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(短編集)

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レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕



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【この小説が収録されている参考書籍】
レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕 (海外文庫)

レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕の評価: 3.88/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)

刑事コロンボの脚本家ということで、興味をもちました。

年々、活字を読むのから遠ざかり、これではいけないと思いつつ、購入しては読み切らず…
でも、短編なのでサクサクと読み切りました!
レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕 (海外文庫)Amazon書評・レビュー:レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕 (海外文庫)より
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No.7:
(2pt)

これはつまらなかった。笑い

期待した当方が悪いのですが、2,3編しか面白いものはなかった。続編がありますが、まあ止めてきましょう。ブックオフでも売っていたら、買いますけど。笑い
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No.6:
(3pt)

ありきたり

コロンボもジェシカおばさんの事件簿も好きでしたがこの短編はどれも先が読めるし、読後感もあまり良くないものが多いですね。一昔前なら驚かれるようなトリックだったのかな
レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕 (海外文庫)Amazon書評・レビュー:レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕 (海外文庫)より
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No.5:
(4pt)

面白い

ハヤカワミステリマガジンに昔掲載されてたものとかもあったが、それでもやっぱり、リンク、レビンソンのコンビは面白い。
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No.4:
(4pt)

『ヒッチコック劇場』のテイスト溢れる短篇集。でも、頭の片隅に流れていたのは、『刑事コロンボ』の口笛のテーマ音楽でした♪︎

わたしがまだ中学生だった頃、テレビでよく見ていた『刑事コロンボ』。あれ、忘れられないなあ。口笛のテーマ音楽に、まずぐっときちゃうし、ピーター・フォーク演じる刑事コロンボが、じわりじわりと犯人を追い詰めていく姿に、毎度、ぞくぞくしましたっけ。

その『刑事コロンボ』の生みの親が、本文庫収録の短篇を書いたリチャード・レヴィンソンと、ウィリアム・リンクの二人組。大当たりとなったテレビ・ドラマ『刑事コロンボ』のきっかけとなった作品をはじめ、サスペンスとひねりの利いたクライム・ストーリー、十の短篇が収録された一冊です。

本文庫の巻末解説【「刑事コロンボ」誕生までの若き思索の日々 ~リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンクの小説世界~ 】(読みごたえ、ありましたね)で小山 正氏が書いているとおり、《どれも短い作品だが、ヒネリやオチが効いており、TVドラマ「ヒッチコック劇場」を観ているような気分になってくる。》

期待してたレベルよりいささか小粒ではありましたが、なかなか粒の揃った短篇選集だなと思いました。収録作品のなかで三つ選ぶとすれば、「口笛吹いて働こう」「ある寒い冬の日に」「ジョーン・クラブ」かな。

収録作品のタイトル(米国版雑誌への初出年)ならびに訳者は、次のとおり。

口笛吹いて働こう(1954年) 川副智子 訳
子どもの戯れ(1959年) 高橋知子 訳
夢で殺しましょう(1959年) 木村二郎 訳
強盗/強盗/強盗(1959年) 仁木めぐみ 訳
ある寒い冬の日に(1959年) 木村二郎 訳
幽霊の物語(1959年) 上條ひろみ 訳
ジョーン・クラブ(1959年) 浅倉久志 訳
愛しい死体(1960年) 上條ひろみ 訳
ジェシカって誰?(1960年) 高橋知子 訳
最後の台詞(1962年) 仁木めぐみ 訳
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No.3:
(4pt)

よござんすねぇ

コロンボの生みの親コンビによるハンソクすれすれもあれど楽しい傑作選!
1970年代をアメリカンTVドラマ代表する[刑事コロンボ]の生みの親
リンク&レヴィンソンの短編集。
~コロンボといえば二見書房から新書判で出ていた小説版。
中学校の頃、図書室に揃ってた既巻を友人数名と先を争って読んだなぁ。
でもアレって、ホントは訳者としてクレジットされていた
小鷹信光サンや石上三登志サンたちによる
ノヴェライズだったんだよね。
中には発表から半世紀以上を経て、今ではピンとこなくなっていたり、
似たような後続作品が出ていたり…
もっと早く出せなかった!?なんて思いにかられる作品もあるけれど。
一篇々が著者の様々なカオを窺わせるような
ヴァラエティの豊かさを感じさせてくれた。
創作の世界で最大の禁じ手を逆手にとってヒネってみせた
『夢で殺しましょう Shooting Script』
雪国版“真昼の決闘”を思わせる筋書きで
劇場用作品か二時間もののテレフィーチャーに膨らみそうな
『ある寒い冬の日に One Bad Winter Day』
『愛しい死体 Dear Corps Delicti』は、なるほど
コロンボの原型というのもナットク!
短編集の酉を務めた『最後の台詞 Exit Line』は
コレを丸々発端に持ってきたコロンボの新作を見てみたい!
という実現性ゼロな夢想に誘う。
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No.2:
(4pt)

十点の絵画のような短編集

作品の出来にはバラつきはあるが、統一した雰囲気は小綺麗でシンプルでどこかに優雅さを感じる。
何気ない情景の描写であったり、小道具のそこにある主張しない只有る感は訳者の巧さか。
各編、訳者の違いも併せて楽しめる。
 最後まできっちりと結末を書かない終わり方はおしゃれで、解説にもあったが30分ТV番組を観ているような感じはまさしく人気ТV作家。 一番古い初出が1954年作品からで、時代的な違和感の無さは見事で そこが弁証法的な執筆だったという二人の創作の凄い所なのかもしれないと感じ「コロンボ」が未だに人気なのも解る気がした。
 個人的には、10編あるが4編が気に入り、2編は結末が良く汲み取れず、4編は極めて在り来たりに思えた。。 この短編集の楽しみ方は、普通のミステリーを読む感覚で接するのとは違い一種のノスタルジックに浸るのが正しいのでしょう…
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No.1:
(5pt)

『刑事コロンボ』が好きだった人におすすめ

読後の第一印象は「何もかもみな懐かしい」でした。衒いのない素直なミステリー集です。ホームズものとか、エラリー・クイーンとはちがう味わいにある短編集です。そして、どれもこれもがそのまま映像作品になりえるほどの、視点の確かさと描写の巧みさがあります。最近はまったくミステリーを読まなくなっていましたが、本書はそんな初老(笑)の私にとっては、極上でありました。

もちろんコロンボは登場しません。一作だけ『刑事コロンボ』の原案があります。ところがそう思って読んでいると、どんでん返しがあります。これはきっと訳者たちが影で「にんまり」しているのだろうと思います。

『刑事コロンボ』が好きだった人は、買い求める価値はあると思います。
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