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時は殺人者
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時は殺人者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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けっこう楽しめるが、前2作に比べるとなんか平凡でインパクトに欠ける。ネタ切れで普通のミステリーを書いてみました!的な感じがする。 | ||||
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過去と現在を行き来する構成は良くあるが、行き来しても何も進ま無い時間が長くてダラダラしてしまう。疲れる。また本格的ミステリーという割には、推測できない事実の後付けが多すぎる。最後のシーンの後に、またダラダラと物語が続き、何も想像させてくれない。 | ||||
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過去と現在を行き来する構成は良くあるが、行き来しても何も進ま無い時間が長くてダラダラしてしまう。疲れる。また本格的ミステリーという割には、推測できない事実の後付けが多すぎる。最後のシーンの後に、またダラダラと物語が続き、何も想像させてくれない。 | ||||
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たいへん面白く読みました。推理もわかりやすく、すぐれていました。 少し長すぎるように感じました。特に会話の部分が。 | ||||
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フランス人の女性クロチルドが、15歳の時に一家で父の故郷であるコルシカ島を訪れたが、カーブを曲がり切れず車ごと崖から転落し、両親と兄を失う場面から幕が開ける。 27年後、42歳になったクロチルドは事故以来初めて、命日に合わせて夫と娘(15歳)とともに再訪。 ひとり思い出と感慨深さに耽るが、間もなく、母の文字で書かれた謎の手紙が彼女の元に届けられる。 母は生きているのか…? 1989年と2016年が交互に語られながら、物語は進む。 島で知人や関係者を訪ねて歩くうちに、次第に明かされていく思いがけない真相。 クロチルドや兄二コラを含む当時島に滞在していた十代の男女の交友関係、大人たちの不倫関係、愛憎、孤島における旧態依然の掟やしきたり…。 終盤、謎が解明していくところは怒涛の展開だ。犯人は私にはさっぱりわからず、明らかになったときは「え?そんなはずはない」と上巻に戻って何箇所も読み直した(きっとあなたも!)。 登場人物が多い上、巧みに隠されている。……しかし伏線は確かにあった。見事な手法だ。 地中海に浮かぶコルシカ島の風景にも魅せられる(コルシカ島といえばかのナポレオンの出生地ということしか私には知識がなかったが)。 男女関係のくっついたり離れたりのドライな感性も、フランス風だ。 残念なところは、1989年に関しては当時クロチルドが書いた詳細な物語風日記の内容で語られていくのだが、若者目線の不必要な記述が非常に多いこと。本来ミステリなのでじっくり読みたいのだが、冗長でどうでもいい箇所が多いことから、途中まではたいへん読みづらかった。 また、15歳のクロチルドが日記の中で納得時「オーケー」と何度も語るのだが、原文はフランス語であるはずなので、読んでいて違和感があった。訳者によるものと思われるが。 しかし終盤の展開はすごく、ノンストップで魅せられた。 読後感もよく、前述のウザいところが少なければミステリとして満点。 | ||||
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4年ほど前に読んだ著者の「黒い睡蓮」は、今でも、この本をこれから読む人は幸せ者だと羨ましくなるような、私にとって特別な位置づけの翻訳ミステリーである。 この作品の、最後の最後に待ち受ける衝撃は、まさに超絶技巧とも言っていい最高難度の力技で、これを超える作品にはそうそうお目にかかれないと今でも思っている。 アンフェアとの指摘も見受けられたが、そんなものクソくらえである。 そんな素晴らしい作品に先に出会ってしまった著者だから、当然その後に読む作品は、意識しなくても点が辛くなるのは止むを得ないだろう。 物語は、1989年の8月と2016年の8月のパートが交互に描写されながら進んでいく構成になっている。過去のパートでは当時のクロチルド(クロ)の周りの出来事が15歳の少女の目を通してではあるが語られていき、現代のパートでは、当時のことを思い出しながら現代の住人に話を聞いて回る42歳になったクロの様子や当時の恋人だった漁師のナタル・アンジェリに再会し、夫あり、妻ありの身でありながら逢瀬を重ねる様子などが描かれていく。 正直言って、過去パートのティーン同士の惚れた晴れたは私にはあまり興味はなく、現代パートもあまり動きのない上巻は退屈で斜め読みで済ませたところも多かった。 だが後になって、この場面が重要な場面だったことがわかってきて、慌ててまた読み返したりしたが、それにしてもこの過去と現在にパートがわかれているとはいえ、どちらも主役はクロに変わりはなく、15歳の娘もどっちにも登場するし、時々こんがらがったりと今のところ、読むのに集中力のいる作品となっている。 | ||||
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下巻に行くと、さすがにリズムが早くなるが、明らかになった事実にはチョット芝居がかった信じられない展開が含まれていて、何だかなあって感じ。 真犯人の意外性はまあまあだったが、その動機には納得できないものがあった。 エンディングは、明るくきれいに収まりをつけてくれているが、そんな風でミステリーとしての出来がイマイチだったので満足とは言い難い読後感となった。 この作品が著者初挑戦の読者ならばなかなか面白かったということになったとは思うが、私にはそれは通じない。 あの「黒い睡蓮」級の作品を毎回書けと言ってるわけではないが、それにしても今回は凡作の部類かなと思う。 早くも次作に期待しよう。 | ||||
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個人的に年間ベスト級。 | ||||
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