■スポンサードリンク


ヴェネツィアの陰の末裔



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ヴェネツィアの陰の末裔 (創元推理文庫)

ヴェネツィアの陰の末裔の評価: 4.20/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

硬い重い でも半分まで読んでみて!

前半は世界観や歴史背景の説明などが多く、硬い文章で脱落しそうになりますが、半分まで来ると物語が動き出し、なんだか結末が気になり出します。
最後まで来ると作者の筆に慣れてくるので硬さも気にならず、結局読み切ってしまう魅力があります。
ヴェネツィアの陰の末裔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ヴェネツィアの陰の末裔 (創元推理文庫)より
4488554067
No.1:
(3pt)

重厚そうに見えるも印象には弱く

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

地位もその数も失われつつある魔術師が,とある事件の調査に…という始まりですが,
追うほどに広がる謎や,現れる敵たちに,諜報戦,活劇風の流れになるのかと思いきや,
いささか予想外の方へと転がり,魔術自体もあまり見られずと,期待とは違っていました.

窮地で起きる主人公の覚醒は,彼自身の掘り下げが浅いため,都合の良さしか見えず,
自らの生き方に疑問を抱きながら,最後には誇りを覗かせる様子も取って付けたようで,
やはり,背景が見えづらいことが,全体的な物足りなさに繋がっているのではと感じます.

また,相棒との関係も描かれ方が中途半端で,タイトルも早くに回収されるものの,
そのままというのか,それ以上の広がりはなく,一見,重厚そうなファンタジですが,
今ひとつ印象には弱く,キャラクタや世界に入り込めないまま,終わってしまいました.
ヴェネツィアの陰の末裔 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ヴェネツィアの陰の末裔 (創元推理文庫)より
4488554067

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!