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ババヤガの夜
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ババヤガの夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全107件 61~80 4/6ページ
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別にありません。 | ||||
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とても時間が掛かりましたが、綺麗な状態の本が届きました。ありがとうございます。 | ||||
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映画化希望します! キャスティングは難しそうだけれど、 王谷さんの想いを叶えるまずは新道と尚子の配役楽しみにお待ちします。 | ||||
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Kindleで、目の見えない友人とzoomを使って4日毎晩読みました。「正」「尚子」の読みのトリックが面白かったです。友人は、読み上げる私の表現が下手だったけれど、描かれる暴力と情を楽しんでくれました。女性二人の関係が勇気があって面白かった。二人が入る純喫茶が、1980年代に街角で普通に見かけていた店のようで、コーヒーの香りがする懐かしさがありました。血生臭さもえげつない言葉も、とても動きのある小説の一部だから、あまり躊躇わずにどんどん声にして読めて、それを聞いている友人は「依子と尚子と一緒に歩いているみたいで最後まで気持ちよかった」って言っていました。 | ||||
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海外で賞を取った作品と知り、購入しました。暴力表現がすごいけれど 海外で受け入れられて賞を取った作品はどんな物だろう?と。 一気に読んでしまいました。勝手な先入観ですが 暴力=女性が主人公とは思わなかったので 色々な点で引き込まれることが多く ストーリー展開にも 登場人物にも 興味深く感じました。その意味で 柳さんのその後もすごく気になりました。柳さんの視点で描くスピンオフ作品も読んでみたいです。 何度も えっ?っと思わせるストーリー展開は 物語の中にグッと引き込まれました。 いろんな生き方があって良いのだと 改めて思わされた作品でした。 他の方のレビューにもありましたが、私も尚子さんの読み方、ネックレスのN、後の呼び方の正さん、意味があって繋がりがあるのかなぁ、分かりませんでした。 | ||||
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ビックリしました。 こんな混沌を抱えた作家さんがいたんだ。 裏切りと復讐と謎解きだったかな、筒井康隆さんが昔言っていた面白い小説の条件。 面白いんだ、純文学だとかエンタメだとか関係無い。 面白いから時代を飛び越えるんです。 もっともっと書いてください。 | ||||
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初めて知る暴力表見 | ||||
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英国ダンガー賞(翻訳部門)受賞作品として新聞に大きく紹介されたのでダウンロードした。深町秋生氏の解説では「暴力と狂気の渦」と評されていたが、大藪晴彦作品のような、強烈な暴力とセックス、マニアックな車と銃の世界はなく、暴力もあるロマン小説であった。エンターテイメント小説としては設定も展開も物足りなかったが、一気に読み終わりました。赤、青を使った表紙デザインは目を引いた。読後、主人公の新道依子、尚子、柳を描いているものだとわかった。Wikipediaによれば、ババヤガはスラブ民謡に出てくるバーバ・ヤーガという魔女、鶏の脚の上に建つ小屋に住んでいるらしい。ムソルグスキー作曲展覧会の絵第五プロムナード鶏の脚の上に建つ小屋(バーバ・ヤーガの小屋)のようなテンポで読了した。著者は展覧会の絵を意識して執筆したのだろうか? | ||||
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受賞のSNSを知ってから興味がわいて電子媒体で購入して2日、2回読んだ。2回しか読んでないけれど、ハイライトがどんどん増える。 自由を得る為に世間の型にハマる人々、得た自由は仮初めだけど、逃亡生活の中でそれでも二人は穏やかに暮らして共白髪となっている。 アウトロー達もまたアウトロー内の型にハマって生きていて、全く自由ではない。 その型から逃げる決意をした柳さんのその後が気になる。 長ドスのマサと姐さんも無事に生涯を全うできたと思いたい。 人は液体のように自分を色んな型にハメる事ができる。 器用な生き物だと思った。 型にハマっていれば異分子とならずに済み、縁側で爪を切ったり、散歩がてらに買い物に行けるささやかな自由を得られる。だけど二人にはまだ犬を飼える自由はない。 早くババヤガになってほしい!と願いながら読み進めた。 自分がガチガチの型にはまった固定観念バキバキの人間というのが思い知らされる作品で、思い込みを逆手に取った展開にただ「えー?!」と、文章の途中で呆然と立ち尽くしてしまった。本当に凄い作品で、ミステリーなの?犯罪小説なの?というジャンル分けは不粋な、文学作品だと思った。 2時間もあれば読了できる短い話なのに、こんなに衝撃を受けて、長ーい旅をした心地にさせてくれる話しはそうない。 そして何より、読後感が静かで切なくてなんだか穏やかな心地になっているのが、散りばめられたバイオレンスと対照的で、本当に癖になる。 また読みたくなるのです! ここから内容に触れます。 私の読解力がなくてわからないことがあります。 尚子の読み仮名は「なおこ」だと初め思ったのです。イニシャルがNのネックレスをしていたから。なのに、「しょうこ」が読み仮名で、あれは父が母に送ったプレゼントだという。でも母親の名前もイニシャルが違う。Nの意味するところはなんなのでしょうか? 内樹に学がないとか?それとも買った者ではなく、誰かから奪った物とか?うーん、わからん…。 依子の尚子を呼ぶ呼び方が、順を追っているのが印象的で、いつも最後に尚子で終わるのが、そこに含まれる心情と二人の関係性が上手く表せなくてもどかしいです。 尚子は依子をなんて呼んでるんだろう。前は新道だったけど、共白髪になった今は? 読み落としてるかな? 魅力的すぎる登場人物達をもっともっと知りたい。 ババヤガ達は干渉されるのを物凄く嫌がるだろうけどなぁ。 | ||||
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一度読むとまたリピート読みしてしまう。こんな本は初めて。190ページという手ごろさも素晴らしい。著者は長編を書きたいと言っていたが楽しみでならない。 | ||||
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面白い事は面白い。格闘や車の描写にやや疑問があったりはするけど。海外で賞を取ったけど、西村寿行や平井和正や夢枕獏を英訳したら人気出るんと違うかなあ。 | ||||
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作者様の本は初めてですが、レビューに惹かれて購入。 わたしは騙されない、と意気込んで読み始めましたが、あっけなく・・・引っかかりました。 とてもコンパクトにまとめられていて、余韻があとを引きました。 | ||||
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快挙ですね | ||||
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SNSで「めちゃくちゃブッ飛んでて最高に血まみれ」という評判を見かけ、その刺激的な言葉に惹かれてこの作品を手に取りました。普段あまりバイオレンス系の小説は読まないのですが、レビューの熱量と、他者の意見として「女性同士の絆が描かれている」という点にも興味を惹かれ、読んでみることにしました。 まず読み始めてすぐに引き込まれたのが、主人公である新道依子の圧倒的な強さです。暴力団相手にも一歩も引かず、むしろ楽しんでいるかのような描写には、度肝を抜かれました。それでいて、犬には優しいというギャップもまた魅力的で、単なる暴力の描写に終わらない、人間味あふれるキャラクターに仕上がっています。依子と暴力団会長の娘である尚子の間に、友情とも愛情とも異なる、不思議な絆が育まれていく過程も丁寧に描かれていて、血生臭い世界の中に、確かな温かさを感じることができました。 一方で、物語の後半に差し掛かるにつれて、少し展開が駆け足になったように感じた部分も正直あります。それまでの緻密な描写に比べて、やや端折られているように思えて、もう少しじっくりと読みたい気持ちになりました。ただ、これはおそらく、作品全体のスピード感を維持するための意図的な構成なのだと解釈しています。 この作品は、既存の枠にとらわれない、新しいタイプのバイオレンスアクションを求めている方には、間違いなくおすすめできます。特に、女性同士の強い絆や、社会の抑圧に対する怒りといったテーマに共感できる方には、深く響くものがあるのではないでしょうか。日常に刺激とカタルシスを求めている方、そして「読む」という行為を通じて、非日常の世界に飛び込みたい方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。 | ||||
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車に詳しい人なら感じる違和感、著者は車に疎いのかな?と思いつつ読み進めたら。 それ以上は控えます。 短いのでサクッと読めます。 | ||||
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ダガー賞受賞のニュースを見て電子版をダウンロード、圧倒的なスピード感で、物語の先が気になり、1時間ほどで読み終えてしまった。あまりに一気に読んだので、単純な読者である私は途中からまんまと騙されました。 読了して再度読み直すと、細かいところに伏線が散りばめられていて、それを繋げていくのが楽しい。 暴力が趣味、と言う女主人公の人物像にも驚かされたが、容赦なく突き抜けた暴力シーンや、闇社会の男たちの目を覆いたくなるような下衆さの描写も手加減なく、このような作品が女性の作家から生み出されたということも含め、自分の狭い了見を華麗にハイジャンプで超えられたようなエンターテインメントだった。 初めてタランティーノ映画を見た時のような衝撃を思い出す。 作者後書を見ると、今後も暴力を描いていくとのことなので、またどのように既成概念が覆されるかと楽しみです。(別に暴力が好きなわけではないです) | ||||
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王谷晶さんの『ババヤガの夜』を読み終えて、まず感じたのはその女性描写の圧倒的な力強さです。主人公の新道依子と、彼女がボディーガードを務める暴力団会長の娘・尚子。裏社会という極限の舞台で、二人の女性が互いの存在をぶつけ合い、依存とも友情とも異なる独特の関係性を築いてく様は、まさに圧巻でした。彼女たちは、既存のどんな枠にも収まらない、それぞれの形で「タフさ」を体現しており、その生き様には深く引き込まれました。現代社会に息苦しさを感じる読者にとって、彼女たちの持つある種の「自由」は、強く心に響くものがあるのではないでしょうか。 しかしながら、この小説は決して万人受けする作品ではありません。裏社会を描いているがゆえの、生々しい性的描写や暴力表現には、正直なところ「キツさ」を感じさせられました。物語の展開上、これらの描写は不可欠なのかもしれませんが、その過激さは読者を選ぶ要因になるでしょう。読む人によっては、かなりの精神的負荷を感じる可能性もあります。 それでも、この作品が放つ独特のエネルギーと、女性たちの間に生まれる歪で強靭な絆は、一度読んだら忘れられないほどの衝撃を与えます。単なる犯罪小説という枠を超え、現代社会における女性の在り方や、人間関係の根源的な部分を問いかけてくるような、深く考えさせられる一冊でした。「ババヤガ」というタイトルが象徴するように、既存の概念を打ち破り、自分自身の足で立つ「鬼婆」たちの物語は、間違いなく読む者の心に深く突き刺さります。 | ||||
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ぎゅっと密度の濃い小説。そこまで長くないのにみっちりと中身が詰まっている。出版当初から気になっていたけどもっと早く読めばよかった。イギリスで有名な賞の候補になったそうで、嬉しいです。 | ||||
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映画「ベイビーわるきゅーれ」のような「女性2人組+アクション」的な本を探して読む。暴力が趣味になっている新道依子と、彼女がボディガードをすることになった暴力団組長の娘内樹尚子の物語。陰惨な暴力シーンもあるけれど読後感はさわやか。「オッ」と思わせるトリックもある。 | ||||
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途中の叙述トリック的なの、意味あるのかなと思ってたけど途中で気づかされた。やっぱ思い込まされてるなー | ||||
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