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塞王の楯
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【この小説が収録されている参考書籍】
塞王の楯

塞王の楯の評価: 4.10/5点 レビュー 120件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt
Created with Highcharts 5.0.1011件9.17%6件5.00%11件9.17%24件20.00%68件56.67%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全92件 61~80 4/5ページ
No.32:
(5pt)

西軍を足止めさせる話なのに、なんだ!?このスピード感は!?

西軍を足止めさせる話なのに、なんだ!?このスピード感は!? 
関ヶ原に向かう西軍が攻めるは、大津城。琵琶湖に面したこの水城は、戦国きっての石垣集団の穴太衆飛田組によって、小さいながら攻めにくい要塞と化していた。
何日か耐えることが出来れば、西軍は関ヶ原に向かい、城は助かる。
最強の盾と最強の矛、共に戦争を止める、起こさせないという究極の目的の中で、継承者二人に迫る危機、機会、そして高みを目指すものにしか味わえない苦悩と葛藤。
守るは飛田匡介、攻めるは鉄砲造りの名手、国友彦九郎。二人の天才の対峙に絡むのは、愚将か大物かはっきりしない心優しき大名、京極高次と、西国無双の覇者、立花宗茂。
関ヶ原という歴史的なメインイベントの裏には、様々なドラマが存在している。徳川秀忠率いる東軍別働隊を見事足止めさせて、関ヶ原に間に合わせなかった真田軍の話は有名であり、多くの人に知られている。
ところが、この話はどうだろう?正直全く知らない話だった。立花宗茂は、知っている。穴太衆は、聞いたことあり、その技は今も伝わっており、NHKで特集を見た。けれど、詳しくはもちろん知らない。そんな知らない戦いの、知らない人だらけの物語をよく調べ、そしてよくこんなにもスピード感のあるエンターテイメントに仕上げたなぁと感心して、一気に552ページ読みあげた。
歴史好きじゃなくても楽しめるエンターテイメント感と歴史好きをも魅了する登場人物へのリスペクトと丁寧なリサーチで、作者はこの知られざる戦国の戦いの影の主役である石垣と鉄砲の重要性と、そこの人間と彼らの技を見事描ききった。また、彼らが守ろうとする対象の市民や大名や武士との関係性もうまく紡ぎ込んであり、全体のリアリティーを増すと共に、読者をよりその時代の中に引き込んでいる。直木賞受賞の理由がわかる、とにかく多くの人に読んでもらって、歴史小説の世界を知って楽しんでもらいたい一冊。
「今からでもよいではないか。人はそう思った時から歩み始める」立花宗茂
塞王の楯Amazon書評・レビュー:塞王の楯より
4087717313
No.31:
(5pt)

歴史小説は普段読まないが面白かったです

歴史小説をほとんど読んだことがなく、ここまで長い本も久しぶりでしたが、大津の話だということで一念発起して読みました。

出てくる地名が馴染みのあるものばかりで、「あそこでそんなことが…」と浅学な私は関心しっぱなしでした。
もっと地元の歴史に興味を持つ良いきっかけとなりました。

物語の主人公である職人を始めとして、登場人物が命懸けで戦う様にも胸熱くなり、非常に感動しました。

大津が舞台で直木賞を受賞していなければ、この先も歴史小説を手に取ることがなかったかもしれないので、今村先生に感謝したいです。

内容に賛否あるのは当然ですが、上位にあるレビューのように、必要以上に作品を貶めたり、作者の顔写真に難癖をつけたりするのはどうかと…。
私は楽しめたので星5です。
塞王の楯Amazon書評・レビュー:塞王の楯より
4087717313
No.30:
(5pt)

圧倒的な構成力と文章表現

久しぶりに歴史物を読んでみました。圧倒的な構成力と文章表現に、ぐいぐいと引き込まれていきました。楽しみな作家が、また一人増えました。
塞王の楯Amazon書評・レビュー:塞王の楯より
4087717313
No.29:
(5pt)

違った視点からの戦国小説

面白かった。
普通は、戦国大名の物語になるが、石積みの安太衆の目線からの戦国群像劇。
京極高次や立花宗成なども魅力的に描かれている。
石積という職にも、奥深いものがあるし、その才で盾を組み立てる模様は圧巻だった。
塞王の楯Amazon書評・レビュー:塞王の楯より
4087717313
No.28:
(5pt)

面白い

戦争が無くなるためには最強の矛か最強の盾か。奇しくも、現代は核という最強の矛が戦争を押さえている側面がある。人類の歴史において非戦の試みは難しく、見果てぬ夢に魅力的な登場人物が命を懸けて挑んだ、読み手の胸を打つ良書。
塞王の楯Amazon書評・レビュー:塞王の楯より
4087717313
No.27:
(5pt)

予想以上の読み応え

直木賞受賞作品決定と知り、直ぐに購入しました。読み始めると、思っていた以上に作品に惹き込まれ イッキに読み切りました。今の時代だからこそ 皆に読んで頂きたい作品です。
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4087717313
No.26:
(5pt)

とにかく面白い

戦国時代の職人同士の戦い。しかし手段は違えど二人の目的は同じというところが考えさせられる。
塞王の楯Amazon書評・レビュー:塞王の楯より
4087717313
No.25:
(4pt)

読みやすい

久々に歴史ものの本を読みましたが、とても読みやすく、楽しい。
章の長さがちょうど良くて、リズムが合って私にはとても嬉しい。
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4087717313
No.24:
(5pt)

面白いです!

普段ほとんど本を読まず、歴史にも疎いのですが知った場所が舞台なので。と読み始めましたが、それを差し引いてもとても面白かったです。
暖かい気持ちになったり、スピード感があったり、ダレる事なく最後まで読み進みました。
読んでいる時期にロシアのウクライナ侵攻があり、戦争について考えさせられることも。
塞王の楯Amazon書評・レビュー:塞王の楯より
4087717313
No.23:
(5pt)

人気の理由が分かります

本屋さんはどこも売り切れ。人気なのがよく分かる。引き込まれてあっという間に読んでしまいましたが、違う目線で繰り返し読みたくなります。
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4087717313
No.22:
(4pt)

面白かった。

歴史小説が好きな私にとっては、非常に読みごたえ
があった作品でした。
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4087717313
No.21:
(5pt)

作者が、良く専門知識を勉強し、表現された事に敬意を表します。

高齢の為、字が少し小さいのが読むのに苦労しました。時代物に興味を持つ孫に、早速読ませました。
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4087717313
No.20:
(5pt)

読み応えのある歴史小説。

圧倒される歴史小説と書評に書かれていましたが、本当にそのようです。ともすれば戦国武将の姿ばかりが主役になりがちな歴史小説の中にあって、職人を主人公にしたという点がとても新鮮でした。お城の石垣のさまも今後見方が違ってくるかもしれないと思います。とても楽しみました。
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4087717313
No.19:
(5pt)

感動‼️

歴史には全く興味は無かったのですが、矛と楯で戦を止める と言う内容に引かれ読み始めましたが、細かな描写、人物像、歴史的背景などにどんどん引き込まれてい、感動で読み終わりました。
塞王の楯Amazon書評・レビュー:塞王の楯より
4087717313
No.18:
(4pt)

石垣積みの穴太衆の仕事の確かさ

直木賞作家として大変面白い作品です。同じ直木賞作家の山本謙一氏の作品と共通項画沢山あるように感じます。時代の寵児を描くのでなく脇の人々職人に光を当てることによりより現実味が増すように感じる作品です。非常に面白い作品だと思います。
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No.17:
(4pt)

モチーフは矛と盾と平凡だが

漫画のように面白く、中盤以降一気に読めました。

史実との差異、技術的な裏付けを指摘される方もあるようですが、悲壮感の少ない戦国娯楽小説として、十分楽しめます。

穴太衆、国友衆、甲賀衆が登場し、大津城、宇佐山城、日野城、鯰江城など、広報かと言うぐらいの滋賀県色で、縁やゆかりのある方はさらに楽しめると思います。
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No.16:
(5pt)

よかった!

全編を一気に読めました。
滋賀県在住ですが、知った地名が多く出てくるので風景が目に浮かぶようでした。

読み終えた後、息子を連れて日野城跡に赴きました。
城跡に残る石垣を感慨深く鑑賞。
無秩序に見えてしっかりと嚙み合った武骨な様に暫く見入ってしまうほど。

とても印象に残る一冊、いつか再読したいのと、息子が大きくなった時に読んで欲しいなと思いました。
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No.15:
(5pt)

読みやすい本でした

直木賞受賞と共に 注文しました。
とても読みやすく 著者の別の本も 読んでみようと思います。
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4087717313
No.14:
(5pt)

歴史それは職人の戦い!

歴史好きにはもちろんのこと。

関西人には、お馴染みの地名がでてきます。
また、訪れてみたいなと思いました。
コロナにより、遠くはなれた地元に思いをはせることもできる作品です。
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No.13:
(4pt)

痛快な小説ですね

我が奥さんが話題の直木賞受賞作品、地元が舞台(穴太も長等山も、地図なしで分かります)ということで、近くの本屋さんに平積みになっていた中の一冊を買って来た。
読み易すぎて、わずか一日半で終了。
なかなかの意欲作でした。楽しめた、です。
但し作者の日本語が、数か所気になった。それは、ま、いいか、、

「意欲作」と評したが、
その理由は作品全体の構想が、どうやら核抑止論に基づいているのではないか、と思えたからだ。穴太衆の楯(石垣)と国友衆の矛(鉄砲)の戦い。平和を目指して行われる、双方の底なしの武器の強力化開発、という匡介と彦九郎それぞれが抱く計画、思惑が熾烈に散らす火花。敵よりたくさんの武器を持つ、そして武器の数で圧倒して、無駄を知らしめ相手を敗北させる、手を引かせる。(ストーリーの中では、大筒に何度も崩される石垣、それをしつこく積上げなおす穴太衆。大砲の方は繰り返される発射に持たなくなる。匡介の石垣補強はボデイブローよろしく彦九郎を敗北させていく。瞬発力の大きい大砲という強力な武器は、実戦の中では技術的に敗北するのだった。そして一方的に戦いから足を洗い、平和な村に帰った匡介。)

これを小説仕立てで論じようとしているのではないかと作者の意欲に冒頭あたりで気が付くと、にわかにこの小説が面白く読めるようになった。かくして読むスピードもかなり上がったのである。結末やいかに?

核抑止論は現実の世界政治では、かつての日本社会党的立場からは不毛と決め付けられたり(故・山本和義あたりに)して、今も実際の結論は出ないままとなっている。問題そのものが忘れ去られた観もなきにしもあらず。この大問題に、今村氏はいかに結末を付けるのか?平和は見えてくるのか?

そんなこんなで「塞王の楯」は、今村氏の骨太な筆致にも彩られて、壮大な平和論に見えた。が、結論を言うならば、この問題、そう簡単ではないですな。現実論としては、どちらの国がより正直なのか?の一点にかかっている核抑止論なのだと思うが、そんなバカ正直な国家は未だかつて存在したことはない。故にこの論法は不毛なのである。国際的な疑心暗鬼だらけに打ち過ぎているのが実情である。

今村氏の発想と執筆の意気込みは、大いに称えたいが、最後はピシッとしませんでしたねぇ。やっぱり難しいよね、という感想で読了。
塞王の楯Amazon書評・レビュー:塞王の楯より
4087717313

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