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殺人ゲーム



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺人ゲーム (角川文庫)

殺人ゲームの評価: 3.57/5点 レビュー 28件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 1~20 1/2ページ
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No.28:
(3pt)

わざわざ過去の因縁抱えた人々が集まるか?作られたシチュエーションの仮想物語

それぞれ過去に、互いに関係する傷のあるもの同士が集まるだろうか、という事が気になります。
わざわざそういう状況を作り上げてシュミレーションしてみました、という印象を受けます。
別に面白ければ、仮定でも構いませんが、感情的に受け入れられない状況を作りあげて物語を創作するというミステリーが不自然で、気持ちが入りにくいなと思います。
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No.27:
(4pt)

後半は面白い

ミステリー小説。

読者と同じように、他の登場人物を知らないキャラクターの視点から始まるので読みにくさはあまり感じませんでした。
序盤は謎ばかりが広がっていく状態ですが、後半に一気に解決していくタイプなので序盤を読み進めるのがちょっとしんどい。
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No.26:
(3pt)

アメリカのB級ホラーを思わせるご都合主義の展開

1年前の結婚式で自殺した妹が実は他殺だった。
そこで1年前を再現して犯人捜しを…というストーリーです。

設定からして…なのですが、B級ホラーの映画にありがちなご都合主義な展開です。

キャラクターも予定された結末に向けて動かされているのが見え見えで、感情移入できません。
内容や設定は面白いだけに残念。
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No.25:
(3pt)

物語を捻りすぎて登場人物に感情移入できない

推理小説あるあるですが、物語を凝りすぎて、どうにも感情移入できなかった。『1年前の自身の結婚式の日当日に溺死した妹は殺された。その犯人を探し出す』という大義名分のもと集められた仲間たちも大概おかしいと思わないのか?妹の命日を祈ってくれというならまだわかるが、なんの目的なのか解らず(招待された時点では目的は不明)ノコノコ行くかしら?私なら行かない。兎に角、真相が解明されたとき、私は『なるほど!そうだったのか!』と思わせずに『え~そんなん知らんがな』というのが正直な感想。この著者は邦訳は今回が初だけど、英国ではベストセラー作家だそうで。今まで邦訳が出なかったのも何となくうなずける。
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No.24:
(3pt)

派手な広告 地味な心理戦 好みは分かれる

派手に見えて、見せかけ。
地味な心理戦というか、そこまで行くのか。
好みに合わなかった。
というか、こういう世界を読んで楽しくはないし、面白くも無い。
この設定が楽しめる人向き。
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No.23:
(4pt)

題名から想像するほどには、ショッキングではない。ていねいに紡がれたストーリー。

イギリス人作家によるミステリではあるのですが、伝統的なイギリスミステリとは雰囲気が違います。ストーリーの大部分が、大金持ちの広大な邸宅の敷地内で進行するので、風景の描き込みなども、その中に限られて、プライベートビーチの光景など以外は、人工的な環境という感触が伴います。その中で、犯人当てのようなストーリーが進行するのですが、なかなか複雑です。ミステリとしての伏線は、うまく効いているものも、わかりにくいものもあると思いました。敢えて言えば、ある種のフランスミステリや新傾向のサスペンスに近いミステリだと感じました。

複数の女性の視点から語られているのは新鮮でした。ただ、そのうちでも、心理描写は特定の人物(ジェマと、警官のステファニー)について多く書かれているので、この2人が主役と準主役であることが、納得できやすいと思いました。

一方、私は、物語としては哀しいエピソードが中心部分の1つだと思うのですが、そのため、題名の「殺人ゲーム」というのが、原題の"The Murder Game"を正確に訳したものではあるけれども、なにかそぐわない気がします。ストーリーとしては、伏線や、紆余曲折的な部分を少し減らしてでも、もっと人の感情をじっくり描写すれば、ミステリではあっても、より小説として心に残るものにできたのではないでしょうか。

サスペンス、ミステリーとして、物語の構成が成功していると見るか、いまひとつと見るか、意見が分かれそうです。自分としてはサスペンスとして、星4つです。
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No.22:
(3pt)

ミステリー慣れしている人には物足りないのでは?

前置きが長いなと思いつつも個人的には面白いと思いましたが、純粋に謎解きとしてみると少々無理やり感があり、ミステリー慣れしている人には突っ込みどころがたくさんある気がします。この作者は初の日本語訳ということなので、今後に期待したいと思います。
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No.21:
(3pt)

面白いが、面白いと感じるに行き着くまでにちょっと時間がかかる

読み進めていくと段々と面白くなってくる。

ただ、面白く感じるようになるまで下積みが長いというか、人間関係などでううーんと読むのがあまり楽しくない部分もあり、面白いなと感じるまでに少し時間がかかった。
じっくりと余裕がある時に一気に読んでしまった方が良いと思う。

読み終えた感想としては面白いのだが、邦題があまりあってないように思える。
ちょっとズレているのと、短く言い切りのためかなにやら古臭い印象。
改題レベルの邦題もつけるパターンもそんなに好まれる物ではないとは思うが、この題に関してはそういう改題レベルにするか、原題をカタカナ表記にでもしておいた方が良かったのでは。
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No.20:
(3pt)

かなりダウナーなモノローグがしんどい

たまにはミステリーを読んでみるかと注文。
早速読んではみましたが、うーむ。
導入部分の冗長さと登場人物のダウナーなモノローグシーンやシスコン拗らせた亭主がかなり
人を選ぶと思います。実際、途中で読むのを投げ出しかけました。
しかし、翻訳センスがよく、どうにか完走。
突っ込みどころはあれどミステリーとしては比較的正統派なのも加点して星3つ。
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No.19:
(3pt)

登場人物だれも好きになれなかった

物語が面白かったかどうかというよりも
登場人物の既婚女性が繰り返し夫にそっけない態度をとられたり、ぞんざいに扱われて
なんだかなと思いました。
読んでる間中、既婚カップルの夫側がことあるごとに理解できない言動をするので、気になって気になって仕方なかったです。
妹を溺愛している夫とか、絶対いやだなと思いました。
好感を持てる人物が一人もいませんでした。
本を読んでいて、登場人物の誰も好きになれなかったことはあまりないです。
死んだのが別人だったという設定には無理があります。

長々読んで、結論が「な~んだ」という感じのストーリーでした。
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No.18:
(5pt)

先が気になって仕方ない。

妹を殺された男が真犯人を探し出す為に行う殺人ゲーム。題名といい、表紙の写真といいダークな雰囲気が感じられるが、読んでみると陰湿な感じはほぼない。どちらかと言うと爽やかな雰囲気すら感じられる。登場人物たちは何かしらの秘密を抱えていて、みんな怪しく思えるので先が気になって仕方なかった。400ページほどの厚さではあったが、一気に読破してしまう面白さであった。
 序盤に主要人物が一度に登場するので、誰が誰だか把握するのにしばらく掛かった。それらが把握できるようになる頃にはもう面白さが止まらなく感じられる。
 文体は一人称で描かれているが、章が変わるとその都度一人称の視点となる人物が変わるので、初めは戸惑うところもあったが、それも慣れてくる。
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No.17:
(3pt)

面白かったが

正直、あまり納得はいっていない。面白かったことは面白かったが、不自然なところが多すぎた。また、犯人についてはある程度予測はついた。しかも、伏線はいろいろあるものの、重要なことは最初から全く与えられていない。後出しジャンケンみたいだ。

まあいずれにしても、最後に大どんでん返しがあるのだが………そりゃないわ。私はそこで一気に冷めてしまった。そんなことに誰も気が付かないなんてありえないと思ってしまった。
映像にしたら視聴者も気づいてしまうんじゃないかなあ。かと言って著述トリックではありません。ネタバレは出来ないので、書けないのがもどかしいが、まあ、しかし読んでみる価値は十分ある。
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No.16:
(4pt)

物語の全体像が見えてくると、途端に面白くなる

主人公の1人であるジェマ・ハドソンが、夫の旧友の結婚式に夫婦で呼ばれ、向かう道中で新郎が大富豪であることに驚く。新郎ルーカスに会い、新郎の妹だというアレックスを見かける。痩せ細った身体と歩き方をしている彼女のことをジェマは”病んでいる”みたいだと心配すると、夫のマットも「きみの思うとおりだ」とジェマの考えを肯定する。「どういう人なの」とジェマは夫に訊ねるが、「いまはその話はやめておこう」とアヤフヤにされてしまう。
そして結婚式当日の朝、アレックスが水死体として発見され、自死したということで処理される。
その1年後、ジェマ夫妻は再びルーカスの屋敷へと向かう。結婚式は中止になったが、結婚はしたので、結婚記念日を祝うということで再びルーカスに呼ばれたのだ。集まったゲストに向かってルーカスが言う。「明日はぼくたちの結婚記念日だから、アレックスの命日というより、祝うことを優先させたい。だからパーティーで行うゲームの準備をしておいた」と。

そのゲームが、この本のタイトルである『殺人ゲーム』です。
同席した刑事カップルは、なぜルーカスは妹が自死ではないという疑いを1年間も警察に隠していたのだろうということを疑問に思い、そして追っていた失踪事件と本件が繋がっていく……。

二部構成の大長編になっていて、伏線をちりばめる第一部と、伏線を回収しつつどんでん返しをする第二部。
巻末の解説で大矢博子さんがアガサ・クリスティの『忘られぬ死』を挙げておられますが、1年後に再び集結する展開はたしかに『忘られぬ死』ですが、大勢が一箇所に集まってそこで繰り広げられるミステリーは、アガサ・クリスティの諸作品や、ダニエル・クレイグの映画『ナイヴズ・アウト』にも似ています。
カタカナの名前のキャラが大勢出てくる小説は苦手、という人はいるかと思いますが、うまく整理されている小説なので、混乱なく読めました。
キャラの配置と、物語の構成が上手い作家なのだと思います。

ツカミはOKな小説ではなく、物語の全体像が見えてくるのが中盤で、しかも序盤は真相を伏せて展開していくので、前半は読みすすめるのに根気が要ります。しかし全体像が見えてくると、途端に面白くなります。
アガサ・クリスティのようなミステリーを読みたいと思っている人には、最適な1冊です。
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No.15:
(4pt)

英国伝統の館ものミステリのアップデート版

英国伝統の館ものミステリの巧妙なアップデート版として愉しめた。多重視点による叙述もいたずらに混乱せず、すっきり読める。いささかエキセントリックな登場人物たちの描き分けもしっかりしていて心理描写も陰影深い。惜しむらくは伏線が丁寧過ぎてメイントリックの底割れが早過ぎることだが、十分面白いフーダニットの佳作。
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No.14:
(3pt)

書き方が安物の恋愛小説みたいになっているので実に読んでいて辛い

まず構成だが、

・主人公カップルを含め、ほぼ4つのカップルが登場し、インスタ映えしそうな大邸宅に大邸宅を所有する登場人物の結婚式のため数日前から泊まり込んで、延々と酒盛りやらバカンスを楽しむ様子が書かれ、結婚式当日、過去のトラウマを背負っている大邸宅を所有する登場人物の妹が殺される。

・その1年後、まったく同じ4つのカップルが同じ大邸宅に集まり、1年前をリフレインする。そして、妹の殺人犯人を探し出す。

といった構成になっている。つまり、ある意味、同じストーリーを2回読んでいるような感じで、しかも、書き方が安物の恋愛小説みたいになっているので実に読んでいて辛いのだ。

ドラマでも韓流の優れたモノは、第1話で驚くくらい話がどんどん進み、その展開の疾走感に引き込まれるのだが、この作品は、その疾走感がなく、山手線のように2回回っている感じすらしてしまうのである。

ディクソン・カーの『皇帝のかぎ煙草入れ』なども、前半から半分くらいまでは、美人の主人公を2人の男性が取り合うような内容で、スゴイ密室とか謎とかを期待しているコチラとしては、ほんとにウンザリとしてしまう。

ところが、これが半分から後は、物凄く展開が快速となり、俄然面白くなる。レイチェル・アボットの『殺人ゲーム』の方は、それがほとんど無い感じがする。
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No.13:
(4pt)

展開が

イギリスらしいと言うか,個人のワガママからの展開が少し理解出来ない。
それでも結構伏線を収拾できているので面白かった。
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No.12:
(5pt)

真相が明らかになっていく構成が素晴らしい

予想外の展開、どんでん返し、など、最初から最後まで、集中して読みました。
各登場人物について、細かく設定が組まれていたので、
初めから、それぞれの人物をイメージしながら読むことができた。

これは著者だけでなく、訳者が、セリフの微細なところまで、
人物の特徴を出していることが大きいと感じた。

また、刑事が順に真相に迫っていくところも、非常にリアリティーがあり、
これも、訳者が弁護士物など法律や捜査の作品を
多く手掛けていることにもよるだろうと思う。
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No.11:
(4pt)

知略を駆使した推理ゲームのストーリーが楽しめる一冊です

知略を駆使した推理ゲームのストーリーが楽しめる一冊です。
妹を殺した犯人を突き止めたいというある人物の思惑に引きずられるようにして主人公が真犯人捜しのゲームに巻き込まれていくという展開ですね。
物語の意外な結末にはあっとさせられましたが、登場人物の行動が若干不自然で強引なところが少し気にかかりました。
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No.10:
(4pt)

人間模様がおもしろい!

構成が抜群に良く、とりまく人間関係が非常にスリルがあっておもし
ろいです。イギリスの美しい景観で有名な、コーンウォールが舞台に
なっているのも、想像しながら読めて楽しいです。ミステリーとして
も勿論十分に読み応えがあるが、一方夫婦の物語であり、後悔や秘密、
支えるとは何かと問われる物語になっています。
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No.9:
(4pt)

多彩なキャラクターが生き生きと

登場人物もそれぞれ個性的で魅力的です。
多彩なキャラクターが生き生きと描かれています
バックグランドもしっかりとして感情移入しやすいです。
ストーリー展開も面白く、読み始めるとあっという間に惹きこまれていきました・・・。
テンポよくすすむ文章も小気味よく、時間がたつのも忘れ読みふけってしまいました。
海外作品はあまり読まないのですが、新鮮さもあっていい時間が送れました。
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4041107954

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