江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色



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初公開日(参考)2023年09月
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長編小説

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江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色 (文春文庫)

2023年09月05日 江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色 (文春文庫)

天性の色彩感覚を持ち、色のことになると寝食忘れてしまう江戸っ子・お彩。 その才能に目をつけた、煮ても焼いても食えない京男・右近。 凸凹バディもいよいよ絶好調! 右近に押し切られ、塚田屋で呉服の色見立てを始めたお彩。 妾腹の弟である右近を目の敵にしている塚田屋の主人は、 「新しい流行り色を作れ」と無理難題を出す。 お彩と右近は、気風のいい辰巳芸者の蔦吉に助けを求めようとするが、 けんもほろろな塩対応で取りつく島もない。 しかし、右近には何やら秘策があるようで……。 一方、近所の油店・香乃屋のお伊勢には、対照的な二人の婿候補が登場。 濃紺の小袖も粋な弥助は若い娘たちにも大人気。 一方、野暮天の文次郎は、野暮だとされる浅葱色が好きで、 娘たちに「浅葱色」と陰でこっそり呼ばれている始末。 はたして、恋の勝者は……? 色は奇跡を起こせるか? 江戸の色彩の奥深さが話題、 文庫オリジナルシリーズ第三弾!(「BOOK」データベースより)




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江戸彩り見立て帖 粋な色 野暮な色の総合評価:9.20/10点レビュー 5件。Bランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.5:
(5pt)

待ってました!

1巻、2巻がとても面白かったので、3巻の発売を心待ちにしていました。
 2巻の巻末で、ようやく、突きつけられた難題を解く手がかりをつかんだヒロインの彩。その手がかりを答えにするべく奮闘する日々が続くなか、彩は、流行とは関係なく、美しいものは美しいのだと気づきます。巻の後半、その気づきを導くのは浅葱色。ご存じの方も多いと思いますが、僅かに黄味を含んだ、優しく澄んだ青です。この色が筋立てにどう絡んでいくのか、興味を持たれた未読の方は是非手に取って一読していただきたいと思います。
 迷い、悩みながら色見立ての仕事に邁進する彩の姿は、現代の女性そのもの。最初は一本気で不器用な彼女になかなか感情移入できなかったのですが、今では心から応援しています。
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No.4:
(5pt)

楽しかったです

どんどんおもしろくなってきました。今後に期待します。
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No.3:
(5pt)

この人を敵にしてはいけない

問題解決のためなら、しれっとこんなこともできる。そこが好き(笑)。いいオチでした。
さて③巻。どの話も、お彩の色彩センスと右近の商売センスが絶妙に合わさって読み応えのある内容になってます。
創意工夫で物を売る。商売って面白いな、とワクワクしながら思わせてくれる。
あとは、毎回楽しみにしてる2人の関係にも微妙な変化が。
なに考えてるかわからない、自分の内側に誰も入れないガードのかたい男が、特定の女に興味を持って懐き始めるとこうなるのか、とニンマリ。
この感じ、かなりお彩に気を許してきてるんじゃないでしょうか。
お彩の方も。以前ほど〝右近さん嫌い!〟ではなくなって、彼のイヤな所に怒ったり我慢しつつ、ちゃんと長所にも目を向けて、認め始めてる。
ご都合主義で出来過ぎなハイペースよりは、こういうジレ感のほうがずっと良いです。このままじっくりと距離を縮めていってほしい。

ところで③読んでる途中から、刈安もちょっと好きになりました。
口と性格は悪いけど頭は悪くない。右近と同等か、それ以上かも。察しが良くて機転も利きそう。
急に刈安の今後まで気になってきて。いつかお春さんと仲良くなってデレてる彼を見てみたいんですが・・・まぁ、期待だけはしておこう(笑)。
そんなこんなで大満足だった1冊。笑えますよ♪
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No.2:
(3pt)

面白い

いろいろな登場人物が増えてきて、おもしろくなってきました。
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No.1:
(5pt)

江戸の色彩感覚の繊細さ、奥深さ

大好きな坂井希久子さんの「江戸彩り見立て帖」シリーズ。
天性の色彩感覚を持つ江戸っ子、お彩。
婚期を逃し、目を悪くした父親の介護をしていたが、
お彩の才能に目をつけた右近によって、半ば強引に色見立ての仕事を始めさせれることに……。
坂井さんの描く女性は、気風がよくて、ちょっと不器用だけど、一本気で、
読後感が最高にいいです……!
本に出てくる色彩の名前が今では使われていない美しいものばかりで、
日本人の色彩感覚の鋭さや、芸能・文化・自然に裏打ちされた豊かさにうっとりします。
この色にはそんな謂れがあったのか、着物でこの色をさし色にすると映えるんだな、など、
色を想像したり、調べながら読むのが楽しいです。
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