赤羽せんべろ まねき猫
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坂井希久子さんの「赤羽せんべろまねき猫」。昨年からのweb版「婦人公論jp」の連載は拝読していたのですが、加筆修正された新刊では、一層味わい深いものでした。 いつもながら素晴らしい人情物なので、ネタバレはしませんが、父親と離れて久しい40代の女性が突如直面する父親の療養と介護。舞台は、近年「せんべろ」で有名な赤羽の立ち飲み屋さん。 地域の子供や若者たちも大事な脇役としてでてきます。 大阪ミナミのラーメン屋の父と娘を描いた「泣いたらアカンで通天閣」(2012年初版)も大いに泣かせる浪速の人情物で、映像化もされたのですが、この「赤羽せんべろ」は、東京赤羽を舞台に「泣いたらアカンで」よりは、すこしく人生を歩んだ女性を描く作品です。介護や子育てネグレクトなどの社会的問題も、小説の流れを喰わないようなバランスを以って取り上げられています。 江戸時代を舞台とする連載数作を同時進行なさる坂井さん。その先駆けである「居酒屋ぜんや」シリーズも売上45万部を超え、来月17巻目の文庫が出版されるのですが、時代小説のみならず、現代物でも大活躍。コロナ禍後の赤羽を舞台とした本書。「泣いたらアカンで、、」とともにお薦めの名作です! | ||||
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