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Missing 神隠しの物語



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Missing 神隠しの物語の評価: 4.13/5点 レビュー 32件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21~32 2/2ページ
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No.12:
(4pt)

おもしろくなるのは2巻以降

レビューはけっこう賛否両論ですね。

個人的にはこの人の文章はいいと思います。というかこの小説にあっていると思います。もしいかにもホラーというような文章だとあんまりよくない。

ダメだしをするなら登場人物がいっせいにでてくる最初のほうのシーンでしょう。わかりにくい。
Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)より
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No.11:
(2pt)

アイデアはいい

こういう設定はかなり好きだ。物語が持ちえる意味、物語が広がることがこの世界においてどういう意味を持ってしまうのか、そういう概念をうまく利用しているあたり、なかなか秀逸じゃないか。

 しかしいいところはそれだけ。設定じゃなくて、肝心の作中のネタがなぁ、小野不由美の『魔性の子』とか、富樫の『レベルE』か? おいおい、みたいな。あと、ファンタジーに必要なネーミングセンスが欠けている。主人公の渾名が「魔王」とか「魔王陛下」とか「魔王様」とか、某サブキャラの渾名が「不思議少女」。

 舐めているのか?

 あと文章能力がまずい。硝子のような心、みたいな稚拙な比喩を近いところで二回使わないでくれ。あと、『有名人』のくせに『知る人ぞ知る』って矛盾している。

 こういう表現があると読者のテンションを著しく下げるから、きちんと推敲だけはしてほしい。読む姿勢が、『いいところを見つけてやろうモード』から『あらさがしモード』になっちゃうんです、本当に。

 突っ込めばきりがない。無駄な……の多用、会話内での無意味な改行、無意味な読点後の改行、無意味な傍点の多用、「!」などの会話じゃない会話文。こういのはマンガの表現だろ。「――!」とかも。

 これは「小説」なんだから、編集者も一緒になってひとつひとつ潰していったほうがいいと思う。真面目な話。
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No.10:
(3pt)

実と虚の狭間に出来た傑作小説

読んで一言、「凄い」

と、思った。

文章力がかなりのレベルであり、こういう文章は中々書け得ない物だから。

だが、繰り返しが多過ぎた箇所もある。

説明がくどく感じる向きもあるかも知れない。

内容は世にある膨大な物語の、語られなかったかけらを集めた感じ。

その紡ぎ方が巧いのである。

関心する程の手腕。

全体としては、実があるのに虚もある小説。

行間から零れ出てくる実を感じると同時に虚ろも感じる。

一言で言えば、非常にすばらしい文章を書いていると言う事。

しかし、文章が巧い人の文章は好悪がはっきりする。

実だけを感じる人には本のページ数以上の価値を見出せる。

逆に、虚だけを感じる人にはページ数以下の価値を見出す。

良いか悪いかだけでは判断出来ない部分、なぜなら作者の才能だから。

私には向かない文章の質だったので、星は少ない。

が、作者は間違い無く素晴らしい才能の持ち主。

まだ一巻。

才能が伸びるのか止まるのか、そこを良く見極めたいと感じた。
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No.9:
(5pt)

「神隠し」がテーマ。余程の才能が無いと出来ません

「神隠し」により、人が消える ー

そんな難しい題材でオカルト小説を書ける人がいるの?

初めてタイトルを見た時に思ったのは、そんな疑問でした。そして「それが出来る著者は、並の才能の作家じゃないだろう。」と思いました。

その予想は当たりでした。作者はそれが出来る才能を持った人でした。

普通、オカルト小説は作者が豊富なオカルト知識を持っていて、それを作者なりのセンスで再解釈するものです。甲田 学人さんは知識が半端でなく、そしてその再解釈は「凄い!」と思う事が何度もありました。しかも、とても怖いんです。7巻を夜中に読んでいた時は、お手洗いに行くのがとっても恐ろしかったです。(家の中の何処に鏡があるか嫌でも意識してしまい、幾つあるか解ってしまった!)

更に、この作品の魅力はまだまだこれだけじゃありません。

1巻ではシリーズのメインテーマである「神隠し」を扱っていて、「甲田 学人ワールド」、つまり独自のオカルト世界観の魅力が解るようになっています。

でも、それ以外の魅力が解るのは2巻以降です。2巻からストーリーが本格的に展開しています。

そして中盤から終盤にかけて、それまでに貼られていた伏線が浮かび上がり、符合が合い始めます。絶妙なストーリーの流れ、主人公達の心理描写、高まるテンション、そしてそれぞれが負い始める、ネガティブな心情...

最後は納得出来る形で物語は閉じられます。
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No.8:
(5pt)

オカルト小説

これは、好き嫌いの激しそうな本かな~とは思いましたが、私は好きです。
いわゆる、オバケ、霊といわれる者の謎(?)やそれによって起こされる事件について立ち向かっていく。みたいな話ですね。
キャラクター一人ひとりがなかなか個性的でいいと思いました。
ただ、最低でも小学生高学年以上ではないと難しいと思います。
Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)より
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No.7:
(5pt)

MISSING

最高の本であると私は感じました。
まず一つにキャラクターの味が強く惹かれました。
そして積み重ねられて行く謎の数々。
一文字も見落とせない不思議な文。
全てが魅了してくれる、最高の一冊ですね。
ですが、終わり方がまとめられておらず、無念。
まぁ、これが2巻へ続いていくのですから、まとめきらなくても良かったのですが。
価値のある、素晴らしい本です。
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4840218668
No.6:
(4pt)

驚異的なオカルト知識と超美麗な挿絵・・・

すごいのは作者の膨大なオカルト知識です。単なる「ホラーおたく」ではなく、その範囲は哲学・心理学の側面まで踏み込んでゆきます。
主人公の一人、「魔王陛下」こと空目恭一の語るオカルト知識は、どこか正確で、読者を納得させる部分があります。

とはいえ霊的な存在「神隠し」がテーマの物語。ファンタジック、そしてどこか不気味さが残る作品です。
まさに現代のホラー小説、ですね。
あと、イラストと装丁がすごくおしゃれです。ホラー小説なのにスプラッタな絵は一切ありません。シックでデザインチックな感じ。

不思議な話、です。キャラクター、みんな一風変わってます。「魔女」や「魔王」といった異名を持つ者達と、それに翻弄されるキャラ達。
私的には「魔王陛下」空目と、陛下に絶対的な信頼を置く村神がお気に入りです。村神、かっこいいですよー。
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No.5:
(5pt)

古くて新しい。

作者は文学を志していた故か、桜についての記述には
先人達の影響が見受けられる。
だがそれに終始しているわけではなく、読み物として面白い、
佳い意味で古くて新しいものに仕上がっている。
今後とも期待が持てる作家ではないだろうか。
なお、本巻の読了後には、坂口安吾「桜の森の満開の下」と、
梶井基次郎「桜の樹の下には」を併読されることを勧めておく。
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No.4:
(4pt)

今流の都市伝説

この本は「今」流の怖い話・都市伝説のお話です。
新しい感じのホラー文庫です。大体、1巻ごとに中心となる人物が変わり、いつも違う主人公の様な感じで飽きないストーリーです!
とても綺麗なイラストで目の保養にもなりましたっ!
時々オカルト系な難しい文が続く所がありますが、読んでいくうちに慣れてきてどんどん面白くなってきます!是非読んでみて下さい!
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No.3:
(4pt)

新感覚怪談物語

今現在存在する怪談話を、まったく新しい感覚で語っている物語です。オカルト好きな人はもちろん、普段とは別の染み渡るような恐怖を感じたい人にお勧めです。キャラクターもいい味を出してます。
 少し残念なのが抽象的表現が多いため、小説を読みなれていないとわかりにくいところがあるのと、折角キャラがいいのに特定のキャラクターしか出てこない巻があるといったところでしょうか。
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No.2:
(4pt)

都市伝説

都市伝説を主題にした、人間の「物語」の始まりがこの本。
「神隠し」にあった少年が、高校生になった時に遭遇する存在、其れを軸にして動き出す物語。
この「少年」空目恭一があまり出てこない巻なのですが、出ないのに己の存在を見事に読者に伝えているのが見事と申せます。
ただ、是が著者が初めて発刊された「小説」の為、やや矛盾する点があるのも否めません。
しかし、巻毎に著者の「作家」としての能力の成長は確実に見うけられ、また登場人物の個性がはっきりしている事、発言の一つ一つに肯かされるという事から、今後の作品を期待してしまう、そういう力強さを感じさせられます。
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No.1:
(3pt)

魔王様

語り継がれてゆく都市伝説を、斬新な切り口で物語にしたのがこの作品です。
一つの恐怖をあらゆる角度からとらえ、独特な世界を築き上げています。貴方の後ろに潜む、そっと絡み付くような恐怖が味わえるでしょう。
でも、一番個性が強いキャラがあんまり登場できなかったのは少し残念ですね。
Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)より
4840218668

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