆けであるとともに意義も実現のための労力もまさに別格。この構造のためにはストーリーも限定しなければならないわけで(限定しないと必然性がなくなってしまう)、話自体を地味にしてまで、こんなアイディアをよくも実行してくれたものである。その勇気と実行力・忍耐力には敬服の他ない。 種明かしされる前にこの構造に気がついた時には、ほとんど『占星術殺人事件』で真相を見抜いた瞬間の御手洗潔状態になりそうだった。読んでいる途中で家族に見せてしまったのだが、あまりに粗雑なままであったのが悔やまれる。 | ||||
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各レビューにサッと目を通してから購入しましたが、なるほどこれは驚きました。一発ネタもここまでアクロバティックなら清々しく、作者や編者が楽しみながら作っていった様子が目に浮かびます。読者をこれだけ驚かせたのだから苦労も報われたことでしょう。手に取った時は「しあわせの書」というタイトルにしても、表紙のヨギガンジーの面構えにしても、売る気ゼロとしか思えませんでしたが、読後はどちらもしっくりくるんですよね。心憎いです。 | ||||
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噂に聞いていた本書だが、少し過大評価されている気がしないではない。決しておもしろくないわけではないが。実際私はここの書評を読んで大いに期待して読んだが、事前にハードルがあがりすぎていたような気がする。ただ非常に苦労した作品だとゆうのは伝わる。筆者も編集者も。筆者はマジシャンでもあるが、彼らが華麗に見えるマジックの裏で、地味な仕込み作業をしている姿が見えてきそうな作品だった。 | ||||
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ネタバレになるので詳しくは書きませんが、これとほぼ同様なものが専門ショップでは安くても九千数百円掛かります。 テレビ番組で某有名そちらの職業の方が良くできた本だと紹介されていました。 良書なので話題になれば嬉しいのですが、売れてこの本の価値が広まると秘密な部分も広がってしまいますね。 複雑な心境です…。 | ||||
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この手のものをマジックグッズとして販売したら、どんなに安く見積もっても8000円はくだらない。数万円しても不思議ではない。マジックグッズというのはそう言うモノ。それが420円とは……さすが、としか言いようがない。マジシャン兼推理作家だからできたことであって、世界中のどのマジシャンにも絶対になし得なかった作品。 | ||||
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なんだか2時間ドラマみたいなストーリー。登場人物もあまりパッとしない。ついでに言えば表紙も冴えない感じ。しかし、最後の最後になって明かされる、作者がこの作品で試みた企てにはビックリした。いやぁ本当にビックリした。さすがマジシャン!! 一発ギャグ的な企てであり二回使えるかどうかは疑問である。そして、本書を再読することがあるかどうかも分からないのだが、それでも、この作品は文句なしに★5つだ。 著者が出版社まで巻き込んでこの作品で何を企んだのか…。本書は、それを知るためだけでも購入する価値のある作品である。是非一読を。 | ||||
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