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ハヤブサ消防団
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ハヤブサ消防団の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全134件 121~134 7/7ページ
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面白かった。一気読みでした。じっくりちびちび読みたかったのに。 前作「シベリアの~」は自分には案外でしたが、今作にて、池井戸潤氏はそうそう悪いようにはしないという信頼性を再認識しました。 ジャンルを問わず次回作も即買い即読みします。 ひとつ意見が。 登場人物紹介に、あの団体名を記載する必要はあったのだろうか。 本を開いてまもなくの表紙折り返しに、物語の展開を示唆させる記述は控えて欲しかった。 | ||||
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池井戸ファンで作品はすべて読んでいますが、この作品は池井戸作品の中では駄作です。会社・企業ものと異なる新機軸ではありますが、残念ながら凡庸な二流のミステリーになってしまいました。次回作を期待します。 | ||||
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池井戸作品では十八番の「銀行要素」を封印し、ミステリ作品に挑戦した本作。中盤まで、ハヤブサでの主人公の生活風景は引き込まれるものがあったが、終盤の謎解きでは残念ながら失速。もう少し終盤に厚みがあればと残念でならない。 次回作に期待したい。 | ||||
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池井戸先生のファンでほとんど読ませてもらっています。結論としては面白いんだが、前半は読み進まなかった。いつになく単調で一気読みしたくなる出だしではなく感じました。 | ||||
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最後の方が特にいい。 | ||||
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一人ひとりの登場人物がとてもいい味を出していて、 事件が起こっているにもかかわらず、人びとの交流やその土地の空気感に ずっとあたたかいものを感じていた。 ページをめくる手が止まらないというより ずっとこの世界に留まっていたいなと思わせてくれる。 主人公がミステリー作家のわりに生真面目(失礼)なのもおもしろい。 | ||||
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銀行ものではない作品もいいですよね池井戸さん。 推理小説ものもいくつか執筆されていますが、今回も素晴らしい作品でした。 続編、期待せずにいられません! | ||||
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面白かったですよ。 | ||||
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池井戸作品は全て読んでいます。 帯に「密かに進行していた事件の〜」とあったので、政治か権力、財産あたりの争いの話かと思っていたら全然違い、前半は展開も遅く(それが後半への伏線が隠れている)中盤で、そっちに振る?と一瞬ガッカリしつつも二転三転する意外な展開に、結局一気読みです。どちらかと言うと、絶版になっている「MIST」に近い雰囲気のミステリーです。 半沢系ではありませんよ! 最後は切ない話です。 おすすめです。 | ||||
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著者はテレビドラマ半澤直樹の大ヒットで会社員時代の経験を生かしたビジネス小説作家のイメージを持っている読者の方々が多いと思います。 実はミステリー『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞受賞を受賞したミステリー作家でもありますし、直木賞作家でもあります。 そういった意味で、著者の出身地を思わせる田舎町を舞台にしたミステリー作家を主人公としたミステリーということで読む前からワクワクさせられました。 主人公の魅力に引き寄せられていく感覚は他の池井戸作品同様に楽しめました。読んで良かったです。 ミステリーということでネタバレしないように本書を楽しむポイントについて私なりの感覚で記したいと思います。本書を読もうか迷っている方のお役に立てれば嬉しいです。 【主人公の魅力】 『太郎』と書かれている主人公『三馬太郎』 ミステリー作家として『横溝正史』の再来と言われデビュー作で賞も取っています。 その後、作家としては連載で何とか食べていけている程度でぱっとしないものの、作家ならではの『人を見る目』はさすがで引き込まれていきます。 田舎に移住し、得意ではなく似合わないはずの『消防団』に入り、そこでの奮闘ぶりや居酒屋で仲間と談笑する姿に誠実な人間味も魅力です。 私はこの小説での主人公である作家を最もよく表したフレーズは下記だと思います。 『一般的に作家は文章を書くのが仕事だと思われているが、それだけではない。作家にとって一番の仕事は人の本質を見極めることなのだ。小説は人を書くものであり、ゆえに人を書く作家は人と会ったとき、相手の心のあり様を読もうとする習性がある。意図するとしないとにかかわらず作家にはそういう技術が求められている。』 これこそが、この話の主人公『太郎』の魅力だと思います。 【舞台となっている田舎町の魅力】 中部地方U県S郡ヤオロズ町ハヤブサ地区 この地区が舞台です。著者の出陳地が岐阜県ですので、著者の出身地がモデルなのであろうと想像できます。 作家である主人公がこの田舎町に移住するのであるが、通信インフラが整った時代、通勤がないのであればこんなところで暮らしたいと思う魅力的な場所です。 奇麗な景色を見ながら過ごせる二階からも感じる豊かな自然、こんなところで毎日ビールを飲める。 奇麗な川の釣り場、ゴルフ場も徒歩圏内、散策も楽しそう。 一軒しかないが、魅力的な居酒屋もある。その居酒屋でも魅力的な郷土料理『ケイチャン』『アブラゲ』『ヘボ料理』文章を読んだだけでも食べてみたくなります。 本書からは良い部分しか読み取れませんでした。 【ミステリー小説としての魅力】 作家太郎の登場人物の心の読みをみるのも楽しいですが、作家と太朗と読者で読み合いが楽しいです。登場人物の誰が信用出来て、誰が嘘をついているのか、その推理が楽しいです。登場人物が意外に多く、人の名前を覚えるのが苦手な方はメモを取りながら読んだ方が良いかもしれません。 【タイムリーな新興宗教】 2022年9月5日発売の本ですが、くしくもホットな話題です。 偶然であったとしてもさすが池井戸潤と思えるテーマ選択です。 | ||||
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牧歌的風景、消防団のコミカルなやりとり、連続放火事件と殺人、などいろんな要素が詰め込まれる前半と、どんでん返しが繰り返されて、一体誰を信じたら良いのか混乱してくる後半ですが、物語のクライマックスと最後の結末は見事でした。池井戸作品は読後がいつも爽やかで大好きですが、今回は少し切なくなるラストでした。 | ||||
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さすが池井戸潤。ミステリーを書かせても人物設定や舞台設定は上手だし、伏線の敷き方も、二転三転させながらの回収の仕方も一流。徐々に見えてくる全体像もなかなか壮大です。 が、一番さすがと思うのは、この時期に宗教をとりあげていることかな。2021年6月の連載開始なので、巷を騒がしている事件を予想しようもなかったと思いますが、偶然に時期が合うことに、流行作家たる所以を感じます。 | ||||
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半沢、陸王の金融ミステリー、企業復讐劇のイメージで読むと、「本当に池井戸潤? 思ってたのと違う!」と感想持つ人多いと思いますが、 本来は池井戸さん江戸川乱歩賞のミステリー作家、横溝正史的な地方因習ミステリースタイルに取り組んでもおかしくない。ヒロイックではないヒーローを描いてきているから、消防団が主人公でもおかしくない。 重い空気のない穏やかな世界を池井戸潤がどう描くのか?気になって発売直後に購入して早速読みました。 作家の田舎暮らしという私小説的な入り口(調べると池井戸さんは、岐阜県出身で、趣味ゴルフとフライフィッシング)で、テンポも普段より遅い。展開構成も緩め、やたらと居酒屋に行くし、あっちこっちの寄り道描写が多く、全部を前振りとか集中して読むと疲れる。 中盤までは「集英社のキャッチコピーだとミステリーっぽかったけど大丈夫か?」と疑い、読み方間違ったかと思いました。 でも、ご安心下さい(?)旅情ミステリーです。そして「池井戸 横溝 潤」です! | ||||
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舞台であるハヤブサ地区のモデルの一つは池井戸潤さんの出身地のようですが、日本の農村部(中山間地域、過疎地)の自然や人間関係、慣習などが丁寧に描かれていて興味深かったです。 そして、主人公が連続放火事件の謎に迫っていく展開に目が離せなくなり、最後の最後まで夢中になりました。 主人公の三馬太郎は半沢直樹のように魅力的な人物だと思います。 冒頭に主な登場人物の一覧がありますが、ハヤブサ地区のマップがあったらもっと良かったです。 | ||||
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