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殺人ゲーム
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殺人ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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ゲーム開始までが長い。 ゲームが始まるとすぐに警察が介入してくる。 視点がコロコロ変わって読みにくい。 誰の視点なのか、何行か読み進めないとわからないところ多し。 ☆登場人物が殺し合うゲームではない。 186頁、 「「あたしがゲームのやり方を説明しましょうか」イザベルはそう言って、〜〜、堰を切ったように話しだす。「普通のやり方を説明するけど、〜〜。全員が与えられた役を演じるの。すでに説明が配られたキャラクターを演じるってこと。そしてほかのキャラクターの秘密を暴いたり、証拠やアリバイを探しあてたりするわけ。犯人の役だったとしても、最初のうちはわからない。ゲームを進めるなかで情報が与えられていくから、まずは全員、自分が犯人ではないという前提で動くの。けれども、被害者の役のひとは最初からそれを知っていて、どこかの段階で殺されることになる。そのあとはゲームから抜けて、ほかのメンバーが犯人を捜しあてるのを見守るのよ」」 | ||||
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文体というか翻訳の感じがクリスティとか 古臭い感じが伝わるので そういう時代が好きな人はおすすめ。 ただやっぱり文庫版は1000円以内に 納めてほしいのが本音。 | ||||
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イギリスのミステリー作家の書いた本です。 大富豪の屋敷で行われる結婚式の日に事件は起こります。新郎ルーカスの妹アレックスの謎めいた自殺事件が起こります。 その一年後、ルーカスに集められた友人たちが、「殺人ゲーム」をすることになります。アレックスの過去や、それぞれが隠していた嘘、殺人事件の真相が明らかになっていきます。そこに、ステファニーとガスの警察カップルが絡んできます。 430ページ近い長編ですが、登場人物たちの過去の過ちや人生が交錯するミステリーで、最後まで飽きさせません。舞台がほぼ、ルーカスの屋敷の中だけで展開するので、お芝居的なミステリーなのが、やや物足りなさを感じます。伏線の張り方や、構成力はよく出来た作品だと思いました。 割と安定した古典的な無理のない展開のミステリーなので、安心して読める感じだと思います。評価は星5つとしました。 | ||||
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結婚式を控えた大邸宅での殺人事件。その一年後に事件は再び動き出す。当時と同じ料理、当時と同じドレス、そして当時と同じ容疑者たち……。 一人称の語り部が複数存在し、三人称の語り部も複数存在します。それが全て女性。ややこしいんじゃ〜、と翻弄されました。 しかし第2幕からグイグイ引き込まれて一気読み。面白かった! このタイトルはあまりに直接的だと思っていましたが、元ネタとして有名な推理ゲームが存在するそうです。ボードゲーム「クルード」、なんだかこっちも面白そうです。 | ||||
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いかにもイギリス的なミステリー小説。4人の女性登場人物により語られる物語でやや唐突感もあり設定に納得がいかない所もある。女性刑事のシリーズものの2作目ということです。 | ||||
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正直な話し、どこかのミステリコミックで読んだような内容で、 「サイコミステリの女王」っていうキャッチコピーで、大いに期待してしまった分ちょっと残念感がありました。 「殺人ゲーム」っていうタイトルももう少しいい感じのものはなかったのかなと思えました。 内容は面白いものでした、他の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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章ごとに視点が変わるので非常に読みにくい。同時に叙述している登場人物の心理も浮き彫りになる。そのため、犯人でない登場人物も早くから見当がつく。また、犠牲者が出てからの展開は読んでいて不自然な点が多く同時にそれがある登場人物の役割が浮き彫りになる。少なくとも事件があった場所でこうするのは何のためだろうか、そう思ってしまう。 舞台は金持ちの豪邸で、結婚式の当日、その妹が死体となって海辺で発見される。さて、彼女はなぜ死んだのか、誰かが殺したのか、それとも事故か。結婚式の招待客の中に真実を知る者はいるのか。これがこの作品の中核にある事件だが、違和感が強い。 その違和感は中盤である事実が警察によって提示されることである予想を立てることができるようになる。これがどんでん返しというなら構わないが、はっきり言って、この事実の提示は後出しじゃんけんのようなものだ。 本作のかなりの部分を登場人物達の述懐に占められている。おかげで刑事たちが仕事として事件を、実務的に扱うシーンが陽気で楽し気に見える。特に男女の刑事が一度分かれてこの現場でよりを戻す。陳腐だが登場人物達のカップルがことごとくうまくいっていないのと良いコントラストをなしている。逆に言えば、刑事が出ないところは沈鬱で視野が限られ、読んでいて苦痛だ。 推理としては実ははじめの方でいくつかの推論が成り立つ。だが、警察が示したある事実で選択肢は一気に絞られる。ただ、問題はその事実がはじめは全く伏せられていることだ。少なくとも最初の事件の段階でその事実が明らかにならないのはどうかと思う。 | ||||
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幼少期から親しい友人の結婚式2日前に招待された男女3組。舞台は海辺にたたずむ壮麗な屋敷。 主人公は招待された友人の妻で、ここでは新参者。友人たちは久しぶりに再会し、どこかぎこちない力関係や禁句とされているものが漂いつつも、それぞれが親交を深めていた。ところが結婚式当日朝、主催者の妹の水死体が上がり、式は中止となる。 1年後の同じ日、主催者は同じメンバーを招待し「妹は自殺ではなく殺された。犯人はこのメンバーの中にいるはずなので、あの日を再現したゲーム(殺人ゲーム)を行い、事実を判明させる」と提案するが…。 このタイトルから私は、もっとスリルとサスペンスに満ちた怖い内容かと想像していたが違った。原題『MURDER GAME:マーダーミステリーゲーム』はパーティーゲームの一種で、犯人推理を行ったりするもの(ちなみに私はこの邦題はあまり適切だと思えない)。 ストーリーは、主催者がこのゲームを仕掛けるのだが、メンバーが一致して賛同せず、そうしているうちに別の事件の捜査で警察が介入し、さらに新たな事件が起こるというもの。 主に登場人物9名の心理、行動、動機を推理していくミステリーである。ハラハラ感はあまりない。意外性はさほどなかったが、伏線が点在し、終盤は何度か戻って読み返した。 捜査に来た女性警官のプライベート面が語られるが、あとがきによると本書はこの女性警官<ステファニー・キング>シリーズ2作目とのこと。1作目は未邦訳だが内容は独立しているし、この女性警官はここでは脇役なので、特に差し支えることはなかった。 | ||||
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