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夜が明ける
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夜が明けるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 21~40 2/4ページ
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面白い! 贅沢を言えば登場する2人はやや特殊ケースと感じてしまう面もあり、もっとありふれたケースの貧困ストーリーを期待していた。作者はそんなことは意図してなかったのかもしれないが前評判を読み勝手に期待していたものとは少し違ったのでその分★4つとした。 | ||||
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たった一言「夜が明ける」という言葉がこれひど重く力強く響く物語はなかなかない気がする。 ラスト数10ページで、言葉にできない感情が湧き上がる。温度高めのよくわからない涙が出た。 それまでの約8割は本当にしんどくて…でもラストの為にあったようにも思う。 純粋な悪意が苦手な人や夜が明けないような気がする人に、少しずつ少しずつ読んで欲しい。 | ||||
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今まで読了後、読んだことを後悔するような作品ってそれ程なかったのだけど、この本に関しては読まなくてもよかったかなと思った。 終始、社会と人間の醜悪さを炙り出す描写の連続。 現実で嫌というほどそういうのを目撃しながら生きる我々としては、わざわざ小説の中でも汚さを見たいと思わない。正直お腹いっぱいだ。 この作品を読んで学びがあるのは、人にSOSを出すのが苦手な人と、過去の日本を知りたい未来人だけだろう。 作者に当事者意識がないからなのか、表面的な描写が最後まで続き、内面的な深みがない。ずっと軽い印象。これが何より惜しい。 人に救いを与えたいと思うなら、せめてもう少し最後まで読みやすくなる工夫が欲しかった。 世の中、みんなが皆んな強いわけじゃない。私は最後まで読むことに強いストレスを感じた。そして辛い気持ちになっただけで、救いがなかった。 | ||||
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二人の物語が同時進行するさまは、新しい間隔に陥った。 同じ時期なのか、これはいつなのか。面白い錯覚を起こした。 僕は、メッセージ性を強く感じた。ありのままでいること。助けをもとめてもいい。不完全、完全ってのは誰が決めてるの? きっと大丈夫。 ※元気なときに読むことをオススメします。 | ||||
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西加奈子さんはイランのテヘランで生まれてエジプトのカイロで育っているという経歴を拝察する限りでは金銭的に恵まれた家庭で育ってきたのだと思う。その恵まれた環境を当然視することなく小説家としての成功を自分「だけ」の力と拡大解釈していないのだと思う。現実世界で実際にあった生活保護バッシングに代表される目を疑い耳を塞ぎたくなるような出来事が細部に描かれていているので、小説とはいえ実際に起きたことのように感じ心が重くなりページをめくっては休みを繰り返して読了。格差がむき出しの日本社会での生きる人々の話。 | ||||
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生きにくい二人が壊れていく姿を描いている。さっぱり共感できるものが無かった。 | ||||
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何も共感することも感動することもなかった。読み終えただけ本。 | ||||
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就職氷河期世代からみれば、主人公がブラックなテレビ制作会社に在籍し続けているのが、もの凄く不思議。 あの頃、条件の悪い職業についたヤツも多かったが、日本の社会がガラポンになりつつあることに気づいたヤツはとっとと、別の稼ぎ方を選んでいた。(小生も後者だが)先読みが出来ずに目先の泥沼にハマることがいかにダメなのかがよく分かるといえばいいかもしれないが。自分に価値をつけて、高く買ってくれるところに移るという感覚が会社や組織との付き合いでは必要ではなかろうか。それに気づくかが大事だと思う。 | ||||
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いまの時代を表す悲しい物語だと思った。悲しい、があってるかはわからない。 | ||||
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ワイドショーやネットで貧民層について調べて書きました、って感じでまるでリアリティーを感じませんでした。 それこそワイドショーの貧民層の特集みたいに、どこか分厚いアクリル越しに現実を語っているような感じです。 19世紀の哲学者が「読書とは他人にものを教えてもらう事」と言っていましたが、ワイドショーの内容をわざわざ教えてもらわなくても、それなら普通にワイドショーを見ればいいわけで。 やはり、こう言った問題に関しては実体験から書こうとしないと意味がないと思う。 普段、テレビやニュースを見ない、或いはそれだけで現実を知った気になる人向けの小説かな。 | ||||
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ネタバレ注意 路上生活中のアキはどうやってフィンランドに行けたのか…。 ストーリーに無理がありすぎて、読書後不快感だけが残る作品。 | ||||
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主人公がテレビの制作会社に就職したというところで嫌な予感がして、最後の長台詞もまくし立てられてて泣いてあげようと思ったんだけど、涙も出ませんでした。テレビ下請けや劇団とかの悲惨な現場のネタ、インターネットの誹謗中傷、パワハラとか社会から溢れるとか…。純粋に小説に浸りたい気持ちは満たしてくれませんでした。飲み屋で人の愚痴を延々と聞かされて、しんどかったという感じでした。 | ||||
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落ちている時に読みました。なんだか余計に苦しくなってしまいました。 | ||||
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賛否両論あるとは思いますが、わたし的には、好きな作風だと思いました。私も子どもから大人になるまで貧しいと言える家庭環境でした。 貧困、自分ではどうにもならない、親とか誰のせいでもないのだけど、なんとかならないのかな、どうにかしてあげたらいいのにと思いながら読んでいきました。結局、答えは見つからないままでしたが、日本の政治、行政の人たちに、貧困から抜けられるように助けてほしいとお願いしたいです。貧困で悩んでいる人は一人で悩み苦しまないで誰かに助けを求めていいと思います。 | ||||
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自分だっていつそこに行くかわからない、世界。本当にすぐそばいて、たまに影がちらつき怖くなる。 「自己責任だ」ということは簡単で、人を傷つけるこもの簡単だ。でも少しだけ、ほんの少し想像して、思いやれる人でありたいと思った。 最後に西さんが「全責任は私にあります」と書いていたけれど、勇気をもって書いてくれてありがとうと言いたい。世界が少し違うように見えることに感謝。 | ||||
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読みやすく、引き込まれていく。 深く、深く考えさせられる作品。 | ||||
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西加奈子先生の作品は、 個人的にとても好きで、読書をそれほどしない私でも 手元にあります。 今回の作品も、一気に読みました。没入感というか、 読書家でなくても、簡単に想像できて、題材が暗くても、 クスッと笑えるところがとても好きです。 読者が、作品に何を求めるか、次第なところはありますが、 私個人、少しだけ似たような環境・マインドになったことがあったため、 リアリティーが弱く、その部分が残念でした。 きっと先生が強く太陽のような人だから、 そこまで全体として「落とさない」のでしょう。 それはそれでファンとしては、安心して読めたので、よかったです。 一方、この作品は、「当事者」ではない人たちが、読んで、 今の日本社会に対して「そういう心理か。。」と気づくことはあっても 本当の「当事者」の人へのメッセージにはなっていない、作品かな。。と思った次第でした。 メッセージの受取り、という意味では少し混乱しました。 | ||||
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日本から取り寄せてようやく読めた新刊でした。 西さんの本が大好きで、何度でも読み返してしまう、大ファンです。 いつも応援しています。 今回の作品は、テーマが貧困と社会の暗い現実。 社会にある暗い現実を総なめして全部ひっくるめた感じの印象だった。 最後、主人公の言葉で、「こういう事実があったことを俺は知らない」という形で数点挙げられていたけど、その挙げられていた事実(話題になった出来事)の範囲が広すぎて、「そりゃぁこの主人公は知らないよな」と思ってしまった。(特に仕事忙しい立場だし)最後になんだか散漫というかいろんな話を巻き込んで欲張ったなぁ、という印象だった。物語の語り手である主人公の一人の人生や社会経験の部分だけでもかなり面白い物語になりそうだし、もったいない、もっと長く深く読みたくなる作品です。さらに気になる点が残る。(結局、遠峰の出演が、漫画コピー事件で終わりなのか・・、中島さんは?)そこにアキの話も入ってくるので物語の伏線が多いが、回収が難しいまま、終わってしまった印象。もっと先が、彼らの人生の今後が読みたい。 | ||||
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生きるのは大変だなと感じる。うまくいかないことだらけだし、苦しいことが多い。理不尽なこともあるし、許せないことや悔しいことだらけだ。だが、そこで抱え込まず、相談や助けを求め生きていくことの意味を教えてもらった。思った通りにならないことだらけでも、いつか夜が明けると信じて生きる。例えどうなろうとも生きている。 | ||||
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リアリティ無く進む物語。 内容も全く最後まで共感出来ず 文章も【特に語尾の締め具合が】難しくて ただただ苦痛だった。 読み終えてレビューを書いています。 これを「わかる!」と評したら格好良いのかもしれないけど、圧倒的に共感出来なかった。 ひらがなだけで構成される幼稚な文章も、 奇をてらってか解んないけど、あんなのテクニックでもなんでも無い、シラけました。 | ||||
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