■スポンサードリンク
世界の終わりの天文台
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
世界の終わりの天文台の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネイチャー風味のファンタジー展開もあり、チャレンジが感じられました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原因は明らかではないが、地球上の人類がいなくなる。生き残りは、北極圏の天文台で最後を迎えようとした天文学者(オーガスティン)と、木星探査船で宇宙にいるクルーたち。極地にいる男は、天文台に取り残された少女アイリスを見つけ、二人で生活をする。一方、木星探査船の女性(サリー)は地球と通信ができないことで、地球人類が滅んだことを知る。別々の舞台で別々のストーリーが展開するが、木星探査船が地球に接近したときに地球の男との通信に成功する。ただし、明るい展望はない。別々の話は最後の最後でリンクする。それは謎めいた少女が媒介になるのだが、結論は読者に委ねるような曖昧なもの。すっきりしないが、絶望の中の希望を見いだしたい欲望と相まって、不思議な読後感となる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人類の終焉を迎えた世界で、取り残された人々の生活、それまでの人生、自然や宇宙の姿が、細かく繊細に描写されていて、確かに「渚にて」っぽい。 でも、「インターステラー」のような、ブラックホールや時空的なSF要素はありません。 あり得るかもしれない設定、あるいはちょっと不思議な要素も入った『文学作品』、というジャンルではないでしょうか。 「渚にて」は絶望感しかないですが、「世界の終りの天文台」は、読者の想像に委ねられた部分がたくさんあり、その後の物語を、いろんなパターンで考えてみることができます。 逆に言えば、物語上では、そういったところははっきりと描かれていないので、カタルシスを味わうことはできません。 しっとりとした余韻に浸りながら、ああでもない、こうでもない、と考えるタイプの方向けだと思います。 ところで、登場人物の一人が「闇の左手」を読んでいた気がしますが、・・あれにも、厳寒の地を旅する苦行シーン満載でしたね・・。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!