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コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴
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コロナ狂騒録 2021五輪の饗宴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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時宜を得た作品です。 | ||||
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満足でした | ||||
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コロナ三部作の最終作、2022年の日本を描いた 本作もまた “フィクション” です。 残念ながら、未来の展望が 著者が望むように開かれるのはなかなか難しそうですね。 でも、未来を展望しなければ、 「それがどれだけ遠くとも」、と 最初の一歩を踏み出すこともできません。 2022年を騒がせた事件について、 『氷獄』の日高正義弁護士が登場しますが、 本作もその『氷獄』を読まずとも読み進められます。 彦根の最終盤の活躍は 『スカラムーシュ・ムーン』の雨竜との再対峙となりますが、 これもそちらを読んでなくても問題ありません。 序盤を盛り上げてくれた自信過剰の若手医師は 後半にはトーンダウンしてしまい、 終盤の白鳥・加納らの麻雀の場面はやや冗長、 勝ち数は開催回数と合っておらず、調整した方が良いでしょう。 妙齢の男女たちにも浮いた話の進展はなく、 やはり物語と言うよりは、 記憶が鮮明なうちに書かれた備忘録としての価値が高いでしょう。 でも物語として、 馴染みの登場人物が丁々発止のやりとりをするからこそ、 この重い内容が読みやすく描かれているとも言えますね。 一読をお勧めしたいと思います。 | ||||
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海堂尊先生の性格も踏まえると、単に体制批判と受け取るとは、表面的な理解だと言いたくなりますねWWWW …というか元ネタは明らかですがフィクションですし、忖度うぬん・怪しい会等実際の事実であったと思いますが❓本質は最後まで読めば分かると思いますが❓読解力のレベルかな❓ 「ファクトとフェイク」だからこそ、このフィクションの小説で訴える意味あるんですよWWWW やはり先生の想いは日本人に伝わらないんですね。日本はやっぱり冷め切ってるね。 ちゃんと読めば「だからヘラヘラマスクせずに外出しちゃうんだね」と…爆弾投下したくなりますねWWWW さてさて、各々のキャラに投影して、日本の医療の行く末を託しているなぁと、海堂尊先生らしさ満載でした。 速水の登場も胸熱でした。 わ・た・しは、次も楽しみですね。 | ||||
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とても面白く読んでいる 知らなかった真実 今までの偏っていた自分の見方が恥ずかしい テレビはウソなの? ニュースはウソなの? 自分の思っていた景色がグーッと反対へひらけた 説明文も多いが海堂尊さんは皆に伝えたいのだろう 私は知って良かった ありがとう | ||||
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前著『コロナ黙示録』から一年、 テーマをワクチンと東京五輪開催に移して 新たな”フィクション”が描かれました。 …現実には白鳥の暗躍も彦根の奔走も、 鳩村らの奮闘もありませんでしたから。 それでも 301ページにあるように、 小説をもって現実に対する蟷螂の斧であろうとした 著者の勇気には賞賛を送りたいと思います。 特に後半はまるで小説の体を為していませんが、 2021年の備忘録としてよく纏まっていると思います。 『螺鈿迷宮』『輝天炎上』の主人公の天馬大吉と 『輝天炎上』で物語を盛り上げてくれた美少女優等生、 冷泉深雪が出てくるので『輝天炎上』を読み返しましたが、 本書を読むのには過去作の再読は不要でした。 過去作は本作とは無関係に楽しんで良いでしょう。 | ||||
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面白く読ませていただきました。 | ||||
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専門用語や説明が多く中盤まで読むのに苦労しました。でも最後まで読んで途中で読むことをやめなくてよかったと思いました。 感じ方はそれぞれだと思いますが、せっかく手に取ったなら最後まで読んだ方がいいと思います。 | ||||
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『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』と読み継いで、2019年末に始まり今日に至るまでのコロナ禍中の日本社会の混迷の流れを追体験させてもらいました。 政府や行政側の方針がなかなか定まらず目まぐるしく変わり大きな不安の中に置かれていたこの時代を、著者は瓦版のように痛快で手際よく簡潔な表現で腑分けし整理していて、胸すく思いがし、「ああそうだったのか、こういう背景があったのか」と幾度も首肯させられ、また登場人物のネーミングの妙に噴き出してしまいました。 医学的学術的分野への啓蒙的記述は難解ではありますが、門外漢の人にもなんとか分かるように伝えたいという著者の熱意を感じました。 医療に携わった方々は疾風怒濤の大変な嵐の中にあった事も改めて忘れられない大事な事だの思いました。 これら2冊は、この時代の貴重な証言の書だと思います。 著者にはミネルヴァの梟的な観察者証言者として、今後も続く時代を見つめ解きほぐし提示してもらいたいと思います。 | ||||
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内容が、詳細に書かれ過ぎていて、 専門的な要素が多く、読むのが大変だった。 登場人物の名前が、ふざけた感じで かえって、本書の意図が不明瞭になっているのではないかと。 私たちが、知りたい情報は、こういう形ではなく、ノンフィクションとして、提供してほしいと思った。 | ||||
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「コロナ黙示録」に続いて待望の書が出ました。 コロナという前人未到のウィルスを通して見えてくる政治というからくりを暴いて爽快です。 ニュースを見てもやもやして晴れなかった靄がさあっと吹き払われるような。 やがて悲しき我が日本国かな。 探してもなかったこの本が菅総理が退陣表明をした途端、店頭に2冊平積みになっていました。 | ||||
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筆者は前作「コロナ黙示録」を読んで、安保首相やそれ以下の人物の言動に対する辛辣で切れ味の良い鋭い風刺、内容もコロナ対策にとどまらず、公文書改ざん問題なども取り上げて幅広い。一番脂の乗り切った時代の筒井康隆氏のスラプスティックもかくやという爆発的な読後感であった。 その続編が刊行された。期待して読む。「チーム・バチスタ」以来の著者の作品の登場人物が出てきて活躍する。あっちの人物とこっちの人物が連帯して業績を上げていく様も面白い。面白いのだが前作のようにあっけらかんと笑えない。なぜかというと、安保首相が「カエルのツラにションベン」的な顔面皮膚の強固さを誇り何が起きても全然平気で、困ると消化器系に組み込まれた非常脱出システムが即座に働く。そういう屈託のひとかけらすら感じられない能天気さが明るさに転じるのに対して、酸ヶ湯首相はやることなすこと逆効果で、それでも一発逆転を夢見て負債を膨らませてゆく。ひたすら袋小路にはまり込んでいく。後戻りの聞かない余裕のない日々が息苦しい。 筆者は9月3日の夜、帰宅後に菅首相の総裁選不出馬を知り、9月4日に本書を購入し、9月5日に本書を読了し、だから菅首相は退陣するこ至ったのかと納得してしまった。それでもやめられただけマシか。 | ||||
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