霊感少女は箱の中2
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一巻で人物の心理描写がうまいなぁ、と思いましたが…今回も凄かったです。 最後まで読んだ感想としては…茜ちゃんがみなみちゃんに思った最後の気持ちに、一番ぞわっときました。あれがこびりついて頭から離れてくれません。 一巻よりも怖くて、ぞわぞわするというか何だか気持ちが悪いというか…うまく言い表せないんですけど。 思わず痛い…痛い…と言ってしまいそうになりながら今回の巻も読みました。 読了後に、ふと小説の描写を思い出して、ゾワッとして怖くなったりで大変です(';Д;`) 一巻完結タイプの本なので、続きが気になる…!とかではないはずなのに、次の本が読みたくて堪らなくなるというか。この中毒性にも似たような何とも言えないもやっと感。 三巻が前後編だとのことなので、気になりつつも四巻が出てから読もうかなと思います(';Д;`) | ||||
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勉強、運動、人付き合い。 どれも人並みにこなせない少女にとって、親の見栄、夢、期待というプレッシャーを背負った家庭は牢獄であり、スパルタを通り越した虐待まがいの部活がある学園は地獄であった。 そんな理不尽から心を守るため、オカルトに傾倒するのは無理からぬこと。 そして彼女は気付いた、気付いてしまった。 部活のしごきで呼吸困難を起こした時の感覚と、降霊会で心霊現象が発言した時の感覚が似ていることに。 霊に遭いたければ、自分から「あの世」に近付けばいい事に。 そして彼女は実践してしまった―――首吊りを。 今回明らかになった真央の復讐の事、銀嶺高校の実態、和歌との怨恨。 そもそも真央が『ロザリアの棺』で家族を失った経緯がいまだ判然としないが、もしそこにも長波家が関わっているとしたら、和歌は一連の事件に関する様々な想いも含めて利用されて使い捨てられる存在にすぎないのだろうか・・・? 過去に関する因縁の根は深そうで、まったく全貌は見えない。 今後どういう事件が起こるのか、過去のどんな因縁が関わってくるのか、真央と瞳佳は自分たちの過去やこれからにどう向き合っていくのか、続刊に期待です。 それにしても、前巻の「割れたスマホの画面で指をすりおろす」描写といい、今回の「スマホを噛み砕き嚥下する」描写といい、甲田先生の言葉選びの妙が恐ろしい。 私が初めて読んだ甲田先生の作品は「夜魔」でした。 そのころから「普通の描写」とは一線を画していましたが、さらに磨きがかかって本当に背筋が寒くなるような、怖気が走るような恐ろしさを感じます。 今は子育てに奮闘中で仕事はなかなか大変との事でしたが、発売の感覚が長くても続きを待ちたいと思います。 | ||||
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具体さは伏せますが、「そりゃそうだよな」という納得と、「ふざけんな」っていう批判とが混在しそうな結末だなと思いました。 これが少年漫画だったら、9割以上ふざけんなでしょうねきっと(笑) 書籍のあらすじなどと被るかと思いますが、ロザリオサークルのある日の活動。柳さんも霊媒として結構馴染んでいる模様です。 一方で、いわゆるオカルト系が、街全体にひっそりと関わっているという新たな事実が出てきました。 権力者とオカルトという関係性って、甲田先生作品では結構さりげなく出てきますね。 また、そのことが守屋くんの過去にも密接に絡んでいて。 彼と死、あるいは箱との新たな一面を垣間見えるのも注目かなと。 この要素で守屋くんの熱さというか激情というか、そういうのが伝わったので、好感度アップです。とか言って(笑) しかし、ノロワレはやはり休止なのかなあ。マンション出たけど。 あっちはあっちで、結末というか正体というか、いろいろ気になってしまうのです。 | ||||
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最初に白状すると、読んだ後に気分が悪くなるレベルの後味の悪さでした。 そして、相変らず精神に来る激痛描写が健在です。 恐怖描写以外では、missingの聖創学院大附属高校を思い出す舞台設定に大満足でした。 あと、ノロワレはもう続刊出ないのかな…。 | ||||
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甲田学人の描く少女は惨めで後ろ向きで内向的だが、そこが好きでたまらない 1巻ではトリックの部分に驚かされたが、2巻は過去作(missing)のように、よりキャラクターの心情にスポットを当てられていたのが良かった 3巻早く出ますように | ||||
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