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52ヘルツのクジラたち
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52ヘルツのクジラたちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 81~100 5/6ページ
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例を挙げると 「」外にもセリフが続いてることがあるが、それがそのままというか、『〜と続けて笑った。』と『〜と付け加えた。』とか、それなりに書きようがあるところを、そうしない。 その結果、主人公の心境なのかなんなのか、読み手のこちらは一瞬混乱してしまう。 不親切な文章を書く人だなーと思い、集中できないうちに話が終わっていく。 明らかに機会の損失であるし、もったいない話。 小説家というのは最低限は読み手にも伝わりやすい文を書いて欲しいという私のエゴ入りのレビューではあるが、それにしたっていい加減な印象が強く残った。 今流行りのライトノベルのような雑な文章。 せっかく賞を取る機会に恵まれたのに、読者が増えれば増えるほど残念な点に気づく割合も増えるだろう。 町田さんだけでなく校正や編集の方も、文章で物語を紡ぎ、読ませて商売にするのだからもう少し考えてほしい。 昨今取り上げられがちな問題を盛り込んだから話題作なんだろうが、もっとクオリティの高い作品を知っているためか稚拙としか思えない。 信じられないくらい胸糞が悪い作品で驚いた。 | ||||
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読み進めるには面白みがあったけど、出てくる人物みんな52ヘルツのクジラばっかり。 タイトルを文中に出し過ぎていて萎えました。 最後は飛ばし読みしたけど、ファンタジーに近い感覚の小説。 | ||||
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ファンタジーとしてストーリーは面白いと思いました。買って後悔はしていませんが、本屋大賞候補の作品なのか??虐待や性的少数者などの社会問題を織り込んだものの、当事者の事情をどこまで勉強してお書きになったのか、上っ面の同情のみで描写しているのではないか、気になりました。「主人公のことを暖かく見守ってくれる、この上もなく優しい人」として描写されている人物は、主人公の状況・心情を深く理解することなく自分の価値観に基づいて突っ走ったうえ、最後は主人公に大変な心理的な傷を負わせます。虐待された子供は手のかからないいい子ちゃんすぎるし、主人公は関係性も構築しないまま根ほり葉ほり子供を質問攻め、挙句の果てには大人たちは子供の前で親の悪口を言う(たとえ虐待したひどい親でも子供にとっては親なのですから)。大分が舞台のようですが、みんな芝居がかった標準語…。 無理に社会問題を盛り込まなかったらもっと素直に楽しめただろうなあ。今後に期待ということで。 | ||||
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テレビや新聞で話題のある社会問題が、ずらり。 小説は、フィクションだからこそ、訴えかける力があると思うので、一気に現実に引き戻されました。 義父は別に話題のALSじゃなくても、事故で動けないとかでも話はつながっただろうし、アンさんは別にトランスジェンダーじゃなくても...。そして、あのタイミング、亡くなる理由がわからない...。 アンさん、キナコの幸せを祈ると言ってましたが、亡くなってしまうと、キナコが辛い思いをするのでは? そして美晴はなぜ、あそこまで? あと遠回しにアイロンがけを注意した先生はそこまで悪い大人でしょうか。 | ||||
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本屋大賞とのことで読んでみましたが何故大賞なのかは謎でした。 虐待のこと扱い書かれていましたが、 かなり酷い虐待を受けていたにもかかわらず、主人公が高校生のときは以外と社交的で元気だったりその後も人にあっさり心を開いたりしていてこの人なんなんだ?でした。 他の悪いとされる人はもちろん、良いとされる登場人物もなんだかご都合主義で不気味でした。 話しも無理やりすぎるハッピーエンド 虐待がファンタジーになっていて不味くないですか。 只、アンさんの優しさ、弱さが唯一現実感があり嘘くさくなくて 良い意味辛かった。 作家さんサササッと書いた作品なのでしょうか? | ||||
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ストーリーが1本しか想像できなく、ゴールに向かってただ進んでいくだけ。 途中の枝分かれは詰め込みすぎかな。 テーマが散らかった印象です。 読みやすいことは読みやすい。 しかし、残らない。 結局なにが言いたいんだろうか。 主人公が少年につけた呼び名に嫌悪を感じた。 このあとは共依存まっしぐらだろうなぁ。 | ||||
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登場人物の設定が強引な印象をまず感じた。あと設定が薄っぺらい。全体としてぼやけたストーリーになってしまってると感じた。愛のことを52と呼ぶのは違和感しかなかった | ||||
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かなりご都合的、キナコがムシを保護するのは安易な優しさに過ぎないと思う 現実は厳しい、作中のように簡単に話は進まない キナコの親もムシの親も妙に淡白で、毒親の独特な粘着質具合が無く、リアリティを感じれない 正直、作品に愛情も情熱も感じられなかった、こう書けば感動するでしょ?の詰め合わせ、表紙もやたら綺麗だからタチが悪い どうしてこんなに軽く書く必要がある この本を読んでキナコに憧れるか何かして、 自分も52ヘルツの声が聞けるようになりたい→虐待から誰かを救える人間になりたい→本でも簡単に事が進んでいたし自分もその気になれば虐待されてる子供の1人や2人簡単に救える といったような、根拠の無い自信だけを振りかざして自分だけが気持ち良くなるような、そんな偽善を働く人が出てこないよう祈るばかりだ | ||||
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現実の孤独や苦労はこんな綺麗じゃないし、上手くも行かない。これを何も疑いもなく涙する人達を私は理解できない。あなた達は幸せな部類だよ。 | ||||
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人物描写が圧倒的に足らないので、主人公含め登場人物の多くがイメージできない。〜な人だと思ったら実は〜な人だった、の連続で都合の良いストーリー。 また認知症、虐待、性的マイノリティどれに対しても認識不足。 | ||||
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サクサク読めたけど、最近の話題をつめこみすぎ。 虐待、若年介護者、ジェンダー、DV、どれもサワリで深みがなく、反芻できなかった。 書店員さんおすすめって、最近の書店員さんって??って思ってしまった。 | ||||
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作者のデビュー作がとても良かったのと、レビューが高いので期待して読んだのですが、どういうわけかこの作品は自分には強烈に合わなかったです…。 他の方も言ってますが、主人公が虐待を受けていた子を数字で呼んでいることが受け付けられず。たとえ由来があったとしても「さすがにそれはないだろう」と気持ちが冷めてしまいました。 また、不幸なバックグラウンドを差し引いても、主人公の未熟さにイライラすることが非常に多かったです。 ラストに一応自立を決意したようには見えますが、それまでの描写から主人公が自己陶酔しがちのキャラっぽく見えたため、成長というよりは、依存先が「不倫相手」→「記憶の中のアンさん」→「愛」へと変わっただけで、愛とは結局共依存になりそうだなあ…と読後かなりモヤモヤしてしまいました。 文章は読みやすく綺麗なので、次回作に期待したいと思います。 | ||||
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本屋大賞受賞という事で、手に取らせて頂きました。 【総論】 流浪の月、そしてバトンは渡された、羊と鋼の森等、近年の受賞作は素晴らしいと感じた作品が多かったので今年も期待していたのですが、作家の方には申し訳ないんですが、ここ数年の受賞作の中では正直一番面白く無いと思った作品でした。比べる事に意味は無いのかも知れませんが、どうしても過去作を読んでいるとそういう見方になってしまいます。正直、この作品が全国の書店員さんが選んだ第一位なんですか?何かの間違いじゃないの?と思った程です。良いんですか?書店員の皆さん? 【良かった点】 ・個人的な事で恐縮ですが、作中に出てくるとある地方の出身なので、思い出深い描写や地名や方言等がが盛り込まれていて、懐かしく読めました。 ・主人公の過去のエピソードと現在のエピソードを交互に織り交ぜながら、徐々に真相に近づいていくというストーリーテリングは近年の小説で多様されているように感じますが、好きな手法なのでそれは良かったです。 ・場面展開が細かく、冗長な下りが殆ど無いので、テンポよく読めて1日であっさり読めました。他にも読みたい本が山積みなので、積ん読系の本好きには優しい本かなと思います。 【良くなかった点】 最初に書いて置きますが、殆どが良かった点の裏返しのような事です。こういう良くなかった点も裏返せば上記のようにプラスに捉える事も出来るかも知れないと思って書いています。 ・作中の地域が選定されている理由付けが分かりません。まあ、地域性のようなものは、それほど作品のテーマに影響を与えていないので特に問題無いのかも知れませんが、何か「こういう理由でここだったんだ!」と思えるような物が欲しかったです。作家さんが福岡県出身だから、自分の行った事のある地域を選んだのかも知れませんが、「どこでも良かったからこの地域にしたんです」と言われているようで正直良い気持ちはしませんでした。 ・ストーリーテリングは巧みだと思いましたが、最終的に出てくる事に特に驚きが無かったです。これなら特にこういうストーリーテリングにする必要性が無かったんじゃないの?と思いましたが、読者に続きが気になるように敢えてこういう構成にしたんじゃないかと、ちょっと作家さんを疑ってしまいます。 ・場面展開が細かく飽きさせないテンポのいい展開が続きますが、殆どフックが無いというか、読んでてグッとくるようなものも無いし、心を掴まれるような描写も無かったです。すらすら読めるのですが、多分一か月もすれば内容を忘れてしまうんじゃ無いかと思います。 ・ご都合的な出来事が多すぎます。小説なんてそんなもんだろうと言われるかも知れませんが、この小説は特にそれが多いです。友達が都合よく現れたり、都合よく半日足らずで探していた場所が見つかったり、特に許せないのはご都合的にストーリーに重要な人物を簡単に死なせないで欲しいです。他にも色々ご都合的な展開が多すぎです。 ・2020年の受賞作、流浪の月と似ているという方が多い気がしますが、似ているのは現代の社会問題を扱っているというだけで、ストーリー構成やキャラクターの魅力、印象に残るフレーズは流浪の月の方が圧倒的に魅力的だと思います。というか、流浪の月は「言葉にならないけど、こういう問題ってあるよね」という事がテーマで何が問題なのか考えながら読む事が出来たのですが、この作品は「虐待」、「貧困」、「LGBT」、「過疎地域の課題」等、扱っている社会問題が多いわりに一つ一つの掘り下げが薄いと思います。私は流浪の月は本当に素晴らしいと思いましたが、この作品は好きになれません。昨年に流浪の月が受賞したから同様の路線を狙って書いたんじゃないののかと思うほど中身は薄いです。 | ||||
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ニュースで取り上げられがちな社会問題をぎゅっと詰め込みました、というような小説。読んでいる途中は面白いなと思っていたが、読み終えて考えてみると道徳の教材だなという印象が残る。 | ||||
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重いテーマを盛り込んだだけで、内容が薄っぺらい。叙情的な表現力もない。 若い子が書いた本かと思ったら40代でびっくりした。 | ||||
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今まで本屋大賞はハズレが無かったので、期待して読みました。 途中まではよかったのですがね。ちょっとがっかりしました。 出てくるキャラクター設定が単純で薄っぺらい。わかりやすく言えばマンガのキャラクターの様です。 (マンガはすきですが) 主人公→メンヘラ 主人公のお母さん→救いのない悪役。シンデレラのお母さん。 アンさん→主人公をなぜか都合よく助けてくれるイケメン的存在(イケメン設定ではないが) ムシくん→都合よく主人公だけになつく虐待された美少年 人間は悪い面もあれば必ず良い面もあって、建前があり本音がある。弱かったり強かったりする。多面的な存在で面白い。その表現を文学で楽しみたい。 それがこの作品ではあまり楽しめない。あまりに一元的な性格。 作者がマンガやライトノベルに慣れ親しんだ読者層を狙って書いたならば、わかる。 しかし、問題はこの作品を本屋大賞にした選考の基準。 本屋さんが選考した本屋大賞でしょう?これを推した本屋店員はほんとに本好きなのか、と疑ってしまった。ちょっと幼いのでは? アンさんが主人公の母親に対峙して「いい加減そのうるさい口を閉じろよおばさん」というところなんて、スカッとジャパンの脚本ですか?と思ってしまった。 | ||||
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正直読んでいて『本当にこれがベストセラー?なんで??』と不思議に感じた。虐待の影響は様々で、一生続くもの。多くのサバイバーが、自分の心身さえもコントロールできず自分の気持ちも感じ取れない苦しみを抱えて孤独に生きています。薄く浅い知識を貼り合わせて繋げて、無理矢理感動させようとしてるのが見え見えで残念に思えた。 レビューから逸れて申し訳ないですが、もしもこの本を読んで、このような状況の子たちを助けたい、52ヘルツの声に気付ける人になりたい、私がなる、という思いを持たれた方がいたら、是非無理のない範囲で構わないのでその気持ちを行動に移してほしいです。『アダルト・チャイルドが人生を変えていく本』『毒になる親』『不幸にする親』 など、比較的読みやすい本もあるので一度読んでみてください。生きてれば良いこともある、前を向いて生きよう等とは、とても簡単に口にできません。 | ||||
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読みたい本がたくさんあるのに、無駄な時間をつかってしまい、本を読んでこんなに腹が立ったのは初めてかもしれない。びっくりした。逆に印象に残ったかも。もう、本屋大賞は信用しない。今後は、本屋大賞作品を避けることになるだろう。 | ||||
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一気に読めましたが、満足感は少なめ。 アンさんの描き方が雑な気がしました。 変な先入観が生まれないようにしたいものです。 | ||||
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本屋大賞受賞と絶賛のレビューを見て購入しましたが想像と違いかなり読んでいてきつい作品でした。 児童虐待だけでなく、様々な不幸が出てきて、途中からちょっと冷めてしまう自分がいました(特に中盤の叔母のエピソード)。 一度、違和感を持ってしまうとずっともやもやが離れなくなってしまいます。 話の構成は分かりやすく、さくさく読み進められますが、少なくとも私は号泣はしません。 もしも、読者を泣かせるためあるいは話の筋を整えるために、センシティブなテーマを多用していたとしたら非常に残念です。 話題性だけで買うのではなく、ある程度は覚悟して読んでください。 | ||||
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