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殺人ゲーム
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殺人ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ゲーム開始までが長い。 ゲームが始まるとすぐに警察が介入してくる。 視点がコロコロ変わって読みにくい。 誰の視点なのか、何行か読み進めないとわからないところ多し。 ☆登場人物が殺し合うゲームではない。 186頁、 「「あたしがゲームのやり方を説明しましょうか」イザベルはそう言って、〜〜、堰を切ったように話しだす。「普通のやり方を説明するけど、〜〜。全員が与えられた役を演じるの。すでに説明が配られたキャラクターを演じるってこと。そしてほかのキャラクターの秘密を暴いたり、証拠やアリバイを探しあてたりするわけ。犯人の役だったとしても、最初のうちはわからない。ゲームを進めるなかで情報が与えられていくから、まずは全員、自分が犯人ではないという前提で動くの。けれども、被害者の役のひとは最初からそれを知っていて、どこかの段階で殺されることになる。そのあとはゲームから抜けて、ほかのメンバーが犯人を捜しあてるのを見守るのよ」」 | ||||
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章ごとに視点が変わるので非常に読みにくい。同時に叙述している登場人物の心理も浮き彫りになる。そのため、犯人でない登場人物も早くから見当がつく。また、犠牲者が出てからの展開は読んでいて不自然な点が多く同時にそれがある登場人物の役割が浮き彫りになる。少なくとも事件があった場所でこうするのは何のためだろうか、そう思ってしまう。 舞台は金持ちの豪邸で、結婚式の当日、その妹が死体となって海辺で発見される。さて、彼女はなぜ死んだのか、誰かが殺したのか、それとも事故か。結婚式の招待客の中に真実を知る者はいるのか。これがこの作品の中核にある事件だが、違和感が強い。 その違和感は中盤である事実が警察によって提示されることである予想を立てることができるようになる。これがどんでん返しというなら構わないが、はっきり言って、この事実の提示は後出しじゃんけんのようなものだ。 本作のかなりの部分を登場人物達の述懐に占められている。おかげで刑事たちが仕事として事件を、実務的に扱うシーンが陽気で楽し気に見える。特に男女の刑事が一度分かれてこの現場でよりを戻す。陳腐だが登場人物達のカップルがことごとくうまくいっていないのと良いコントラストをなしている。逆に言えば、刑事が出ないところは沈鬱で視野が限られ、読んでいて苦痛だ。 推理としては実ははじめの方でいくつかの推論が成り立つ。だが、警察が示したある事実で選択肢は一気に絞られる。ただ、問題はその事実がはじめは全く伏せられていることだ。少なくとも最初の事件の段階でその事実が明らかにならないのはどうかと思う。 | ||||
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