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52ヘルツのクジラたち



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【この小説が収録されている参考書籍】
52ヘルツのクジラたち
52ヘルツのクジラたち (中公文庫 ま 55-1)

52ヘルツのクジラたちの評価: 3.93/5点 レビュー 503件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 21~40 2/3ページ
No.25:
(3pt)

昔でいうホットロードみたいな

人気なので読みましたが、キッチンとホットロードを足して2で割ったような読後感でした。10代から20代の若い人向け。読みやすかったです。
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No.24:
(3pt)

おじさんには、あまり感動しませんでした。

年を重ねてて感覚が鈍くなっているようです。
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No.23:
(3pt)

なぜここまで高評価なのかわからない

よくある不幸をオンパレードにした感じ。
「虐待」「トランスジェンダー」「自殺」
はい、それらを乗り越えていく主人公は、どう心を変えていくのでしょうか?
全く興味が持てなかった。
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No.22:
(3pt)

少しモヤモヤ感

虐待やDV、トランスジェンダーの問題を取り入れた作品。一方的なストーリー展開、要素の盛り込み感が気になるが、登場人物や舞台設定がしっかり描かれておりそれなりに集中して読める作品。少しモヤモヤ感は残る。
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No.21:
(3pt)

次の日にも残る

特に自分のなにかと共通点があるわけではないのに、
昨夜寝る前に読み終わったら、
今朝もまだ心が重いのは何故だろう。

52ヘルツの声が聞こえるとしたら、
52ヘルツの声を出したことがある人なのかな。

最後はまぁまぁハッピーエンドなのかもしれないが、
やっぱり心に重いものが残ったままだ。
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No.20:
(3pt)

赤の他人同士が支え合う個の時代の到来

虐待を受けて育った女性と、同じく現在虐待を受けている中学生との偶然の出会い。少年を支え助けるプロセスで自らもまた心の傷を癒していく女性の物語。

本屋大賞で1位を獲得した本作は、ネグレクトという重ためのテーマを取り扱っています。
でも、私が強い印象を受けたのは虐待という事実よりもむしろ個の支えあいの可能性、とでも言う新たな社会性の萌芽です。

育児放棄、虐待、連れ子の不幸というのは取り立てて新しい話でもないとは思いますが、その不運の取り囲むさまは大きく変遷してきたと思います。
かつては親族が介入する、地域で助け合う、何かあれば近所が警察・児相に通報するなどが考えられましたが、核家族化や都市化が社会のサポート体制を変えてしまったと私は感じています。

一方、本作主人公の貴瑚(きこ)と愛(いとし)という年齢も性別も違う赤の他人が支え合うさまは、これからの時代の個の支え合いの形なのかな、と感じました。貴瑚をかつて窮地から救ったアンさんがLGBTQに属する方だったということも、これからの時代は自由な個々人が制度・因襲・偏見などから解放されて個々人と連携してゆくことを暗示しているように思えました。

かつて批評家の宮台真司氏はこうした状況に『人的資本の増強』とか『包摂』という概念等で克服する方策を提案していました。その具体例をこの小説で見た気がしました。しなやかな個人が性別や年齢・社会的地位を越えて連携して支え合えるとすればそれはなかなかステキだなあと思いました。まあ社会の援助は引き続き必要ですが。

・・・
文章のテイストも至って軽快。
若い世代の話ぶりを躊躇なく導入しており、そこに現代性を強く感じました。また軽やかに推移するストーリー展開は、ネグレクトという重い事実を見て見ぬ振り・受け流すかのような、かかわりの少ない社会の乾いた感覚を与えていると感じましたかか。

・・・
ということで堪能させて頂きました。
いろいろと深読みしましたが、改めて申し上げる印象は、今風だなあ、という感じ。

時代や社会の変化は苦しみや摩擦も時に生むものですが、それに柔軟に対応する若い人たちに希望も見いだせる作品だと思います。
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No.19:
(3pt)

ハマんなかった

内容は辛い中にも優しさある感じで素敵なお話なんですけど、登場人物が気持ち悪くて個人的にダメでした。
多分リアルな人になってるからこそだと思うんですけど、全員に良いところもあってダメなところがある。そのダメなところが気持ち悪くて無理でした。俺もその気持ち悪さを持ってるからこその同族嫌悪的なやつかもしれないですけど。
例えばうわさから勝手に他人を決めつけて批判したり、自己中なとこあったり、自分が辛いから何してもいいとか、ナルシスト的に自分への自信に満ち溢れてたり、行動が陰湿だったり。もちろん素敵なところが沢山あるんですけど、だからこそ余計気持ち悪かった。自分が嫌で気持ち悪いところがあることに気づいてない、むしろ良い人間だと思ってる気がして。実際割合で言ったら良い人たちなんですけど、その辺りもリアルで無理でした。

でも気持ちが動かされるってことはいい作品って事で、やっぱり書店員さんに選ばれる名作なんだろうなと思いました。
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No.18:
(3pt)

少女漫画的展開

主人公に、親近感が持てない。
主人公は、色々と不幸を背負っており、その闇が、終盤につれてだんだんと明らかにされていくのだが、他の人も言っているように、なんというか展開がご都合主義である。
主人公が不幸のどん底にいるときに、キラ星のごとく突然の幸福な出会いがあり、その人物に助けられていく展開には、正直、へこんだ。
私は子育てに追い詰められて、誰も友達がおらず、そこにはキラ星などあらわれるはずもなく、ただただ不幸な展開が続いて、孤独のなかで、最終的には精神の病を発症した。
私には友達がいないので、強烈な生い立ちの主人公の、人との出会いの恵まれた境遇に全く親近感が持てなかった。

要は、今現在幸せな人のための小説なんだと思う。

虐待や、性の問題など、昨今の話題のテーマも上手に取り入れられ、設定や着眼点がほどよく新鮮で、読み進めやすく、万人に受け入れられやすいのだろう。

まわりの人間がどんどん主人公を好きになったり助けたりする展開は、少女漫画の王道的なものを思わせる。
テーマが重いので、暗いようでいて、全体を通しては軽く、浅い、読みやすい、エンターテイメント小説だと思う。読んだあとに何か自分の中に残るかというと、私にとっては、何も残らなかった。
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No.17:
(3pt)

繊細な作品

繊細なテーマを扱っているはずなのに、肝心なところの繊細さが足りない。何故そんな呼び方をするのか。ロボットみたい、あまりに無機質。もっと気を配るべきだったのではと思う。そこの違和感でどこか感情移入し切れなかった。

 上記の一点を除けば、他の方が書いている不幸てんこ盛りのケータイ小説というのは確かに、と思うところがないではないけれど、様々なそういった状況に近い人がいる事が、実際にいる、ということを世の中に広めるという意味で、良いとも思う。

個人的にはレビュー3.5くらいの感じ。
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No.16:
(3pt)

次回作あればいいな

よかったです。暗い感じの本かなと思いましたが、ヒューマン的な内容でした。もう少し人物背景を書いて欲しいかなと感じましたが、このくらいがちょうどいいのかもです。途中ちょっと、きついところあり。
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No.15:
(3pt)

この人の小説はもう読まない

本屋大賞
ある友人が絶賛していた

この2つの理由であまり手にしない小説を読んだ。
中盤で夢中になりPage Turnerになる箇所もあったものの、僕はあまり感動しなかった。
この人の小説はもう読まない、かな。

登場人物の固有名詞が独特ですね。

小説の舞台になっていた大分に対する印象が、この本を読んで悪くなってしまった。素晴らしいところなのに。
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No.14:
(3pt)

児童虐待や毒親、貧困を考えるには良い小説

主人公の女性が波乱万丈乗り越え、田舎にやってくるとか、
虐待されている少年やアンさんとの関係性などは良い話だと思うし、
レビューで酷評されているほど、悪い小説じゃないかと…。

ただ、文学的な世界観とリアルな社会問題提示の
嚙み合わせが微妙かなと。
確かに少年のあだ名とか「なんじゃそら、、」と思う箇所はも
ありました。でも、フィクションであっても、
実際、こういう人たちってきっと自分の近くにもいるんだよなぁと
あらためて実感させてくれる小説でした。
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No.13:
(3pt)

文体が駄目でした

文体が駄目でした。我慢してページをめくりましたが、生理的に受け入れることができず、断念しました。最後まで読むことができなかったので、評価する立場ではないことは十分承知しております。ですので、星3に。
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No.12:
(3pt)

アンさんは

全体としては大変な話を味わった感覚。読み手の今の人生のポジションによって感じるポイントがバラけるんだろうなと思うので感想を読むのも面白い。

1つ感じたことを言うなら、なぜアンさんはこんな不幸にならなきゃならないのか。それをしょうがなかったよねってことにされないといけないのか。こういうタイプの人間関係は小説でよくあるが都合が過ぎる。乗り越えるのは大事なんだろうけど、このタイプの流れには人不幸にして自分だけ乗り越えた感じにしてなんなのこれといつも思う。
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No.11:
(3pt)

ぎゅうぎゅう詰め

なぜこれが本屋大賞?と思いました。

場面展開があるので飽きることはなかったのですが、何もかもが適当に流されたまま終わってしまった。
なぜか最後の方に良い人いっぱい出てきてハッピーエンド。
52の母親は?主税は?そのまま退場?
アンさんトランスジェンダー?この設定どこかで…流浪の月もそんな感じじゃ無かったかしら?
虐待、モラハラ、トランスジェンダー、なんだかもう今時の注目ワードをぎゅう詰めに詰め込んだ、不味くはないけれど大味なお弁当を食べた感じ。
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No.10:
(3pt)

面白いけど続きが読みたい

毎年本屋大賞の本は楽しみにしています。この本も面白かったでもなんとなく消化不良のまま終わりました。あっという間に終わってしまいまだ続きがあるような感じでした。
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No.9:
(3pt)

構成にまとまりがない印象

児童虐待や、母親から義父の介護を押し付けらたヤングケアラーがテーマの話で、それ自体はそれなりに面白く読めたのですが、クジラの鳴き声に無理やり関係付けてきれいな話にしようとしているところに、私は不自然さを感じました。

主人公の女性貴瑚も親から「ムシ」と呼ばれている少年愛(いとし)も、一番弱っているときには他の人に聞こえない52ヘルツの鳴き声を出しているというより、声を上げる力もどうするべきかを考える思考能力も失っていて、周波数が違って声が届く・届かないという話ではないと思いました。

あと「アンさん」こと岡田安吾(本名杏子)の描き方に疑問を持ちました。貴瑚が勤め先の役員である主悦(ちから)に惹かれていった時期に、主悦に婚約者がいながら主悦と貴瑚が愛人関係にあることを、主悦の会社~父親~婚約相手とどんどんエスカレートさせながら秘密を暴露していく姿は、主悦がそう呼んだように客観的に見てストーカー以外の何物でもないです。
貴瑚は最後までアンさんのことを尊敬に値する人と考えているけれど、そういう位置づけの人間として描くのであれば、あそこまでひどいストーカー行為をさせる必要はまったくなかったです。それはアンさんがトランセジェンダーであったために貴瑚に告白することができなかった事情を考慮しても許される行為ではないし、私にはほとんど気持ちの悪い男性としか映らなかったです。

さらに、弱っている人間の姿をクジラの鳴き声に例える感覚的な手法と、愛のことをどうするかという最終章で出てきた妙に現実的で隙のない法律的な話とのギャップにも違和感を覚えました。
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No.8:
(3pt)

<声なき声>を発してたいのは・・

いい人と悪い人がはっきり別れている。
いい人はとことんいい人だし、悪い人はとことん悪い。
悪い人の描き方がありきたりすぎる気がする。ステレオタイプ。
<児童虐待>においては虐待している母親もまた苦しんでいる。助けを欲している。
一番に<声なき声>を発していたのは、虐待していた母親だと思うのだがその声を誰も聞こうとはしない。
虐待母の声を聞いてこそ虐待は無くなると思う。虐待の張本人なんだから。
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No.7:
(3pt)

聞こえない声

タイトルの52ヘルツのクジラは実在して、ほかのクジラの鳴き声より高いため聞き取ってもらえないとか
たとえ聞こえないような声にでも耳を傾けてる大切さ等様々なことが勉強になった。
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No.6:
(3pt)

もう少し深みが欲しかった

内容も構成も登場人物の配置も良いのですが、人物描写が少し物足りなく感じました。それぞれの言動がテンプレ通りというか、あともう一歩深いところまで彼らの人生を描いてもらえたら、という欲求が残りました。
また、失礼承知で言わせていただければ、ちょっと文章が拙いかな。ターゲットの読者層は10代、20代なんでしょうかね。
ドラマや映画への展開がしやすそうな作品なので、技量のある役者さんにこの作品世界を改めて作り上げて見せて貰いたいな、などと思いました。
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