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死神永生: 三体Ⅲ
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死神永生: 三体Ⅲの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全180件 61~80 4/9ページ
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三体1は攻殻機動隊 2はヤマト 3はドラえもん かな | ||||
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『三体』の完結編です。 前作からの期待を裏切らないデキで、超おすすめです。 中国の才能が面白い。 | ||||
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『三体Ⅲ・上巻』を読み終えて遂にあの文明が! というところまで来た。宇宙という暗黒の森林から抑止の成立、そして、その抑止を行う上で重要な人間の内面にある素養。 「そうなるのか」と出てしまえば「それしかない」と言える内容の進行に脱帽するばかり。三体Ⅱで一先ずの終結を見たかに思えたその先。三体Ⅲの下巻にてどんな終結が待っているのか。 サブタイトルにあるのは「死神永生」だけにどこにその死神の言葉があてがわれるのか。そして人類の生きる道、ルオジーが質問し、智子が指し示した方法はどんな方法なのか。 場合によっては地球が暗黒の森林の中で最大の技術を持つ最高峰の狩人となる可能性も否定は出来ない。 途中で出会った四次元リングとの繋がり。どんな結末が待っているのか、楽しみでならない終着点。SF最高峰の呼び声高く、映像化もNetflixでのドラマ化が有力視されているとのこと。これは始まったら見なきゃいけない。SF好きでまだ読んでない方は是非とも読んで欲しい一作です。 | ||||
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全巻読了。 三体IIIは、地味に、しかし空想力をとてつもなく広げた展開 過去の名作へのオマージュも垣間見えるが、セカイ系、ヤマト、ジョジョ第六部、トップをねらえなどの香りも少しする。 新しい発想もいくつかある、というかあまりに荒唐無稽で、思いついても普通書かないものを、強靭な知識と筆力で捩じ伏せている。 確かにすごい作品だが、映像化の出来は逆に期待できない。この空想力は映像化すると滑稽に見えてしまうように思う。 発想力は、まだまだ遠くまでいける、ということを思い出させてくれる作品だった。 | ||||
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全巻読了。 三体IIIは、地味に、しかし空想力をとてつもなく広げた展開 過去の名作へのオマージュも垣間見えるが、セカイ系、ヤマト、ジョジョ第六部、トップをねらえなどの香りも少しする。 新しい発想もいくつかある、というかあまりに荒唐無稽で、思いついても普通書かないものを、強靭な知識と筆力で捩じ伏せている。 確かにすごい作品だが、映像化の出来は逆に期待できない。この空想力は映像化すると滑稽に見えてしまうように思う。 発想力は、まだまだ遠くまでいける、ということを思い出させてくれる作品だった。 | ||||
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IIで終わってなかった?と思いつつ読み始めるとなるほど、へーって感じですあっという間読了。 | ||||
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全巻までの渋い本格SFから鮮やかな映像の浮かぶファンタジーの世界? これはこれで楽しいけど今まで緻密な物理考証と比較するとこれはちょっと …と、思いきや、その点も後からちゃんと観測者の勘違いを訂正するところがあって唸らせられました! 文句なしの最高傑作だと思います。 何部目が一番というより、その辺は緩急であって全編通しての最高傑作。 | ||||
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色々な立場や富とかを有効に使わず その時の気分で先行きを決める主人公 科学技術を進歩させるチャンスや、脅迫のチャンスなども台無しにして、 せっかく片思いしてくれてた人が星や避難所を用意してくれても 投げ打ってしまう。 科学技術を無限に進化させて欲しかった俺としては 少し物足りないこの世の終わりだった。 でも、あの主人公なら 次の宇宙には愛情溢れる生き物が溢れる 良い世界を作ってくれると思う。 あれだけ敵対した文明とも友好的になれる人だから。 それでも、俺は数千隻の宇宙艦隊が銀河に進出するような未来が見たかった。 消えゆく線香花火みたいに我々の生まれ故郷が折り畳まれるのは さみしかった。 あの上位存在みてえな野郎、俺の二次創作ではコテンパンにしてやるからな。 | ||||
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死神永生を三日間にわたって読み終わり、今、部屋を見渡して読んでいた世界と今の部屋の時間差に唖然としている自分がいる 頭の中で見える世界にまだ意識が引き摺られたまましばらくはまどろんでいたい気持ちよさ! 日本語での翻訳と作者に感謝します。 | ||||
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ただただ素晴らしい。この作品を日本語に翻訳してくれた皆様に感謝しかない。この作品を生み出してくれた著者の想像力とすべてを描いた体力、知性、そういう物事すべてがありがたい。この作品を読み始めてから過ごした2週間の間に大きな時間の旅行をさせてもらった気分。著者の想像力の豊かさに人間の可能性の偉大さを知り、物語の世界の残酷さ、虚しさ、儚さ、そして愛おしさに、目まぐるしく感情が動かされた。この作品を読み考えている時間が一度も退屈なものにならなかった。確実に人生を豊かにしてくれる作品となった。ただただありがたい。 | ||||
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称心さん滅茶苦茶たたかれてますが、著者は大和撫子的な女性の優しさに憧れを抱いているのかなぁという印象があります(ちなみに翻訳されていない短編にも美しく優しげな日本女性がたまに登場したりします)。強くなければ生きていけない。優しくなければ生きてゆく資格がないbyレイモンド・チャンドラー的な主張を感じました。だからこそラストで質量不足のリスクを犯しながらも性懲りもなくテラリウムこさえたのでは? | ||||
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この三次元の世界で今後これより面白いSFが読めるのか分からない。数百年眠って待つ必要があるかもしれない。 | ||||
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映像化の難しい表現が続きます。 実写ドラマ化が楽しみです。 | ||||
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最高に面白い。純粋にSFを楽しめる。文学作品でなく、素晴らしいSF作品。 | ||||
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本書が三部作である点、その出自など、触れる必要はないはず。SFファンなら誰でも知っている。 SFばかり読んでいた子供時代であったが、近年は縁遠くなってしまっていた。このシリーズは子供時代の興奮を上回った。作者の想像力、科学的な素養に只々脱帽。正視に耐え難い残酷な事態も頻出するが、客観的につぶさに語ることができる超越的な筆致を持つ。僕を含めた人類の、人間原理に浸り切った発想とは一線を画す。神か? 美しい文章を書く作家や、美しい物語を描く作家は素晴らしい、が数多いる。劉慈欣はそれらと違う、孤高にして不世出の恐るべき作家だと思う。必読。 | ||||
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前作のラストがあまりに見事だったので、「綺麗に完結しているのに、まだ続くのか」と思っていた。 本書を一読して、考えが変わった。この壮大な宇宙叙事詩には、決着が必要だ。 断じて大長編にありがちな蛇足やマンネリではない。 重力波通信という切り札によって、地球と三体世界との危うい均衡が保たれる。 冷戦の宇宙版メタファーが見事だ。本書は現代的な宇宙SFであると共に、架空政治小説でもある。 智子と程心の腹の探り合いにゾクゾクする。本作は政治に翻弄されてきた中国の知識人にしか書けないのではないか。「全人類は××に移民せよ」などという不快な状況は、実際に過去の歴史にあったことだ。 「君に星をプレゼントするよ」といった場違いにロマンティックな場面もあり、無味乾燥な未来年代記にはなっていない。普通に小説として面白いのだ。 英語圏には、先端科学を重視するあまり読みやすさを犠牲にした作品が見られる。そういう作にも支持者がいるから、意義はあるのだろう。でも私はSFを娯楽として楽しみたいのだ。贅沢な希望に見事に応えてくれたのが、本書だ。 | ||||
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なんかもう、凄すぎて言葉が出ない。上巻はポリティカル・フィクションの側面が強かったが、下巻で再び本格宇宙SFの魅力を発揮する。 両国首脳の監視下に程心と雲天明の面談が行われる。 天明の語る創作童話には、重大な情報が隠されていた。凝った趣向に感心する。光粒による太陽暴走から逃れるため、人類は三つの可能性を探る。どれも一長一短で、自分が指導者ならどれを選ぶかと考え込んでしまった。 誰も私には頼んでないけどね。それほど物語に没入した。 木星や土星を掩体として身を隠すというスケールの大きさに驚いたが、この程度で驚くのは早かった。Ⅱで地球が総力を結集した宇宙艦隊が、たった一隻の涙滴型飛行体に赤子の手を捻るように叩き潰されるシーンは凄絶だったが、本書の大破壊はそれを遥かに上回る。 これこそがSFの発想だ。SFはかなり読んでいるが、本作のような攻撃は見たことが無い。絶賛に値するアイデアだが、もちろんその後の展開も凄い。 どんな文明もいずれは滅びるし、生命もいつかは死に絶える。 でも生きた証を残せれば、それでいいではないか。 静かな諦念と無常観の漂う結末は、作者が同じ東洋人であることを感じさせる。 欧米圏の作家には書けない世界だ。 プロットは壮大かつ雄渾で、最新科学と奇抜なアイデアが無理なく並列している。 今の世でこんなSFが読めるとは。というか、SFにはまだこれだけの力があるのだ。SFの可能性を証明してくれた作者に感謝したい。 | ||||
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重厚長大、シロウトに難解な宇宙物理検証、緻密な情況描写と心理描写。これでもかと畳みつける物語り運びにしばし秋の夜長を忘れ睡眠不足気味。J.P.ホーガンに熱を上げた若かりし頃を思い出し、3部作一気読みしてしまった。 大変失礼ながら、十年前、彼の国で本書のようなハードSFがこの世に現れていた事に驚愕。キーパーソンや固有名詞に漢字が多いことが、ちょっと… しょうがないか。 | ||||
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私はSF小説をよく読みますが、この三体シリーズには他に類を見ない迫力があり、圧倒されました。 それは作者の勇敢で野心的な姿勢から来るものであり、作中で語られる重要なメッセージともつながるものだと思います。 多くのSFでは、未来のテクノロジーこそ提示するものの、その原理にまで踏み込むことは少なく、飽くまで設定を活かしたドラマに主眼が置かれます。 しかし、劉慈欣は三体シリーズにおいてできるだけ説得力を持たせるために原理も含めてテクノロジーを提示することにこだわり、読者に対して果敢に想像力の勝負を挑んで来ます。 これは非常に大変なことで、知識と想像力を総動員しなければなりませんし、一歩間違えば陳腐なものになり、逆に読者を興ざめさせかねません。 ですが、本シリーズではその努力が見事に功を奏しています。 また、作中でおとぎ話が提示され、それに対して有識者たちが様々な側面から高く評価するシーンがありますが、これもよほど考え抜いて提示しなければ読者を興ざめさせかねない要素であり、作者として相当な勇気と覚悟が必要だったと思います。 三体シリーズは、こうした非常に骨の折れる挑戦の連続から生み出された勇敢で野心的なSFであり、作中語られる重要なメッセージもそうした姿勢とつながっていて、だからこそ圧倒的な迫力があるのだと思います。 | ||||
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三体Ⅲ「死神永生(上)」読み応えありました。抑止紀元、送信紀元などの章がいつもより細かった気がしますね。 主人公が羅輯に代わりエンジニアの程心というヒロインになりました。階梯計画からめきめき頭角を現して執剣者にまでなった彼女と同級生雲天明の劇的で深遠な関係がⅢ部に力強さを与えてますね。ここまで劇的な再開をする男女も、物語上でもそうそうないでしょう…。 藍色空間と万有引力というⅡで登場し、逃避したり生き残り合戦をしつつ勝ち残り、今尚宇宙を漂流し続ける2隻の戦艦。Ⅱの頃、はじめ彼等のエピソードは何なのだろうと感じていたけど、結果的に水滴や三体を攻略する糸口を見つけてゆく存在ということで、ちゃんと物語に絡んでいましたね。彼らは船内の不可思議な現象を通して4次元に遭遇しました。4次元から3次元を見ると言うのが興味深かったです。 程心の抑止失敗後、地球は一時的に智子率いる三体世界に侵略され、オーストラリアに全人口が集められるという散々な目にあったが、例の2隻の戦艦の送信劇であっけなく三体の星は撃破されました。 まだ三体残存勢力と送信後の余命いくばくも無い定めらしき地球とが駆け引きし合っている段階でしょうか。それを打破してゆくのが何らかのメッセージを受けた程心というところ。続きはⅢの下巻ですね。 予想を超える様々アイデアが面白いですが、なんというか、三体上巻以降、いわゆる三体人が出てこないですね。智子のように操られてるキャラクターは出てますが…。 これはつまり三体人を間接的に描いてる感じですね。三体世界に対する地球人のリアクションを通して読者が三体人を想像しているのだと思われます。 素晴らしい作品ですが、三体人や三体世界は以外にも霧がかってる様に感じます。 また三体人が猜疑連鎖や黒暗の森林理論を知らないのは不思議だし、はたまた 上巻のVRでの勧誘作戦も必要だったのかという疑問は少々ありますね。 しかしそれをある程度どうでも良くするだけの圧倒的な世界観をこの作品が持っている事は言うまでもないと個人的には思います。 最終巻はもう次がないのでゆっくり読めます。 | ||||
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