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52ヘルツのクジラたち
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52ヘルツのクジラたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全358件 121~140 7/18ページ
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友人に勧められて読んでみました。 1つの物語の中にさまざまな生き辛さが交錯して描かれていて、タイトルの「52ヘルツのクジラたち」の意味が心に刺さりました。 やりきれないエピソードが重なる中、結末に希望の光を残してくれて良かったです。 | ||||
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友人にプレゼントしてもらいました。 初めて読む作家さんだったのですが、読みだしたら止まらなくなりいっきに読んでしました。 読んでて心が切なくなり、感動的な作品でした。 この作家さんの他の本も読みたくなったので、検索して購入したいと思ってます。 | ||||
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主人公のキナコが大分の海沿いの田舎へ新しい生活を求めてやってくるところから物語が始まる。どうやら、このキナコ、訳ありで都会からやってきたらしい。その訳が読み進むうちに明確になっていく。キナコを中心に、数名の人物が出てくる。まずはアンさん。最初、この人は女性かと思っていたが、どうやら男性だということがつかめてくる。実は、キナコは連れ子として、再婚となった家庭で不幸な人生を送っていた。母からの虐待、高校を卒業し自分の力で家を出て新しい生活を踏み出そうというその時、義父がALSという不治の病になり、その介護を強いられる。理不尽な生活の中で行き詰ったキナコと偶然出会ったのが、高校時代の親友の美晴とその友達のアンさん。同時進行で現在の話も進む。キナコが海辺の家で過ごす頃、虐待を受けて心を閉ざした少年と出会う。母親の虐待から、この少年を救いだそうとするキナコ。その中で、過去のこともはっきりと見えてくる。続きは・・・感動の物語です。 | ||||
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ザックリですが、今まで読んだ本が700冊くらい。 その中で確実に5本指に入る傑作でした。 掛け値なしで人に勧められる本です。 映画化楽しみですね。 とにかく「ムシ」くんが大きなウェイトを占める本作。 ムシくんの出来に映画のクオリティが懸かっているとも言えるので、そこ注目しています。 | ||||
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文章は読みやすいが、当事者等似た経験をした人は反動が出そう。 救いようもない数々がとてもリアルで、最後はハッピーエンドだったが、心をどこに置いたらいいのか読むのが辛かった。 感動、悲しみ、テッシュまみれで沢山泣きました。 | ||||
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にのってるような小説という印象を受けた。物語の展開がどうなるのか分かりやすい、一方で何が起きるかかなり読めてしまう部分もあったかなと思う。 | ||||
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「親ガチャ」という言葉が流行ってからしばらく経ちましたが、その嫌な響きの言葉を思い出しました。 そもそもの産まれ育った環境が恵まれてなく、辛い人生を生きている子ども。周りの人たちの助けを受けながら、自分で立ち上がろうとする姿に感動しました。 | ||||
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親子関係の難しさやこどもの大切さを実感する日々の中で、心がきゅっと切なくなった。大切な人をちゃんと大切にしなければいけない、自分の弱さを理由に甘えてはいけない、そう思わせてくれる内容で、読み終わったあとも心が締め付けられる思いが消えないくらい、突き刺さるものがあった。 | ||||
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電車のなかで不覚にも泣いてしまいました。 物語に引き込まれました。 | ||||
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最初から引き込まれました。自分も小説の中に透明人間としているように感じました。そして今はこのタイトルしかないなと思っています。老若男女問わずお勧めです。 | ||||
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アンさんのような人になりたいと思いました。最後は悲しかったですが。アンさんのことも支えてあげてほしかった。何度も涙したけど希望のもてるいい本です。琴美も悲しい人生ですね。 | ||||
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幼少期から苛烈過ぎる体験をした主人公たち。 助けを求めても届かないその声を「52ヘルツで鳴く孤独なクジラ」に喩え、奇跡的な人との出会いを通じて救済されていくストーリー。 個人的には、一部の登場人物の行動や台詞が極端過ぎて、若干入り込みきれない部分もある。 けれど、この物語自体を1つの比喩として、読むことで救われる読者もいるんだと思う。そういう作者からのメッセージも含めて、読む人を癒やす力のある良作だと思いました。 | ||||
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主人公の目に映る、耳に入る、肌が感じる、心が揺さぶられたり叩きつけられたり刺されたり拾い上げられたり、長閑な景色が霞むような現実が書かれています。 自分ではどうにもできないあがくことしかできない状況の中で手に取った本です。 主人公達が強くなると誓いあった後、幸せに暮らせたでしょうか。 小説はハッピーエンドにできます。 主人公たちが幸せに暮らせますように。 | ||||
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読み始めたら止まらなくなって、読み終わったら温かい気持ちになれました. | ||||
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若い頃(学生時代)地域に馴染めず、孤立感を感じ人間不信を強く感じた事を思い出しました。 登場人物の心の動きの描写に、感動です。 | ||||
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■本屋大賞受賞作なので読後感はとても素晴らしい。 しかし主人公貴瑚のあまりに過酷な生い立ちと、そこからやっと抜け出したのに次々起こる不幸に、自分だったらこの境遇に立ち向かっていけるだろうか? と何度も考えた。実際貴瑚も死を覚悟するが何とか踏みとどまる。 回りの誰も知らない土地で生活を始めるが、そこで自分より更に過酷な運命の男の子と出会う。これ以上書くとネタバレになるのでやめる。 この物語が教えてくれるのは『あきらめずに前向きに生きる』ということだ。一人では何もできないが、そのことがかけがえのない人たちを次々と引き寄せる。貴瑚に協力する人たちはなんていい奴らなんだろう。人生いいことは少ないが、悪いことばかりではない。大切なのは投げ出してしまわないことだ。『何もかも失った人間が今一度立ち上がる』こういう話が一番好きだ。 解説にこの本を最初に読んだ編集担当者の話が出てくる。あまりの素晴らしさに号泣どころか鼻血が出たらしい(笑)。それが実際本の紹介のPOPに使われたとのことだ。『編集人生をかけてこの本を送り出したい』と編集仲間、営業担当、書店員にゲラを配って応援を募り初版発行部数を引き上げたらしい。読者にも評判が広がり本屋大賞にまで上り詰めた。いい話である。これぞ本屋大賞の真骨頂だ。 ブックカバーの裏に最初の協力者となる二人の会話が載っているが最高に笑える。これをブックカバー裏に載せると考えた人最高にセンスがいい。 | ||||
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心に深い傷を負った主人公になかなか共感できずに苦労しましたが、町田さんの文章力でどんどんのめりこんでいくことはできました。 美晴がストーリーの軸となっていてとてもよかった。 杉咲花さん主演での映画化が決まったと言いますが、美晴役が誰になるかでこの映画の全てが決まると言っても過言では無いと思う。 最後はラストに向けて急にスピードアップした感じでサックリ進んでいってしまいちょっと残念だった。 ハッピーエンド風にこの物語は終わりましたが、これから先にある物語のあの二人にはバッドエンドが待っている気がする。 それほど深い傷を負った人たちの話だった。 どれくらい取材したのか分からないが、なかなかリアルでよかった。 ただ児童養護施設の職員さん達が読んだら残念な気持ちにはなるかも知れない。 でもいい本に出会った。 | ||||
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私は、誰かを1人の人として大切にできているだろうか。誰か1人でも愛情を注いで、幸せにできるだろうか。そんなことを自分の人生と重ね合わせて考える作品であった。 今の自分は、とても幸せな境遇にあり、それが当たり前だと思っていた。しかし、そんな当たり前は他人から見たら儚い物で。私が誰かの幸せをつくれるかもしれないし、一瞬にして壊してしまうかもしれない。人と関わりを持つことに怖さもあるけれど、それでも人と関わっていきたいと思える作品。 | ||||
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期待どおり。皆が幸せになれそうで、良い | ||||
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これって小説の中のこと? いや、実際についこの間幼児虐待で、死亡事件があったばかり あまりにも悲しい現実、勇気ふり絞り立ち向かう者 目をそらすのではなく、きちんと見届け、一緒に戦う?覚悟が世間一般に必要かな | ||||
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