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夜が明ける
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夜が明けるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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テーマ自体は重く心にのしかかる。他人事で済ましてはならない社会問題であるし、文章も惹きつけられるものがあり、決して手に取ったことを後悔したわけではない。読んでよかったとは思う。 が、終盤に主人公がある政治家をテーマにする(であろう)新しい仕事は、ドン底にいた主人公が鼻持ちならない上司をうっかりTwitterで晒そうとした行為と何ら変わりないのではないか。 怒りの矛先を権力者に向けて終了、とは何ともこの小説自体が報われなかった。 | ||||
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森の言葉に説得力がない。無理がありすぎる。 他にも書いている人がいましたが、どうやってフィンランドに行ったの?行動力もなく、まともに会話できない人がフィンランドまで行って、バーで1人で飲む?今まで描いていたアキはどこに行ったの? 最後にやたらと政治観を詰め込みすぎて、読後感がめちゃくちゃ悪かったなぁ。 中盤は面白かったのに、最後はスッキリしない作品でした。 一人一人のキャラ付けも無理がありすぎましたね~。 結局中島さんはなんであんなにいい人だったのかもよく分からないし。 | ||||
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町田その子「夜明けのはざま」とたまたま近い時期に読んだためもあり、題材は違うが読後感が似ていた。 題材は重く、スカッとするような場面もなく、地を這うように進んでいくが、 主人公二人もさほど魅力はなく、特にアキの章でのアキの思考や描写が一人称にしては設定より聡明に見えるし、三人称にも見えない。 唯一、魅力的なのが後輩の森さんで、きっと著者が言いたかったであろうことをガーっと最後に話してくれる。 ここだけもう一度読み返して、売る。 物まねバーも、劇団も、ファンタジー寄りでいいアクセントになってはいる。 | ||||
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読みにくく、盛り上がりもなく、だらだら長いだけで何が言いたいのかよくわかりませんでした。 ツッコミどころが多すぎてすんなり入ってきません。 こんな人いる?っていうリアリティのない登場人物ばかりのくせに、リアルに起こった事件やニュースの話をちょいちょい出してきてて、とても中途半端です。 頑張って最後まで読みましたが時間を無駄にしました。 西加奈子さん苦手になりました。 | ||||
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テーマは面白いのに物語が面白くない。 というか根本的に文章がダラダラダラダラしていて話が全然頭に入ってこない。 内定が決まらない就活生が書いているまとまりのない文章みたいという感想しか出ませんでした。 | ||||
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西加奈子さんの本は好きで数冊読んでいましたが、この作品は薄っぺらいし、つまらなかった。 社会の問題や日本に希望がないのは事実だろうけれど、はっきりそれぞれを書くのは小説としては芸がない。著者の思う正義を一人に語らせまくるのもしょーもない。 中島さんが自分の引きこもりの息子をケアすることは放棄しているのに、主人公の男性に肩入れする無責任さが一番不愉快。引きこもりの息子には希望がないから、気力のある別の若者で自分の欲を満たしている感じがする。 西さんは最近は海外にしばらく住んでいたことで、日本の問題がよく見えたのかもしれないですが、もっと長くその国に住むとその国の闇の部分が見えて、また違う日本が見えると思います。でももう帰国されたようなので、それは叶わないですね。 なんにせよ、かつての「円卓」みたいな小説を書く人に戻って欲しいです。 | ||||
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表現力はすごいと思うけれど、結果ストーリーがあちこち雑でなんでそうなったのかが分からないまま終わったところが多い。 最後の最後の締めくくりは、メッセージ性が強すぎて、読んだことを後悔して疲れてしまい、他の方のレビューを確かめてしまいました。意外にも評価が高くびっくりしました。合う合わないがあるのだと思います。他の作品が見たくはなりませんでした。 | ||||
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フィンランド俳優に似ているという部分は惹きつけるが、あとは中途半端な印象。 | ||||
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気分が塞ぐ苦しいおはなし。 ざまあみろ という言葉に嫌悪する方は読まない事お勧め。 | ||||
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生きにくい二人が壊れていく姿を描いている。さっぱり共感できるものが無かった。 | ||||
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何も共感することも感動することもなかった。読み終えただけ本。 | ||||
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ワイドショーやネットで貧民層について調べて書きました、って感じでまるでリアリティーを感じませんでした。 それこそワイドショーの貧民層の特集みたいに、どこか分厚いアクリル越しに現実を語っているような感じです。 19世紀の哲学者が「読書とは他人にものを教えてもらう事」と言っていましたが、ワイドショーの内容をわざわざ教えてもらわなくても、それなら普通にワイドショーを見ればいいわけで。 やはり、こう言った問題に関しては実体験から書こうとしないと意味がないと思う。 普段、テレビやニュースを見ない、或いはそれだけで現実を知った気になる人向けの小説かな。 | ||||
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ネタバレ注意 路上生活中のアキはどうやってフィンランドに行けたのか…。 ストーリーに無理がありすぎて、読書後不快感だけが残る作品。 | ||||
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主人公がテレビの制作会社に就職したというところで嫌な予感がして、最後の長台詞もまくし立てられてて泣いてあげようと思ったんだけど、涙も出ませんでした。テレビ下請けや劇団とかの悲惨な現場のネタ、インターネットの誹謗中傷、パワハラとか社会から溢れるとか…。純粋に小説に浸りたい気持ちは満たしてくれませんでした。飲み屋で人の愚痴を延々と聞かされて、しんどかったという感じでした。 | ||||
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西加奈子先生の作品は、 個人的にとても好きで、読書をそれほどしない私でも 手元にあります。 今回の作品も、一気に読みました。没入感というか、 読書家でなくても、簡単に想像できて、題材が暗くても、 クスッと笑えるところがとても好きです。 読者が、作品に何を求めるか、次第なところはありますが、 私個人、少しだけ似たような環境・マインドになったことがあったため、 リアリティーが弱く、その部分が残念でした。 きっと先生が強く太陽のような人だから、 そこまで全体として「落とさない」のでしょう。 それはそれでファンとしては、安心して読めたので、よかったです。 一方、この作品は、「当事者」ではない人たちが、読んで、 今の日本社会に対して「そういう心理か。。」と気づくことはあっても 本当の「当事者」の人へのメッセージにはなっていない、作品かな。。と思った次第でした。 メッセージの受取り、という意味では少し混乱しました。 | ||||
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リアリティ無く進む物語。 内容も全く最後まで共感出来ず 文章も【特に語尾の締め具合が】難しくて ただただ苦痛だった。 読み終えてレビューを書いています。 これを「わかる!」と評したら格好良いのかもしれないけど、圧倒的に共感出来なかった。 ひらがなだけで構成される幼稚な文章も、 奇をてらってか解んないけど、あんなのテクニックでもなんでも無い、シラけました。 | ||||
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セレブ左翼が頑張って貧困について書いたという感じ。サラバや通天閣、漁港の肉子ちゃんを書いた作家が、どうしてここまでつまらない本を書く様になってしまったのかが不思議。 | ||||
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作者には新聞読みなさいと言いたくなる。 | ||||
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西加奈子の「夜が明ける」をゆっくりゆっくりと読んだ。 この小説ででてくる人物と同じような境遇を持つワシとしては、結構キツイものがある。 が、最後まで読んでどうにも引っかかるのが、西加奈子は「物語」を描きたかったのか?それとも「ドミュメンタリー」を描きたかったのか?がわからないということ。 Amazonのレヴューを見ると絶賛する声ばかりで気持ち悪いんだが、そんなレヴューを読んでいてなんとなく思ったんだが、これ作者自身が物語とリアルの狭間でどっちつかずの状態で描いてるのだ。 だから、たんなる「酷い世の中を描いてる」にすぎない。 高みからの見物でしかない。 具体的にこの小説の救済は、「助けてと声をあげること」である。 誰でも言ってることであるし、誰でも声をあげたいのだし、声をあげても助からないのがリアルだ。 たぶん、もう西加奈子の今後の作品は読まない。泥沼に身を落として文章を描くなら柳美里とかが一流だ。精神的におかしくなるぐらいの覚悟がないとリアリティなんて描けない。 ブルジョア感のある人は、この小説がオモロいというのだろう。 帯にある小泉今日子のような感想を抱くのだろう。 被災地に笑いを届けるんだと向かう漫才師みたいな気持ちになるんだろう。 そこには本来、葛藤があるはずなのだ。 事故現場から生還したひとがいう「なんで俺は生き延びたんだ」というトラウマがそれだ。 作者は、その葛藤から最後の最後に逃げている。 リアルはもっと残酷で優しいものだ。 | ||||
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巻末の参考文献には子供の貧困に関する書籍が並ぶ、 また、クライマックスで怒涛に書かれるパワハラによる自殺、生活保護者への差別、イラク人質事件と自己責任論、SNSを利用した匿名での中傷など、これらの社会問題をテーマに書いていることがわかるのだが、 これはフィクションなのだから、そういった問題が、どういう理由・感情で起こり、どう向き合うのか?という様な部分をもっと読みたいと感じた。 というのも、貧困者は人に助けを求めれば良いという事では無いと思うし、 匿名の中傷も、他者を貶めて自尊心を持とうとする性質が人間にあるからだと思うが、 軽く扱われているように感じた。全体的に散漫な印象。 体を売る少女たちが、不思議なバーにいて、さらに強盗が起こるが、 少しサスペンス調にシーンが出てくるだけで、何を伝えたいのか分からなかった。 高校で、マイナーなフィンランドの俳優アキ・マケライネンに似ていると言われるとか、 ウィットさが感じられるシーンだとは思うが、物語の軸に出来る様な部分ではないと感じた。 | ||||
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