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世界の終わりの天文台
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世界の終わりの天文台の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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木星から帰還する宇宙船の6人。地球の2人。 まったく別の話として一章ごとに宇宙船、地球、宇宙船、地球と進んでいく。 暗黒の宇宙と極北の白の世界の対比はお見事。 さてストーリーなんやけど… 地球に異変が起こっている。これが読み手には何か?が分からない。 丁寧な人物描写もあって読んでも読んでも宇宙船のオハナシと地球のオハナシがつながらない不安感。地球の異変も全く説明されない… 不思議な少女の謎もおしえてくれないぞ〜!? この先どうなるの?残りページがないよ!伏線だけで終わるんか!? 読み終わりました。ん〜 設定はSFなんやけど、ファンタジー…いやおとぎ話。 つっこんで書きたいところですが ネタバレになるしね。 ま、A型人間は読まないように。 | ||||
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ネイチャー風味のファンタジー展開もあり、チャレンジが感じられました。 | ||||
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主人公二人の経歴と心理描写の中心の私小説ではないだろうか?やたらに風景描写や過去の人生経験の描写が多く、1/3~1/4に圧縮できるのではないだろうか。とにかく人類が居なくなった(?)原因・理由が全く説明や追及さらには推測さえもされずに終わっている。これをSFにジャンル分けすると、SFファンに失礼であり、今後SFを読んでみようという読者の失望を招くだけである。 | ||||
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作中最大原因となった出来事の回答は最後まで無いです 何かを解決して終わるというものでもないです 延々とモノローグや主人公二人の過去の話が続き、気づいたら終わってる そんなお話 救いがあるとか明確な答えを経てスッキリ!みたいな作品ではないので、モヤモヤしてる人にはあんまりオススメできません なんかネトフリでドラマ化するらしいけどエンディング改変しないとこのモヤモヤは辛い | ||||
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原因は明らかではないが、地球上の人類がいなくなる。生き残りは、北極圏の天文台で最後を迎えようとした天文学者(オーガスティン)と、木星探査船で宇宙にいるクルーたち。極地にいる男は、天文台に取り残された少女アイリスを見つけ、二人で生活をする。一方、木星探査船の女性(サリー)は地球と通信ができないことで、地球人類が滅んだことを知る。別々の舞台で別々のストーリーが展開するが、木星探査船が地球に接近したときに地球の男との通信に成功する。ただし、明るい展望はない。別々の話は最後の最後でリンクする。それは謎めいた少女が媒介になるのだが、結論は読者に委ねるような曖昧なもの。すっきりしないが、絶望の中の希望を見いだしたい欲望と相まって、不思議な読後感となる。 | ||||
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SF読みたくなって購入したが、全くの期待外れ。 過去の生活を思い出してるだけじゃんwww ネタもすぐにバレるし。 SFとしての工夫は全くなし。 読書会向きだって? 500円なら許せたけど。 | ||||
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主人公の老天文学者以外の人類がいなくなった地球は、確かに〝渚にて〟のような状況ではあるが、自然や動物は残っているので、核戦争や隕石の衝突後のような状況ではないと思われる。ミッションを終えて帰還する木星探査船のもう一人の女主人公の人生との交錯が細やかに描かれている。さらに謎の少女〝アイリス〟の出現など作者はあいまいにしているが、作中に出てくる〝幼年期の終わり〟や〝闇の左手〟などの過去の名作SFに状況を説明するヒントがかくされていると思う。絶望的な状況に思われるが、過去がリセットされ、希望のあるような終わり方をしているので読後感は良い。 | ||||
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人類の終焉を迎えた世界で、取り残された人々の生活、それまでの人生、自然や宇宙の姿が、細かく繊細に描写されていて、確かに「渚にて」っぽい。 でも、「インターステラー」のような、ブラックホールや時空的なSF要素はありません。 あり得るかもしれない設定、あるいはちょっと不思議な要素も入った『文学作品』、というジャンルではないでしょうか。 「渚にて」は絶望感しかないですが、「世界の終りの天文台」は、読者の想像に委ねられた部分がたくさんあり、その後の物語を、いろんなパターンで考えてみることができます。 逆に言えば、物語上では、そういったところははっきりと描かれていないので、カタルシスを味わうことはできません。 しっとりとした余韻に浸りながら、ああでもない、こうでもない、と考えるタイプの方向けだと思います。 ところで、登場人物の一人が「闇の左手」を読んでいた気がしますが、・・あれにも、厳寒の地を旅する苦行シーン満載でしたね・・。 | ||||
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