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(アンソロジー)
彼女。 百合小説アンソロジー
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彼女。 百合小説アンソロジーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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百合小説は初めてだが相沢沙呼さんは好きな作家なので愉しみです | ||||
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百合系の漫画やラノベばかり読んでいる娘に頼まれて買いました。本屋でおねだりされた時には、ちょと買いにくい本だと思いましたが、Amazonなら気にならない。 百合っぽくない人気作家の作品もあったり、へえーと、感心しながらめくってました。読後にまた本人のレビューをさせます。 | ||||
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久しぶりに表紙買いをしました。それほどまでに表紙の彼女の「眼力」は強かった。 百合ものの小説をまったく読んでいない人間の書評です。 「恋澤~」 ずっと舞台装置だった姉妹が最後の最後で見せた人間性が良かった。 「馬鹿者~」 中途半端に肥大化した自尊心に自由を制限されてしまう…若いうちしかできないことだと思います。。馬鹿者の恋、じゃなくて若者の恋。 「百合である~」 ルッキズム、マチズムに苦しめられながらも、戦い抜くことを誓い合ったラストがさわやかでした。 「九百十七円~」 日常小説だコレと思ったら濃度高めの百合が添えられてた…。 | ||||
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総評: 前半3作は百合として完成度が高い。「椿と悠」はよくある悲恋百合と見せかけて良い意味で期待を裏切ってくれる。「恋澤姉妹」はトガッた作風と暴力の嵐の中にもブレない百合がある。「馬鹿者の恋」は完全に女だけで繰り広げられるドロドロ三角関係が素晴らしい。 後半4作は片方結婚オチ、なぜかプロゲーマー界隈批判になる、ヘテロ要素がキツいなど瑕疵はあるものの、百合としてはしっかり成立している。 前半3作だけでも定価を出す価値は十分にあるので、百合が好きな人はもちろん、百合は漫画しか読んだことが無い人、百合小説に興味があるけど何から読んだらいいか分からない人、掲載作家目当ての人。全員まよわず買いです。 以下、簡単な作品感想。 「椿と悠」 男を巡る三角関係かと見せかけて、正統派百合をぶちこむ手腕にやられた。 「恋澤姉妹」 世界観もキャラクターも殺伐とした百合。強い女が出てくる百合が好きなら迷わず読め。 「馬鹿者の恋」 完成された女同士の関係性に別の女が介入することで、関係性が大きく揺れ動く。好みは分かれるかもしれないが、登場人物が全て女性なのでその点は安心して読める。 「上手くなるまで待って」 片方が結婚するオチなのでやや萎えるも、百合としてはしっかり成立している。 「百合である値打ちもない」 ルッキズムにまつわる物語。百合ではあるが、それよりもYoutube・プロゲーマー界隈批判が目を引く。女性が矢面に立つと、どうしてもルッキズムって付いて回るよね。 「九百十七円は高すぎる」 日常の凡庸な謎を解き明かすミステリー風百合。推理に紙面の多くが割かれており、百合描写は控えめ。ただ主人公たち女の子ふたりの肉体関係が明言されてるのは好印象。 「微笑の対価」 いわゆる死体を埋める百合。ただヘテロ描写がキツいので人を選ぶ。 | ||||
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