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われら闇より天を見る
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われら闇より天を見るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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主人公の少女が強烈しかも健気。ハラハラしつつ応援してしまう。 | ||||
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ダッチェスの思考がどうしても理解できず、うーん、と思いながら読みました。一般的な評価が高いのは何となく分かりますが。 | ||||
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良い作品に出会いました。前半は読んでいて息苦しさを感じるような。中盤以降は登場人物の性格も分かり、風に乗るように進んでいきます。短いタイムスケールの割に、ロードムービー観たかのごとく感じることができます。ミステリーとしてはシンプルで、推理が好きな人には物足りないかもしれません。 しかしシンプルな中に、深い人物への愛情が盛り込まれています。 ミステリーの形態をしていますが、社会を映すような作品だと思います。 | ||||
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小学生の頃図書館で読んだ「かかし」が私の中で一番の翻訳小説だったのですが、ついにそれを超える作品に出会えました。なんかもう、ああ、もう……という気持ちがずっと続く小説で、ハッピーエンドとかバッドエンドとかでは語れない最期を迎えます。キャラクターに共感しながら読むタイプの人には向かないので、俯瞰して読んだ方がいいと個人的には思いました。というか、共感できるところあるか?って感じですが。感情の発露。運命の悪戯。嘘と真実。この本を読んで泥沼にハマってください。 | ||||
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最近の脚本みたいな日本小説や、やたらとどんでん返しやみんな大好き伏線回収盛りだくさんの日本小説と違って、コツコツと人間ドラマを語る本。善と悪の二面性を持ち合わせた人々の性は、平和で無宗教の日本人には理解しがたいが、実はそれが面白い。日本の小説が面白くなくなったのは、日本人がおもしろくなくなったからかもしれない。鈴木恵氏の翻訳が秀逸。 | ||||
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ストーリーはよく出来ていて引き込まれるが、読んでて苦しい気持ちになる。あと、映画化するならハルはクリントイーストウッドしかいないと思う。イーストウッドが自然に頭に浮かんだ。ロビンのことを考えるとやっぱり苦しい。 | ||||
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原書のタイトル「We Bigin at the End」を頭に入れて読むと、ダッチェスやウォークだけでなく登場人物の多くが、どん底(闇)から人生を出発する状況がより心にしみる。母親を殺害されたダッチェスは弟のロビンと共に孤児となる。自称・無法者のダッチェスはどん底にいながらも無法者の矜持で過酷な状況に対処する。もうダッチェスの境遇がかわいそうで、ミステリ作品であることを忘れてしまいそうだが、最後の方で伏線回収がしっかりとなされ、ミステリ作品としてもしっかりしている。物悲しい感じもするのだが、元気ももらえる作品である。 | ||||
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ネタバレがありますのでご注意ください。 自称無法者の少女ダッチェスとウォーカー署長を軸に物語は進む。物語は一見ハッピーエンドのように見える。しかし果たして本当にそうだろうか?まず放火犯のダッチェスは最後までその罪を裁かれていない。彼女はダークを破産させ、どん底に突き落としてしまった。全くの彼女の勘違いだったのに。しかもそれは登場人物の多くが知る公然の秘密になっていたにも関わらずだ。その犯行の証拠である防犯カメラのテープが物語終盤にダークの倉庫から発見されたのには??となってしまった。だってダークはずっとそのテープを探していたんだよ。それにそのテープはダッチェスが犯行後すぐに民家のゴミに紛れ込ませていて、そのあとゴミ収集車により回収廃棄されていたはずじゃなかったの? 物語はボタンの掛け違いから多くの不幸が連鎖していたのだけれど、その不幸の大きな原因は何と言っても刑務所長のカディではなかろうか?当初ウォーカー署長の友人としてヴィンセントにも便宜を図るなど善人ぶって登場してきたカディ所長。しかしあろうことか刑務所敷地内に夫婦用の面会場、分かりやすく言うとセックス小屋を設置していたことがをあたかも美談のように終盤で語られている。アメリカの刑務所事情には詳しくないのだが、そんな事が可能なのだろうか。スターとヴィンセントだけのために設置したとは考えにくい。おそらくそれは他の受刑者にも使わせていたのだろう。その見返りはなにか?善意ではありえない。金だろう。彼は永年その施設を運用していたはずだ。それにその行為が所長の単独犯とは考えにくい。他の刑務所職員も当然知っていただろう。彼らを黙らせるには金を掴ませるしかない。やはり一番悪いのはカディだよ。しかしそんなB級映画みたいなことがあるの? | ||||
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読んでて、デジャヴュ感じた。 「これ、はみだしっ子だ!」 1970年代の少女漫画の名作。 やっぱり三原順ってスゴかったよね。 誰か私と同じ感じの人いる? | ||||
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翻訳物特有の読みにくさはどうしてもあるものの、それを上回ってじょじょに引き込まれていく感じ。正直結末は途中で読めてしまうが2章からは一気読み。読みにくさで☆-1 | ||||
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エンディングが予想できた・・案外なぁ~んだ・・とかのレビューがありますが、、ホント?このストーリの何がエンディングかですが、典型的な犯人捜しのミステリーではないですよね・・。 私と同感のレビューもありますが、アメリカ沿岸の小さな街で、一つの悲劇で狂いだし、叶わなかった夢や希望、昔の自分への郷愁を心に抱えて生きる、絡みもつれ合った幾多の人生のそのもつれが、30年の時間を経て徐々に解かれてゆく、そのストーリにミステリの要素が一つの彩として散りばめられている・・ということだと私は感じました。 もう一つだったという方は登場人物への共感が薄かった、特に強烈キャラの少女に感情移入できなかったということであろうと。。私は、ままならない人生の狂いだした歯車に苦しむ登場人物全員に深い共感を覚えました。ダッチェス大好き!!(笑)人生ってホント、辛いことも多いのです。。。 これは犯人の意外性や意表をつくラストとか、そういうことで判断する本ではないと思いますね。私には、そういうことは、かえって些末事項であるかと。 それとタイトルの日本語訳が妥当かどうかはいざしらず、聖書からの引用である『We begin at the end』は読み終えた後、深く腑に落ちました。。30年の憎しみ・恨み・つらみ・・すべての苦痛が終わり、そこから始まるんですね。 久しぶりにかなり感動した本だったので、この作家のこれの前に出版された翻訳本(消えた子供)も読んでみようと思います。 | ||||
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2人の主人公で話が進んでいくが、本当の主役が最後になって分かった。 そして最後に救いがあるように思えた。 それにしても、邦題が原題をどのように解釈したのか意味が読み終えた今でもよく分からない。 | ||||
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主人公の警官、少女、刑務所から出てきた男、少女の母と弟、ヤクザな男、その他、登場人物のキャラクター、背景がしっかりと描かれ、物語に引き込まれる。ミステリーとしても上等だが、何よりストーリー展開に魅了された。 真犯人が推測できるという感想もいくつか見かけたが、謎があれば、真相を想像しながら読み進めるものであるし、その一つがたまたま当たったからと、推測できたからいけないというのもどうなんだろう。 そうかもしれない、でもそうであって欲しくない、と読み進めるのもまた面白さの一つであるし、その真相に辿り着くまでの過程を十分に楽しめた。 久々に読み応えのある作品だった。 少女の、突き刺さるような悲しみ、怒りが辛いけど。 上質な映画を見たような気分。もしも映画化されるなら、何一つ、セリフひとつも変えて欲しくないように思った。 | ||||
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なかなか面白かったです。 冒頭は人物関係を理解するのに意識をとられ、これは読み進めるのに時間がかかるかも…と思ったのですがダッチェスのキャラに魅入られてからはあっという間。 正直に言ってミステリーとしての結末よりもダッチェスの運命がどうなるのかが気になり、読むのが止まらなくなりました。 特に中盤の農場でのシーンは胸に迫る瞬間が何度もあり、それだけでも読んで良かったと思えるものでした。 以下、少しだけネタバレさせて下さい。 運命に翻弄され続けてきただけに、幸福な家族の情景の中にただ一人入れずに喪ってしまったことがとても悲しかった。もちろん彼女は彼女なりに幸せなものも手に入れたのだけれど、それでも彼女をずっと見守ってきた側としてはあの必死な思いが報われて欲しかったという気持ちが強く、それだけが少々残念でした。 ただ終盤はミステリーとしても面白い部分はあったので、読んで損はないと思います。 | ||||
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「ミステリー文学の本棚」というチャンネルを主催しているYoutuber氏が、この小説を手に取って、銘品でも崇めるようにしげしげと眺めている動画を見て、そんなにいい小説なのかと思い、読んでみた。 面白いことは面白い。しかし★5つには出来ない。 この小説にのめり込めるポイントは、主人公ダッチェスのキャラに感情移入できるかどうかだと思う。自らをアウトローと自認する、誇り高きヤンキー娘。まだ幼い弟を、心から愛している心優しき姉。 ただし、日本人にはちょっとキャラが強すぎる主人公かもしれない。読んでいる私にとってもそうだった。 もう一つ。 この小説、エンディングの真相はこうなんだろうなと想像していたら、やっぱりその通りだったので、逆に驚いた。ミステリーの面白さは、えっと驚く予想外の真相を見せてもらえる事のはず。予想できるエンディングでは、やはり高評価はできない。 読む価値はあると思うが、今年No1の翻訳ミステリーとはホメ過ぎだろう。したがつて★4つ。 | ||||
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舞台は2005年のカリフォルニア洲、海沿いの町ケープ・ヘイヴン。13歳の少女ダッチェスは未婚の母スターと5歳の弟ロビンと3人で暮らしている。スターは30年前に妹シシーを交通事故で無くして以来、克己心を失ったかのように生きてきた。二人の子どもの父親も誰だかわかっていない。ダッチェスも自ら「無法者」を名乗り、斜に構えた、いきがった少女に成長していた。 そしてシシーをはねた男ヴィンセントが出所してくるとの知らせが届く。そしてこの日を境に新たな悲劇が町を襲う……。 ------------- 英国ロンドン出身の作家クリス・ウィタカーが広大なアメリカを舞台に描くミステリー小説です。2023年『このミステリーがすごい!』海外編の第1位に選ばれた作品で、それもむべなるかな、巻を措く能わずとの形容がふさわしい一大巨編でした。 まずなんといっても「無法者」ダッチェスの人物造形が魅力的です。齢(よわい)一三にして世間に対する信頼を捨て、周囲の人々や自らの人生に対して滾(たぎ)るような怒りを心の内に抱えている少女です。その一方で、幼い弟のためであればすべてを投げ打つ覚悟を決めている侠気(おとこぎ)も持ち合わせています。社会一般に向けて咆哮を続ける野獣のような性格と、母性を想起させるような弟に対する無償の愛情。そうした相反する感情を抱え、なおかつ自分自身を持て余す様子に、この上ない人間臭さを覚えます。 「あなたがたが弟を愛してくれて、大事にしてくれるかぎり、あたしはあなたがたの暮らしのなかでおとなしく暮らします。問題も起こさず、迷惑もかけません」(378頁) この台詞に思わず目頭が熱くなる自分がいました。 またダッチェスにかぎらず、どの登場人物も<徹底した悪>や<裏表のない善>を体現することはありません。ヴィンセントが伏せた過去、悪徳不動産業者然としたダークが隠してきた来歴、自堕落な母にしか見えなかったスターが秘めた愛――登場人物たちが覆い隠していた事の次第の数々が、物語の後半で驚く形で次々と明らかになっていくさまに呆然としました。 予定調和を一切許さない展開に、読者として良い意味で裏切られ、騙されていくのは、ミステリーの醍醐味といっていいでしょう。 人間は踏ん張りどころを見失うと、とてつもない勢いで人生を転がり落ちていくことになります。ダッチェスもスターもヴィンセントもダークも、一時の勢いに身を任せてまさに踏ん張りどころを見誤ってしまいます。そして大勢の人間の見誤りが折り重なることによって大きな悲劇が生まれていくストーリーが実に見事です。 そのことを思うからこそ、ウォーク署長と弁護士マーサの次のやり取りが胸に沁みます。 「人ってのは耐えるものなんだよ。愛する人たちのためなら耐えるものなんだ」 「あなたみたいな人がもっとたくさんいたら、世界はもっといい場所になる」(383頁) 原題は『We Begin at the End』(われら終わりより始める)です。 事件のすべての終わりを見届けた後、私たち読者に「自分たちは何かを始めるべきだ」と思わせる小説。それがこの『われら闇より天を見る』なのです。 ------------------ *304頁:ダッチェスがビリーを脅すために「あんたは二十五センチのマラの持ち主だ」と言い、それを聞いたトマスが「それじゃ四分の一だよ」と茶化す場面があります。ですが、「25センチもあるマラ」が「四分の一」だという意味を測りかねました。実際はその4倍もある=1メートルということでしょうか? 英語の原文を探したところ、トマスが言った言葉は“That’s a quarter-truth.”でした。英語には"half-truth,"(「一部だけが真実の言葉[話]、半端な真実」)というイディオムがあり、それをもじってa quarter-truthと言っているところが面白いのです。つまり、半分のさらにその半分しか事実を反映していないとトマスは言っているのです。換言すると、「25センチなんてキミは言ったけど、実際はせいぜいその4分の1の大きさってところだ」という意味。 ということで、訳すのであれば「それじゃ四分の一だよ」ではなく、「実際はその四分の一だよ」としたほうがよいのでは? *308頁:「ふたりが光を追って去っていくのを見送った」とありますが、ここで言及されている二人の人物が乗った車が追いかける対象となるような「光」についての描写はこの直前に見当たりません。 英語の原文を探したところ、“(she) watched them trail light into the distance.”でした。これは"(she) watched the fading light of their presence as they moved away into the distance."ということ。つまり「二人が光を追う様子を見送った」のではなく、「車のテールランプが遠ざかっていくのを見つめた」という意味です。光は二人が車で追う目標ではなく、二人が乗る車そのものが放っているのです。 英語の動詞trailには複数の異なる意味がありますが、ここは「(光)を追いかける」ではなく、「(光)を引きずりながら進む」の意味です。 *351頁:壁に飾られた鹿の首を見たウォークの感想を記した訳文に誤字があります。 ✘「こんなのものに見つめられていたがる人間がいるのか」 ○「こんなものに見つめられていたがる人間がいるのか」 あるいは ○「こんなのに見つめられていたがる人間がいるのか」 とすべきです。 ------------------------ この書を気に入ったという読者の皆さんのために以下の小説をご紹介しておきます。 ◆ウィリアム・ケント・クルーガー『 ありふれた祈り 』(ハヤカワ・ミステリ文庫) :13歳だった「わたし」フランクは、牧師の父、母、18歳の姉と11歳の弟と暮らしていた。平凡な夏がまた過ぎようとしていたはずだったが、ボビーという名の近所の少年が列車にはねられてなくなったのを皮切りに、多くの命が失われていくことになる……。 物語の要諦は事件の謎解きにはありません。むしろ13歳の少年が、つまり初めてteenとつく年齢に達した男の子が、人の生き死にを目のあたりにして、少し大人になっていくひと夏の成長を描いていることにあります。まさしく上質な教養小説(ビルディングス・ロマーン)を読んだという思いを強くしました。 ◆ジョン・ハート『 川は静かに流れ 』(ハヤカワ・ミステリ文庫) :無罪になったとはいえ、5年前に殺人の嫌疑をかけられたアダムは事件の後に故郷を逃げるように離れた。親友のダニーからの突然の電話に懇請されて帰郷した彼を待ち受けていたのは、自分を勘当した父や昔の恋人である女性警官、そして新たな殺人事件であった……。 巻頭で著者が遠慮がちに注意を促すかのように記していますが、これは正攻法のミステリー小説というより、まさに「家族をめぐる物語」以外のなにものでもありません。だからこそ、この物語はひょっとしたらあなたの、そして私の物語であるかもしれない、という思いを心の底に生む展開を見せるのです。 『われら闇より天を見る』の作者クリス・ウィタカーはこのジョン・ハートの『 ラスト・チャイルド 』によって作家になる決断をしたとのことです。『ラスト・チャイルド』も悪くありませんが、私はこちらの『川は静かに流れ』のほうが好きです。 ◆ジョン・ハート『 ラスト・チャイルド 』(ハヤカワ・ポケット・ミステリ) :1年前に妹アリッサが行方知れずとなって以来、双子の兄である13歳のジョニーの家族は崩壊していた。父親は家を出、母は薬物に溺れている。ジョニーは犯罪歴のある近隣住民を監視しながら、妹を誘拐した犯人をひとり密かに見つけ出そうとしていた。そんなある日、ある男が車に追われる現場に居合わせる。そして男はジョニーに「少女をみつけた」と言いながら絶命する……。 『川は静かに流れ』同様、紡がれるのは家族の物語です。それも傷ついた家族の再生への祈りともいうべきものです。複雑な謎解きを楽しむミステリーを求める読者向けではありませんが、家族と人生の物語であることを承知した上で読むのであれば、ジョン・ハートはお薦めの作家だといえるでしょう。 . | ||||
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ミステリーといえば、凄腕の刑事や探偵が出て来て難事件を解決なんていうものが多いと思いますが、いい意味で期待を裏切ります。 昨年度No.1ミステリーだけある内容。 ミステリーに興味がない人でも楽しめる。 読み終えた後には涙が出て止まらなかった。 | ||||
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文句なしに五つ星です。読み終えた後、なんとも言えない満足感でいっぱいになりました。13歳のダッチェスと6歳のロビンのきょうだいの暮らしは大変で、気持の不安定な母スターを支えひ、カリフォルニアの海辺の町で暮らしている。いつも見守っている警察署長のウォークはスターの同級生でストーリーを引っ張り、ダッチェスとロビンに降りかかる事件、試練から守ろうとします。あまりに痛ましくて、本を閉じた日もありました。このところ、10代半ばの少年、少女が主人公のミステリを読みましたが、これは良い本に出会えました。ストーリーは省きますが、宿題の家系図が完成した時、悲劇を乗り越えたダッチェスに心の安らぎがおとずれて、最高の着地点でした。 | ||||
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普段小説は読まない私ですので、こんなに分厚い本は読み切れる自信はありませんでしたが あっという間にラストまで読み切り号泣。ぜひオススメしたい小説です。 | ||||
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この本を読んでいる間、ずっと感じていたこと。素晴らしいの一言。 | ||||
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