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52ヘルツのクジラたち
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52ヘルツのクジラたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全358件 41~60 3/18ページ
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ほんわかした内容で各シーンが目に浮かぶ。 映像では見たくない、素晴らしい作品。 | ||||
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人との関わりにおいて大事な事を教わった。身近な人でも大切に丁寧に過ごしていきたい。 | ||||
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おそらくラッキーだったことに、前情報がほとんどない状態で出会った。「52ヘルツのクジラ」ってなんだろう? とまず思い、表紙のイラストにも惹かれた。細かくいろんなモノが描かれているが、穏やかにまとまっている。深海を思わせる青い色が基調なのに、暖かい印象だ。一番上にあったレビューは「読みやすい」とも書いてある。その先はもう読まず、購入をした。 確かに読みやすい文章だ。冒頭から軽い調子で失礼な質問がきて、小気味良く平手打ちが返される。え、どういうこと? とずんずん興味がわいてきて、するすると先へ進む。 進むにつれて これは「読みやすい内容」じゃないと気づく。それでもなお読みやすい。次々に疑問が起こり、複雑なパズルをぶちまけたようになるが、ラストはカチっとキレイに収まる。そしてしみじみ溜め息をついてしまった。無駄なピースはひとつもなくて、精緻に組み立てられている。凄い。 おそらくはラッキーなことに と始めに書いたが、予備知識があったとしてもやっぱり驚きはあるはずだ。そうか、そういうことだったのか という切ない納得。切ないけれど、あったかい満ち足りた読後感。 読了してからもう一度表紙に戻り細部まで眺めていたら、涙が出てきた。読んだからこそ見えてくる、描きこまれているものたちの意味。時を置いて、また読み返してみたいと思う。いまだ見えていないものが、まだまだ潜んでいそうだから。 | ||||
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登場人物たちの心情が、ひしひしと伝わり、切なくも力強く、それでいて弱さと向き合いながら、必死に生きる、そして、諦めざるを得ない部分までも感じさせる……いわゆる「人間」を感じる作品 | ||||
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描写がわかりやすい 文字の世界にはいりやすい 登場人物の気持ちに寄り添いたくなる作品でした | ||||
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児童虐待問題やLGBT➕Qの問題等の助けて欲しいが声の届かない人がたくさんいることを背景にした小説だと感じました。 また、それらの問題を解決するのは地域コミュニティの力が大きく、今後の社会の方向性も示しているように感じました。 | ||||
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私はアダルトチルドレン、虐待を受けて大人になった人間です。 私も主人公と同じ母子家庭、親から愛される弟を見て育った姉です。 家庭内では母親を怒らせると徹底した無視が始まります。 なぜ怒っているのか理由を聞いても無視。謝っても無視。食事も私の分だけ用意されません。 その状態は長いと半年くらい続きます。 リビングから明るい光が漏れて、母と弟の楽しそうな声、賑やかなテレビの音、美味しそうなごはんの匂いを暗い自分の部屋からお腹を空かせながら見ていました。 「今回の無視はいつ終わるんだろう。ずっとこうだったらどうしよう。わたし、本当に最低な人間だな。生きる価値がない。わたし、産まれてこなきゃ良かった。誰かわたしを大事だと言ってくれる人が現れて、わたしを何処かに連れて行ってくれないかな。」って窓を見上げながら思ってました。 今思うと流浪の月のような優しい誘拐犯を望んでいたような気がします。 母から無視されても猫だけはいつもと変わらず一緒にいてくれました。優しくて暖かくて柔らかい猫。大好きでした。 母も弟も猫もとても大切で大好きな存在でした。もし、暴漢が現れて母と弟、猫に襲いかかったらこの身を盾にしてでも守ろうと子供の幼稚な思考ながら思ってました。 今でも「怒る」と「叱る」の違いを理解してない母。 無償の愛って子供が親にあげるものなんじゃないかな。 ちなみに弟は母を怒らせても半日足らずで許されます。 「だって弟は可哀想なんだもん!それに〇〇は悪い子だからいけないんだよ」って言ってましたね。 自分語りすみません。この本の主人公が体験したこと、心理変化が自分の子供時代とよく似ていたもので。 これは現実に起きていること、何人もの子が経験していることだと書きたかったんです。 とりあえず、戦場を生き延びた人達へ。よく生き延びたね。って言いたい。 | ||||
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非常に辛く過酷な過去の描写がありながらも、やさしさ、しんみり、あたたかい気持ちになれる。テンポの早いストーリー展開で一気に物語りに没入してしまった(二日で読了) | ||||
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今の社会問題の虐待。そんな事もと思いながら、読みました。何か一つのきっかけで自分が変われ、前に進める誰かがいる事。それは、今わかる事ではなく、前に進む事でその相手がわかる。どうにか助けてあげてと思いながら読みました | ||||
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このような経験を持つ方って小説の話でなく、実在されているのだろうと思うと苦しくもありますが、是非前向きになってほしいと思って読んでいました。 | ||||
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ストーリーがはかなく、心打たれた | ||||
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映画化されたんだね。切ない話に引き込まれます。 | ||||
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虐待やヤングケアラーを取り扱ってる内容で、結構生々しい。特に、学校の先生の支援が逆効果になっちゃうとかあるあるだな〜っと。 ちょっとでもそういう経験がある人なら、泣けると思う。もしくは支援する立場の人も共感して涙腺にくるかも。 ただほんの少し、クサいと感じてしまった。全体的に文体は重くなく軽くもなく、良く描写されてるなと思った。きっと自分は恵まれていたのだと読後に痛感した。 | ||||
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現代の社会問題を多く盛り込んだテーマで構成されたドラマは、グイグイと心に迫る。 本当に人を愛する事の先には、性別も、身分も、年齢も関係ないと強く思わされた。 やっぱり、アンちゃんの心を想うと、切なくて、切なくて、泣けてしまった。 この物語で最大の不思議は、琴美の母親である生島昌子が、何故、元夫の品城と離婚後、 琴美のことを気にかけないで放置していたのだろうか? 物語の設定では、昌子は新しい夫と子供たちを支援する活動をしており、ラストには、 別れた元夫の品城の事も気に掛ける愛情深い人物に描かれている。 また、52とキナコの関係も否定せず、それぞれの立場を尊重する慈悲深い人間力の 女性なのに、我が娘と孫をそんなに長期に様子を見ずに暮らしていただろうか? そこに、物語としての矛盾と破綻を感じるが、それを遥かに超える感動があった。 | ||||
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誰もがきっと感じている生きづらさに悩むのは自分だけではないと教えてくれた。助け合って生きていきたいと思わされる作品。 | ||||
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町田そのこさんは、最初に読んだ『夜空に泳ぐチョコレ-トグラミ-』が気に入ってすっかりファンになりました。本書は、2021年本屋大賞第1位ということで期待して読みましたが、52(愛(いとし))と貴瑚(キナコ)の二人の主人公とそれに関わる登場人物の関わりが救いの物語として描かれています。 もう一人の登場人物アンさん(安吾)は、物語で重要な役割を担っています。 本書で度々出てくるクジラの泳ぐ海の風景や、夜空に浮か星々等の自然描写は本書に奥行きを与えています。 何度でも読み返したくなる名著だと思います。 | ||||
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希望と再生の物語 | ||||
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皆さん気付きましたか? 表紙カバー裏の短編。 | ||||
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孤独を抱えていきる人々の話だが、やはりアンさんの人生は感慨深い。 そして孤高のクジラは一頭で何処かの海でまだ歌っていることが切ない。 | ||||
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まさか映画化されるとは知らず売りました。 映画を見て、再読するために買いました。 | ||||
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